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屋根カバー工法を失敗しない為の基礎知識知っておくべき3つのメンテナンス方法

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失敗しない為に知っておくべき3つの屋根メンテナンス方法

普段あまり気に留めることもない”屋根”ですが、皆様の大切なお家を、最前線で守ってくれている非常に重要な箇所です。
屋根は、晴れの日の容赦のない強い紫外線をはじめ、雨、強風、砂やほこりなど、春夏秋冬様々なダメージが蓄積されています。

屋根のダメージ瓦の屋根では、漆喰が剥がれたり、棟のズレ、瓦のズレや割れが起こります。漆喰剥がれ
漆喰の崩れ
スレートの屋根では、基材の劣化による風化、クラックや割れ、ズレなどが起こります。スレート劣化
割れたスレート屋根
いずれの症状もそのまま放っておくと、雨漏りの原因になってしまいます。
雨漏れを放置してしまうと、屋根材の下に貼ってある屋根の二次防水である“防水紙(ルーフィング)”が傷んできます。
劣化した防水紙
築30年以上の防水紙
防水紙が傷み、破れてしまうと雨水は、直に屋根裏に侵入してしまい、漏水が始まると内部の下地材や骨組みである野地板・垂木腐食していき、屋根材が剥がれやすくなります。お家の中に雨が侵入すれば、天井・クロス・床も傷んでしまいます。
雨漏れ事例
こうなってしまうと、屋根職人だけで済むはずのメンテナンスも、大工職人・内装職人も必要になってしまいます。それだけメンテナンスにかかる費用も嵩んでしまいます。
最悪のケースでは、室内の天井から空が見えてしまうほどの穴が開くこともあります。
※実際にあったケースです。
このような事態になる前に屋根のメンテナンスは、行わなければなりません。
屋根は、雨漏れを含め非常にデリケートで専門的な知識が必要になります。

屋根職人

業者によって提案してくる内容も様々です。一般の方は、何もわからないだろうと、いい加減な内容の工事を高額で提案してくるような業者も少なくありません。

悪 訪問販売悪 ドローン
一昔前と違い今は、インターネットの普及により一般の方でも屋根の専門的な知識を身に付けることが可能です。本記事を参考にリフォームの種類や特徴を学んで頂ければ幸いです。

勉強勉強

主に屋根のメンテナンスリフォームには、屋根塗装・屋根カバー工法・屋根葺き替え3種類があります。
本ページでは、屋根のメンテナンスの種類・サイクル・予算帯を詳しくご紹介させていただきます。

メンテナンス方法 内容
屋根塗装屋根塗装 プレマテックス ケイセラチタンクール 中塗り 屋根塗装は、屋根を塗装することによって行うメンテナンス方法です。長期的に考えると必要なメンテナンス回数が多くなってしまいますが、1回あたりの工事費用が安価なのが特徴です。
カバー工法屋根カバー工法 失敗 カバー工法は既存の屋根材の上に新しく屋根材をかぶせるメンテナンス方法です。工期が短く、廃材が少ない為、葺き替えに比べると工事費用が安く抑えられる特徴があります。
葺き替え屋根葺き替え 葺き替えとは、既存の瓦やスレートなどを撤去して、新しい屋根材で葺き替えるメンテナンス方法です。下地から補修・点検できるため、費用は嵩みますが屋根の寿命を大きく伸ばすことができます。

それぞれのメンテナンス方法のメリット・デメリットとメンテナンス選びのポイントを知って頂き、決して安くはない屋根リフォームですので、絶対に失敗することがないよう、皆様のお家に合ったメンテナンス方法を見つけることにお役立て頂ければと存じます。

安価でお手軽なメンテナンス方法 屋根塗装/塗り替え

屋根塗装

特徴

屋根塗装・屋根塗り替えは、他の屋根カバー工法・屋根葺き替えに比べ費用が安く、工期も短いというメリットがあります。
また、塗料は、カラーバリエーションが豊富なため、さまざまな印象を楽しめるのも魅力です。屋根の劣化状況が軽度であれば、補修して塗装することもでき、お家のイメージチェンジが、可能となります。
昨今では、塗料の開発も進み、各塗料メーカーから高性能・高耐候な塗料が出ています。

注意点

以前まで”屋根”は、外壁と一緒で、塗装すれば大丈夫と思われていました。
しかし、基材の損傷がひどい場合や、築年数が長い場合は、紫外線などにより防水紙(ルーフィング)が傷んでいる可能性がありますので注意が必要です。
その場合、塗装して見た目が綺麗になっても雨漏れすることがあります。
または、築20年前後のお家ですと”塗装できない屋根材”で施工されている可能性が非常に高いです。
塗装しても割れてしまうので、屋根カバー工法・屋根葺き替えが必要となります。
塗装できない屋根材

1990年後半〜2000年初期頃までに各建材メーカーから製造・施工された屋根材のほとんどは、アスベストの健康被害を危惧し、2004年に定められた規制をクリアする為にアスベストを使用せずに製造・販売されたノンアスベスト屋根材です。

規制によりアスベストを使用せず、パルプ繊維などに切り替えられた屋根材は、耐久性が低下し、施工後にクラック・割れ・剥離などの様々な不具合が確認されています。
耐久性がないので、人が屋根に乗り歩けば簡単に割れてしまいますので、塗装工事を行うことにより、劣化が進んでしまうケースが多々あります。
上記の年代に当てはまる時期にお家を建てられた方は、塗装できないとお考えください。
※2000年初期以降に建てたお家であっても、当時のハウスメーカーが在庫のスレート材で施工したケースもあります。
少しでも怪しいと思ったら工事する前に確認が必要です。
お近くの屋根専門業者に診てもらいましょう。

塗料の厚みって?

参考までに、一般的な塗料の膜厚は、下塗り材・中塗り材・上塗り材で計3回塗りしたときの平均膜厚は、0.1mm(100ミクロン)です。身近なものでいえば、郵便切手・一万円札、人の髪の毛の太さに近い厚みになります。

切手札髪の毛
塗膜0.1mmと考えると紫外線・雨・風・雪と四季折々、様々なダメージに晒されている屋根を長期的に保護するには、少し心許ない気がします。
最大のデメリットとして、屋根塗装は、塗膜によって屋根材表面の防水性を高めるだけなので、屋根防水の要でもある、防水紙(ルーフィング)のメンテナンスが出来ません。
劣化した防水紙
築30年以上の防水紙
しっかりと屋根のメンテナンスをされたい方などには、不向きかもしれません。


メリット・デメリット

メリット デメリット
  • 1回の工事費用を低予算で抑えられる
  • 工事期間が短い
  • 塗り替えのたびに色替えが楽しめる
  • 時間の経過とともに色あせする
  • 定期的なメンテナンスが必要
    (放置しておくと、塗膜が劣化し屋根が損傷し、雨漏りすることも)
  • 定期的に塗り替えるので、そのたびに費用がかかる
  • 塗装工事中にも割れる危険がある
  • 保証期間が短い場合が多い
  • 屋根の二次防水でもある防水紙が劣化したまま
  • 塗っては、いけないスレート屋根材がある
こんな方におすすめ
  • カラーバリエーションを楽しみたい方
  • 短期的に費用を抑えたい方
  • 施工の工期を短くしたい方

人気の塗料

オススメの塗料をご紹介します。

アステック スーパー遮熱サーモFアステック スーパー遮熱サーモF
< 遮熱に特化した塗料 >

特殊無機顔料を使用することにより、高い日射反射率で、屋根の温度上昇の原因となる近赤外線を効果的に反射しま す。近赤外線を吸収し、温度上昇しやすい色でも屋根表面で未塗布部分と比較して15.7°Cの差が出ました。

色あせしにくく、塗り替え後の美しい屋根色を長期間維持します。

アステック スーパー遮熱サーモF オフィシャルサイト
https://astecpaints.jp/feature/thermal-barrier-paint/

プレマテックス タテイル2

プレマテックス タテイル2
< 耐候性に特化した塗料 >

現在最も高耐候と言われている無機塗料を越える”有機HRC樹脂塗料”です。
有機HRC技術により無機塗料を凌ぐ超耐候性
雨水が汚染物質を流し落とすハイドロクリーニング効果により藻やカビに対しても強い抵抗力を発揮する超低汚染性<外力によって破壊されにくい性質を持つ塗膜は、しなやかで強く基材の膨張・収縮にも追従する高靭性
高い塗着力と抜群の隠ぺい性で作業性に優れ、驚くほどの美しい仕上がりになる高密着性
ミクロレベルでの平滑性を可能にし、なめらかな仕上がりで高い光沢感を実現した高光沢性
現在における最高スペックの塗料となります。

プレマテックス タテイル2 オフィシャルサイト
https://www.prematex.co.jp/special-products/tateil2/

◇ナタリールーフの屋根塗装工事の施工事例◇

ナタリールーフで屋根塗装工事をお任せして頂いたお客様の施工事例の一部です。
ご参考までにご覧ください!
https://arise1.jp/works/works_tax/wallpaint/

金属屋根で包み込んで、新築同様の仕上がりに 屋根カバー工法

大公開!ナタリールーフのリフォーム事例

下地からしっかり直す 屋根の葺き替え

大公開!ナタリールーフのリフォーム事例

まとめ

いかがでしたしょうか。
3種類の屋根リフォームのメリット・デメリットをご説明させて頂きましたが、皆様の参考になりましたでしょうか。
それぞれに特徴があり、お家の屋根材や状態によってメンテナンスの方法は、変わってきますので、皆様のお家の屋根の状態にあったメンテナンス方法を選んで頂きたいと思います。

屋根リフォームを失敗・後悔しないためには、皆様に正い知識を学んで頂くことも大切なのですが、同じく大切なのは、信頼出来る”業者”を選ぶことです。
多くお話を聞くのが突然、「近くで工事している者ですが、屋根の状態がおかしいから登って見てみます」などとピンポンを押してくる訪問販売の業者に屋根を見てもらったが、有る事無い事言って高額な工事をさせられたという話を昔も今も頻繁に伺います。
更に悪質なケースですと、屋根に問題などないのに、登った時に屋根を故意に壊してしまう業者も少なくありません。
難しいのが、本当に屋根に不具合があって声をかけてくる業者もいるので、屋根に登らせる前に、本当に近くで工事しているか、ご自宅の近くの地域の会社なのかを、しっかりと調べてから、調査をお願いしましょう。

どれだけ皆様に正い知識を身に付けて頂いても、実際に施工する業者や職人選びを間違えてしまうと大変なことになってしまいます。
そちらに関しては、こちらの記事で詳しく解説しておりますのでご覧ください。

業者の選び方

正い知識を学んでもらい、信頼できる業者に工事を依頼すれば、大切なお家の”長期延命”に繋がります。施工費に見合った満足感も得れること間違いなしです。
少しでも屋根が気になった時は、お近くの屋根専門業者に診てもらいましょう。

皆様に絶対に後悔しない屋根のメンテナンスをして頂ければ幸いです。

ナタリールーフのホームページへようこそ

矢野 佑介

ナタリールーフ(株式会社ARISE)

代表取締役矢野 佑介
YUSUKE YANO

はじめまして。ナタリールーフのホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。ナタリールーフは、入間市・狭山市に地域密着の屋根リフォーム・雨漏り修理専門店です。
弊社は創業以来、地域に密着して屋根リフォーム工事・雨漏り修理の専門店として、自社専属職人と自社施工管理者による丁寧な施工をさせて頂いています。
また、屋根に関して、安心してご依頼いただき、お客様の大切なお住まいを守るために最適なご提案をさせて頂いています。
屋根の劣化は自分たちでは気づきにくいものです。
自分たちで気づかない場所だからこそ、一年に一回は定期点検をすることをお勧めしております。もしその際、ナタリールーフが皆様のお役に立てる場面があれば幸いです。
お客様がご納得いただけるまで親切丁寧にご説明いたしますので、気軽にご相談くださいませ。

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