屋根のメンテナンス時期〜アスファルトシングル〜
2023.03.04 (Sat) 更新
皆様こんにちは!
入間市・狭山市・飯能市・所沢市に地域密着の屋根リフォーム専門店 ナタリールーフです。
地域の皆様に、屋根リフォームで失敗しないために屋根に関する基礎知識をご紹介させていただきます。
屋根のメンテナンス時期〜アスファルトシングル〜
「屋根が汚れてきたなー」
「台風きたけど家の屋根大丈夫かな」
「前回メンテナンスしてから10年経つけど屋根どうなってるんだろ」
などなど、、
屋根は、気になり出してもご自身では、メンテナンス時期なのか、メンテナンスの必要があるのかが分かりづらいですよね。
そんな屋根のメンテナンス時期やポイントなどを解説させて頂きます。
屋根材によってメンテナンス時期はことなります。
今回は、アスファルトシングル のメンテナンス時期や、注意するポイントについて解説していきます。
↓アスファルトシングルの特徴やメリット・デメリットについてはこちらをご覧ください
目次
1. アスファルトシングルとは
ガラス基材にアスファルトを浸透させ、表面に石粒を吹き付けてある屋根材です。シート状で扱いやすく、複雑な屋根形の屋根でも施工しやすいのが特徴です。
石粒の色によって豊富なカラーバリエーションがあり、洋風な家だけでなく和風の家にもマッチします。
各メーカーから”アルマ” ”オークリッジスーパー” ”リッジウェイ” などの製品が販売されています。
2. アスファルトシングルのメンテナンス時期
アスファルトシングル屋根の耐用年数は、20年前後と言われております。
ですがアスファルトシングルの製造年やお住まいの立地や環境により一概に20年とは言えません。
アスファルトシングルが日本で使用され始めたのは1950年頃からですが、以前のアスファルトシングルは耐久性に関して若干の不安が指摘されていました。
その後、各メーカーでの開発が進み現在では、品質や耐久性が向上されています。
これれらを踏まえると、お住まいの築年数や屋根の状態によってメンテナンス時期は、変わってきます。10年を目安に、点検を依頼し、メンテナンスの必要があるかを判断していくことをお勧めします。
また、20年以上経っている場合は、アスファルトシングルがしっかりしていても屋根材の下に貼ってある「ルーフィング(防水紙)」が劣化してしまうので、屋根全体のメンテナンスが必要になります。
↓ルーフィングの重要性に関しては、こちらの記事をご覧ください。
3. アスファルトシングルのチェックポイント
石粒の剥離
アスファルトシングル材は、表面をストーンチップ(石粒)でコーティングしてあります。
ストーンチップは、施工時にある程度剥がれてしまう事を考慮して余分につけられていますので、施工後約半年程は、自然落下し雨樋やベランダに落ちてきます。
それとは別に、経年劣化によっても徐々にストーンチップが剥がれてきます。
ある程度の剥がれでは、問題ありませんが、ストーンチップが多く剥がれてしまうと、アスファルトシングルの素地の劣化が進んでしまいますので、定期的なメンテナンスは必要となります。
めくれ
アスファルトシングルは、専用のセメント接着剤や釘を使用して施工します。
このセメントの塗布や圧着が不十分の場合、素材自体が柔らかいので強風に煽られてめくれや剥がれてしますことがあります。
欠落・飛散
崩れ落ちたシングル材
アスファルトシングル材は、表面のストーンチップが剥離し、素地が劣化してくると崩れ落ちてきます。また、施工時に接着が甘かった場合も台風など強風によってめくれ上がり、折れ曲がった箇所を起点に破れることもあります。
棟板金
屋根材以外の気にしなければならないポイントが「棟」箇所です。
アスファルトシングル屋根の棟の納め方は、2パターンあります。
棟板金納めの場合は、「貫板」と呼ばれる木下地に釘で取り付けられています。その木下地が経年により劣化すると釘が抜けやすくなり棟板金が浮いてしまいます。
棟板金が浮いてしまうと、台風などの強風で煽られ飛ばされやすくなってしまうので、定期的なメンテナンスが必要です。
棟板金は、トタン(鉄部)なので、サビにも注意が必要です。放置しておけば穴が開いてしまい、雨漏れに繋がります。
もうひとつは、同質棟納めです。
同質棟納めのニチハ、アルマ
同質棟納めとは、シングル屋根材と同質(同じ)素材で棟を納める施工方法です。
屋根全体に統一感が出るので人気の施工方法です。
同質棟も屋根材と同じく、釘とセメント系接着剤を使用して貼っていくので、めくれや剥がれがないか定期的なチェックが必要です。
築年数
先述したようにアスファルトシングルの基材を定期的にメンテナンスしていても、その下に貼ってあるルーフィング(防水紙)は、メンテナンスできていません。
定期的に塗装し、石粒の剥離や、剥がれがないアスファルトシングルでも築年数が長く経っている場合、その下に貼ってあるルーフィングはボロボロというケースも多くあります。
築20年以上経っているルーフィング
築20年を過ぎたあたりからは、ルーフィングをメンテナンス出来る「屋根カバー工法」「葺き替え工事」をご検討ください。
4. アスファルトシングルのメンテナンス方法
補修
先述したようにアスファルトシングルは、接着が甘いと強風などでめくれたり剥がれたりすることが多いです。
全体的な劣化による、剥がれではなければ、部分的にセメント系接着剤で補修することが可能です。屋根材自体が剥がれたり、破れたりしてしまうと新たな屋根材が必要になってしまうので、めくれ程度の状態で補修が必要です。
塗装
アスファルトシングルは、塗装のメンテナンスも有効です。
塗装することで、アスファルトシングル表面のストーンチップが剥がれないように保護する目的で塗装をします。
使用する塗料には、注意が必要です。
塗料には、大きく分けて油性タイプと水性タイプがありますが、アスファルトシングルを塗装する際は、「水性塗料」を使用してください。
油性タイプ(溶剤)の塗料を塗ってしまうとアスファルト成分が溶けてしまい、耐久性が落ちてしまいます。
塗装する際には、縁切り(えんぎり)も大切です。
屋根材を塗装すると、屋根材が重なっている箇所に塗料が入り込み、屋根材と屋根材がくっついてしまい隙間が無くなってしまいます。この隙間が無くなってしまうと雨水の逃げ道が塞がれてしまい雨漏れに繋がってしまいます。
縁切りとは、塗料の乾燥後に屋根材の隙間に入り込んだ塗料を剥がし隙間を確保する作業です。
屋根カバー工法
屋根カバーエ法は、既存の屋根の上に新しい屋根材を乗せ、古い屋根ごとを新しい屋根材でそっくり包み込んでしまう工法です。
新しいルーフィング(防水紙)を貼ってから屋根材を葺いていくので、塗装工事では、メンテナンスできないルーフィングが新しくなるのがメリットです。
既存の防水紙・既存の屋根材を含めて屋根の防水性が二重になるのも安心できるポイントです。
もちろんアスファルトシングルの上にまたアスファルトシングルを貼ることも可能ですし、屋根の雰囲気を変えたければ、軽量の金属屋根材もお勧めです。
昨今の金属屋根材は、ガルバリウム鋼板で作られており非常に軽量かつ耐久性に優れています。屋根が二重になってもお家にかかる負担は、少ないです。
メンテナンスを定期的に行うという考え方ではなく、一度のメンテナンスで長期的に屋根を保護し、将来にわたって発生する費用(ライフサイクルコスト)を抑えるという観点からも屋根カバー工法は、お得です。
屋根葺き替え工事
葺き替えとは、既存のアスファルトシングルを撤去して、新しい屋根材に葺き替える工法です。
下地の劣化が軽度であれば「カバーエ法」を採用することができます。
しかし、下地である野地板が傷んでしまっている場合は、新たに野地板を貼ってから葺き替える必要があります。
↓こちらは、瓦屋根葺き替え工事の様子です。
まとめ
アスファルトシングルの耐用年数は、20年前後。
10年過ぎたら点検を依頼することがお勧め。
基材が柔らかくセメント系の接着剤を使用して施工しているので、接着が甘いとめくれや剥がれる危険性がある。
台風や強風の後は、屋根を確認した方が良い。
メンテナンス方法は、4つ
補修・塗装・屋根カバー工法・葺き替え工事
屋根の状態に合わせた、メンテナンス工事を行いましょう。
お住まいのアスファルトシングル材が、気になった場合、まずはお近くの屋根専門業者に診てもらいましょう。
↓アスファルトシングル ニチハ アルマの施工事例はこちら
今回は、アスファルトシングルのメンテナンス時期やチェックポイントなどについてご紹介させていただきました。
契約後に施工に関してトラブルが発生してしまった、屋根材の種類が分からず補修方法を決めかねている、ニューライナールーフィングを使用して施工してもらいたい、お住いの屋根が塗装できない屋根材なのか不安といった方や、ここ数十年屋根のメンテナンスを行ったことのない方はぜひ一度ナタリールーフの無料屋根点検をご活用ください。
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