石粒付き鋼板屋根材のすべて
2023.10.10 (Tue) 更新
入間市・狭山市・飯能市・所沢市に地域密着の
屋根リフォーム専門店 ナタリールーフです。
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地域の皆様に、より良い屋根リフォームを行なって頂けるように屋根に関する有益な情報を発信させて頂きます。
〜〜石粒付き鋼板屋根材のすべて〜〜
屋根カバー工法を行う際、一番重要となってくるのが「屋根材選び」ではないでしょうか。
現在、カバー工法に適している屋根材は、無数に存在しています。
それぞれにメリット・デメリットがあり、家の屋根型や立地などによってもお勧めできる屋根材は変わりますので、実際どれが一番良い屋根材かを決めることは出来ません。
その中でも昨今、確実に候補に挙がってくるのが「石粒付き鋼板屋根材」です。
弊社ナタリールーフでも「石粒付き鋼板屋根材」は各種メーカーの取り扱いはしております。
なかでもルーフィタイルグループジャパンの「一閃」は大変人気の屋根材となっています。
今回は、そんな石粒付き鋼板屋根材についてのすべてを解説していきます。
目次
ガルバリウム鋼板とは
構造
ジンカリウム鋼板との違い
同質役物の存在
石粒にも種類がある
インターロック工法とクリップロック工法
地震に強い
強風・雨に強い
遮音・断熱
雪止め不要
屋根カバー工法に最適
色褪せしにくい
長期保証
Dee Trading ディートレーディング
伊藤忠建材
LIXIL リクシル
ROOF TILE. GROUP JAPAN ルーフタイルグループジャパン
1. 石粒付き金属屋根材とは
「石粒付き金属屋根材」とは、ガルバリウム鋼板やジンカリウム鋼板を基板とし表面を石粒(ストーンチップ)でコーティングしてある屋根材です。
国内では、様々な名称で呼ばれており、ジンカリウム鋼板、自然石粒鋼板製屋根材、天然石化粧屋根材など数多くの呼び名が存在しますが、全て同じ構造の屋根材を指しています。
発祥は、ニュージーランドのデクラ社ですが、現在では数多くのメーカーが製造しておりそのほとんどが海外メーカーとなっています。
金属屋根の老舗メーカーであるデクラ社の「石粒付き金属屋根材」は、世界80カ国以上で60年以上の実績があり日本国内でも25年以上の実績約30万棟に採用されています。
金属の中でもサビに強いガルバリウム鋼板の表面を石粒でコーティングし保護しているので、色褪せの心配や塗り替えの必要がなく、軽量かつ耐久性に優れ、屋根リフォームに最適な屋根材として大変人気の屋根材です。
まずは、基板である「ガルバリウム鋼板」に付いて詳しく解説していきます。
ガルバリウム鋼板とは
先述したように「石粒付き金属屋根材」とは、ガルバリウム鋼板の表面にストーンチップがコーティングしてあります。
まずは素地である「ガルバリウム鋼板」について簡単に説明させて頂きます。
これまで金属建築資材の多くには、鋼板にアルミメッキを施した”トタン”が金属資材として多く使われていました。
しかし亜鉛メッキが劣化し剥がれると、防食機能が失われ、錆びてしまうという問題がありました。
そこで、亜鉛の防食機能にアルミニウムの保護作用や耐食性を加えることで、自己修復作用を備えた「ガルバリウム」が1972年頃にアメリカで開発されました。
”亜鉛の防食機能”と”アルミニウムの耐食性”により錆びを防ぎ、従来の亜鉛メッキ鋼板(トタン)よりも耐久性を大幅に高めたガルバリウムを、鋼板(鉄板)にメッキ処理したものが「ガルバリウム鋼板」です。
最大の特徴として、軽量かつサビに強いということです。
1990年代以降は、亜鉛メッキトタンに代わり、屋根材や外壁材などの建築資材として多く使われるようになりました。
このような性能を持つ「ガルバリウム鋼板」に、石粒をコーティングしたものが石付きガルバリウムです。
構造
石粒付き金属屋根材の構造は、ガルバリウム鋼板に石粒がコーティングしてあるといった至ってシンプルな構造ですが、実際はいくつかの層になっており、鋼板と石粒の密着を高めています。
下の図は、ナタリールーフの主力商品であるルーフタイルグループジャパンから発売されている「一閃」の断面図ですが、
下の図は、下の図は、ナタリールーフの主力商品であるルーフタイルグループジャパン「一閃」の断面図ですが、その他メーカーの石粒付き金属屋根材もほぼ同じような構成で仕上げられています。
石粒付き金属屋根材は、化粧スレート屋根や瓦屋根に比べ軽量かつ「薄い」作りになっています。
実物を見て頂ければわかりますが、薄いからといってチープな感じではなく、天然石ストーンチップの効果により、重厚感も兼ね備えており非常にバランスの良い作りになっています。
一閃に関していえば「独自の8層構造」で作られています。
順に、
0.35mmのガルバリウム鋼板(アルミ亜鉛合金メッキ+鋼板+アルミ亜鉛鋼板メッキ)
プライマー(接着剤)
ベースコート(下地層)
天然ストーンチップ(セラミックコーティング)
トップコート(表面保護)
といった構造になっています。
溶融55%アルミ亜鉛めっき鋼板(ガルバリウム鋼板)は、亜鉛めっき鋼板の3〜6倍の耐久性を持ちます。
特殊アクリルコート済みのガルバリウム鋼板をプレス成形後、独自開発した接着層であるベースコートをコーティングすることで、ガルバリウム鋼板とセラミックコーティングされた天然石ストーンチップをしっかりと密着させています。
ガルバリウム鋼板をストーンチップでしっかりと被覆しているので耐久性がより高まります。
非常に耐久性の高いガルバリウム鋼板の表面を更にストーンチップでコーティングしているのですから耐久性は折り紙付きです。
多くのメーカーが石付きガルバリウム鋼板に対して最大「30年の製品保証」をつけているほどの耐久性能を誇ります。
メーカーが保証を出す場合、劣化し損壊してしまうであろう年数よりも余裕を保って保証期間を設定します。つまり30年の製品保証を出しているということは、30年以上の耐久性が期待できるということです。
事実、ガルバリウム鋼板の耐用年数だけでも20年から30年と言われています。更にストーンチップ(石粒)を特殊な工程でコーティングしているのですから、メーカー30年の保証も頷けます。
ジンカリウム鋼板との違い
石粒付き金属屋根材は、他にも多くの呼び名が存在します。
・ジンカリウム鋼板
・自然石粒鋼板製屋根材
・天然石化粧屋根材
・ストーンチップ屋根材
・ストーンチップ鋼板
いずれも名称が違いますが、ほぼ同じ構造の屋根材となります。
石粒付き金属屋根材(ここでは、ジンカリウム鋼板のものも含めて総称とします。)のほとんどは外国で作られた輸入品です。
原産国は、ベルギー・ニュージーランド・韓国・中国のものが多く、原産国も違えば、製造会社も様々ですし、輸入代理店も様々です。
屋根材の総称も国やメーカーにより違い、日本の輸入代理店によっても名称は変わってきますので、商品名も違ってくるのは当然です。
中でも「ジンカリウム鋼板」に関しては、一部では、ガルバリウム鋼板よりも耐久性が高いなどと言われていることがありますが、耐久性は変わりません。
なぜなら、ジンカリウム鋼板とガルバリウム鋼板は、同じ組成の鋼板だからです。
Zincalume®︎(ジンカリウム)=オーストラリア BlueScope社登録商標
Galvalume®︎(ガルバリウム)=アメリカ BIEC International社登録商標
ガルバリウム鋼板®︎=日本 新日鉄住金登録商標
商標登録した会社によって名称が異なるのはよくある話です。
ジンカリウム鋼板・ガルバリウム鋼板共に、「アルミニウム55%・亜鉛約43%・シリコン約2%の組成で構成されています。
なので鋼板そのものの耐久性も変わりません。
原産国や大元のメーカーによって多少の違いはあるかもしれませんが、ジンカリウム鋼板とガルバリウム鋼板としての性能の違いは、ほぼ無いと言えるでしょう。
一部の業者が、ジンカリウム鋼板=石付きガルバリウム鋼板の名称と謳っている為に、ジンカリウム鋼板は、ガルバリウム鋼板より耐久性が優ると勘違いされてしまったのかもしれません。
同質役物
屋根には、棟・ケラバ・雨押さえなどの部位がありそれぞれに特殊な部材を必要とします。
その多くは屋根材と同じ素材ではなく板金(鋼板)で作られています。
化粧スレート屋根の棟板金
化粧スレート屋根のケラバ板金
化粧スレートの屋根は、棟・ケラバ・雨押さえ全てが板金仕上げとなっています。
しかし「石粒付き金属屋根材」の多くは、これらの板金仕上げの箇所を「同質の役物」で仕上げることができます。
同質とは、本体と同じものでできているということです。つまり石粒付き金属屋根材であれば、本体と同じ表面が石粒でコーティングしてある役物で仕上げることができるということです。
同質ではない板金仕上げに問題があるわけではありませんが、本体と同じように役物も石粒でコーティングしてある方が耐久性が保てます。また全てが同質素材になっていると屋根の一体感が増すので美観も良くなります。
石粒にも種類がある
石粒付き金属屋根の表面にコーティングしてある石粒は、主に原産国で採掘された石を加工して使用しております。
大きく分けると天然石を砕石し、そのままの状態でコーティングしてあるものと、砕石した石をセラミックコーティングしたものの2種類があります。
メーカーや商品によって、使用する石の種類や粒の大きさが僅かに違ってきます。
ディーズルーフィング ディプロマットスター
デクラ ミラノ
ルーフタイルグループジャパン 一閃
インターロック工法とクリップロック工法
石粒付き金属屋根材はいくつものメーカーから様々な形状のものが発売されていますが、大まかな構造自体は基本的にはどれも一緒です。
本体の形状(見た目)以外の大きな違いの一つとして挙げられるのが、屋根を葺いていく際に、本体同士を結合させる箇所の形状の違いがあります。
インターロック工法
野地板に屋根材を専用ビスで固定し上の列の屋根材と重ねてまた専用ビスで固定します。
上下の本体同士を専用ビスで固定しているので、強風に対しての安心感があります。
クリップロック工法
嵌合式とも呼ばれている工法。屋根材同士の結合部が嵌合式となっており、野地板にビスで固定した本体の上に引っ掛けるように2枚目を重ねて葺いていく工法です。
クリップロック工法の機構によって高い耐風性と水密性を発揮します。
インターロック工法とクリップロック工法それぞれに良さがありますが、どちらの工法もメーカーの実験によって耐風性・水密性を保証されていますので安心できる工法であるといえるでしょう。
3.メリット
地震に強い
地震大国とも言われる日本。
屋根材を選ぶ上で非常に重要となってくるのが屋根材の重さです。
先述したように、石粒付き金属屋根材は、非常に軽量に作られています。
日本では古くから使用されている和瓦は、新築ではあまり見られなくなりましたが、地域によってはいまだに多く使われています。
瓦には瓦のメリットが数多く存在しますが最大のデメリットとして重さがあります。
和瓦の重さは、1㎡あたり45〜60kgあります。
この重さは、耐震という観点から見ると非常にリスクと考えられます。
それに比べ「石粒付き金属屋根材」の重さは、1㎡あたり6.5〜7kg
100㎡(30坪)の屋根に換算すると和瓦6000kg(6t)に対し一閃は、650kg〜700kg。
約9分の1の重さになります。
ルーフタイルグループジャパン「一閃」大人が片手で持てる軽さ
ちなみに、現在日本の住宅において多く普及している「化粧スレート屋根材(コロニアル)」の重さは、1㎡あたり20kg、100㎡だと2000kg(2t)です。
スレート屋根材に比べても石粒付き金属屋根材は、3分の1の重さです。
地震の際、屋根の重量は、そのまま住宅に加わる負荷に直結すると考えられます。
地震の多い昨今、屋根材は、軽いに越したことはありません。
屋根を軽量にすることで、家全体にかかる重力が軽くなり荷重が小さくなるため、地震の揺れを軽減できます。また家の重心が低くなることにより耐震性を高め、建物の構造負担も軽減することができます。
事実、弊社で「瓦屋根」から「一閃」に屋根を葺き替えるお客様の多くは、雨漏りや劣化症状がそこまで酷くなくても、有事の際の「瓦の重さ」が心配で屋根を葺き替えを検討し始めたとのことでした。
屋根の軽さは、お住まいになられている方の「安心」にも大きく繋がります。
また築年数の古い瓦の施工方法(ガイドライン工法以前の瓦屋根)は、瓦桟に瓦を引っ掛けてあるだけで一枚一枚を固定していないことがほとんどなので、地震の際、剥がれ落ちるリスクが多くあります。
要所要所が釘で留めてあるが、ほとんどは瓦桟に引っ掛けているだけ
その点、石粒付き金属屋根材は、一枚一枚を専用ビスでしっかりと固定しているので、地震の揺れにも非常に強い作りになっています。
強風・雨に強い
地震と並んで屋根に影響を与えるのが強風と雨です。
毎年必ず、春一番や台風、突発的な強風が屋根を直撃し多くの屋根が被害にあいます。
また夏から秋にかけてのゲリラ豪雨の被害も多く報告されます。
実際、台風・大雨の後は必ずと言っていいほどナタリールーフにも問い合わせがきます。これは全国の屋根業者共通のところです。
強風によって屋根材が剥がれ飛散することで近隣に迷惑がかかってしまう恐れや、最悪の場合人に落ちてしまう危険性もあります。また当然ながら屋根材が剥がれれば雨漏りのリスクも確実に高まります。
想定を超えるような豪雨では、普段の雨では雨漏りしないような箇所も雨漏りしてきます。
このように屋根材の「耐風性能・水密性能」は、屋根材を選ぶ上では、重要な項目なのです。
石粒付き金属屋根材に採用されているインターロック工法やクリップロック工法は、専用ビスによって本体を一枚一枚しっかり野地板に固定しています。
台風などの下から吹き込む激しい風による飛散や煽りにも耐えうる構造になっています。
専用のビスでカバー工法の際もしっかりと固定できる
軽い屋根材ですと、強風で飛ばされないかと心配される方も多くいらっしゃいますが、石粒付き金属屋根材は耐風圧試験によって風速65m/sno風圧実験をクリアしていますので確かな品質が実証されています。
強風試験に耐えうる一閃
また水密性も高いことも特徴のひとつです。
従来の化粧スレート屋根材や瓦屋根は、台風や強風時の横殴りの雨によって屋根材の下へ雨水が吹き込んでしまう構造になっています。
屋根材の下には、ルーフィングが貼ってあるので、屋根材の下へと入り込んだ雨水は屋内には入らずに軒先まで流れ出る仕組みです。
ですが、石粒付き金属屋根材は、水密性能が高いため、そもそも屋根材の下への漏水はほとんどありません。
各メーカー送風散水試験を行っており大雨でも漏水がないことが実証されています。
ルーフィングがしっかりと機能していれば、屋内への漏水はしませんが、万が一ルーフィングが破けてしまったり、隙間が開いていた場合、野地板の下へ雨水が侵入してしまいます=雨漏りとなります。
石粒付き金属屋根材のように屋根材そのものに水密性能があれば、万が一の場合でも安心できます。
遮音・断熱性能
屋根には、様々な性能が求められますが、その中でも遮音性と断熱性の2つは重要視される方も多いポイントではないでしょうか。
そもそも金属製の屋根は「遮音性能」が十分でないと、雨が降った際、鉄板に雨粒が当たり大きな雨音が「騒音」となってしまいます。
「一閃」は、ガルバリウム鋼板を使用していますが、表面の天然石ストーンチップによる凹凸が雨粒を壊すことで雨音を大幅に軽減できます。
これは、他の屋根材と比較しても静かです。
かなりの大雨でも雨音をしっかりと分散し吸収してくれる
断熱性能について
毎年夏になると連日猛暑のニュースが取り沙汰されています。
こと屋根に関しては、地面よりも太陽に近く遮るものもありませんので屋根の表面の温度は尋常では無い熱さになっています。
そして屋根の表面温度は、屋根裏へ伝わり、屋内の温度上昇に繋がります。
石粒付き金属屋根材は、ガルバリウム鋼板の表面に天然石がコーティングしてあるだけなので「遮熱効果」はほとんど期待できません。
しかし、石粒付き金属屋根材の多くは、石粒によって鋼板への熱伝導が抑えられ、またその形状によって野地板との間に空気層が作られます。
石粒や空気層によって熱伝導を抑制することで「断熱効果」は期待できるようです。
一閃の施工断面図 空気層が作られている
各メーカーの実験結果としても温度の減少がみられている。
石粒付き金属屋根材の多くが実験結果として温度の減少がみられていますが、その効果は形状に影響されるものが多く、野地板との空気層が厚いものほど断熱効果は高いとされています。
ですが、室温に実質的な影響を与えるのは、窓やその他の開口部だと言われていますので、大きい窓があるお家や窓が多いお家では、体感としてはあまり差がないかもしれません。
あくまでも屋根材の中でも断熱性能があるというだけなので、屋内の熱さを大幅に軽減したいということであれば、まずは窓を二重窓にしたり断熱性能が高いガラスにすることをお勧めします。
↓詳しくはこちらの記事をお読みください
雪止めが不要
豪雪地域は、もちろんのこと比較的雪が少ない地域でも数年に一度は、大雪に見舞われることがあります。
降雪時期に心配になるのは屋根に積もった「雪」ですよね。
屋根に積もった雪が落下すると、雨樋が歪む、損壊してしまう。お家のカーポートが潰れてしまう。人の上に落下してしまうなど、時には大きな被害が出ることもあります。
これらを予防する為に屋根の軒先付近に設置されているのが「雪止め」です。
一般的な雪止めは、軒先から40cmから80cmの位置に横方向に千鳥に設置されています。
雪止めは、確かに有用な落雪を防ぐ方法ですが、軒先周辺だけに配置することが多く点で留めている為、積雪の量によっては、雪は崩れ落ちてしまいます。
雪止めの効果は、大きさや高さは関係なく、雪止めの数に影響されると言われています。
では、屋根全体に雪止めを配置すればいいのか。という話になりますが雪止めの数が多くなれば、それだけ美観は失われます。また、雪止め設置費用も馬鹿になりません。
石粒付き金属屋根材は、表面にコーティングされた石粒の凹凸によって摩擦係数が非常に高くなっており、屋根に積もる雪の落雪を屋根全体で止めます。
落雪せずに積もった雪は、時間をかけて静かに溶けて雨樋に流れていきます。
雪止め効果は、勾配のきつい屋根でも実証されています。(実験結果によると10寸の勾配屋根で実証されている)どんな屋根型でも落雪による心配は、大幅に軽減出来ると言えます。
ルーフタイルグループジャパンの石粒付き金属屋根材などは、雪止め効果のある屋根材として豪雪地帯でもある「札幌市建築確認課」でも認められた屋根材なので、その効果はかなりのものでしょう。
雪止めを付けることにより美観が失われることがなく、よりスッキリとした屋根を演出できます。
色褪せしない
屋根材に求めるものといえば耐久性・耐風性・耐震性などの他にも「美観」も重要なポイントといえます。
化粧スレートや金属屋根などの屋根材の多くは、基材の保護も兼ねた「塗装仕上げ」を最終工程で施しています。
屋根の色褪せ(いろあせ)は、屋根材の表面が時間の経過や気候の影響などによって、元々の鮮やかな色や輝きが薄れてしまう現象を指します。
一般的には、太陽光や雨、風、雪などの自然の要因による摩耗や劣化が主な原因とされています。
屋根材の色褪せは、外観や美観に影響を与えるだけでなく、屋根の保護機能にも影響を及ぼすことがあります。
屋根材は、主に紫外線による劣化や表面の塗膜の剥離することによって色が褪せていきます。
屋根は、住宅の中でも、最も紫外線が当たる箇所です。その過酷な環境下で元々の鮮やかな色味を維持するのは難しいでしょう。
屋根の見た目の劣化や色褪せは、基材の耐久性の劣化と比例しているとも考えられます。
その結果、防水性が低下し雨漏りや建物内部への損害などが引き起こされる可能性は、十分に考えられます。
昨今では、塗装の技術も上がり耐久性は、高くなっていますが劣化と共にいずれは色褪せしてきます。
しかし、石粒付き金属屋根材の特徴でもある表面にコーティングされている石粒(ストーンチップ)は、天然の石を使用している為、その多くがほぼ変色しません。
屋根カバー工法に最適
上記の特徴を備えている石粒付き金属屋根材は屋根カバー工法に最適です。
昨今、屋根リフォーム業界は、大きく変化しました。屋根リフォームといえば「葺き替え」「部分補修」「塗装」が一般的でしたが、最近では選択肢のひとつとして屋根カバー工法が広く認知されました。
これには、多くの理由があります。古くからカバー工法は施工されていましたが、金属屋根の品質向上や軽量化により、屋根カバー工法を行うメリットが大幅に向上しました。
また日本で40年以上前から使用されている化粧スレート屋根材が塗装を何度も繰り返していると、工事による負荷でクラックや割れが多くなってしまい塗装工事ではメンテナンスできなくなってしまうことも挙げられます。
1990年代以前のスレートは、アスベストが使用されており、屋根を「葺き替え」ようとすると撤去・産廃費が高額になってしまいます。既存の屋根材を撤去せずに屋根を新しくできる「屋根カバー工法」は最適ともいえます。
更に1990年から2000年前後に出回った化粧スレート屋根材のほとんどが、アスベスト規制により急遽アスベストを使用できなくなった為、耐久性が維持できずに数年経つと自然と割れてきたり、表面が剥がれてきてしまうといった不具合が起きることで昨今問題になっています。
代表的な塗装できない屋根材ニチハ パミール
これらの屋根材は、耐久性が非常に乏しい為「塗装」することができません。このような塗装できない屋根材をリフォームする際に「屋根カバー工法」はうってつけです。
インターネットの普及も屋根カバー工法の認知に大きく影響しています。上記の情報は、これまで一部の建築業者しか知り得ませんでした。屋根カバー工法は、専門的な技術を必要とする上に費用も塗装に比べると高額です。
屋根がどれだけ傷んでいても塗装で処理してしまっていることが多かったのです。
しかしインターネットの普及によって多くの人がその屋根材が塗れる状態なのか否かを判断することが出来るようになり、屋根カバー工法のメリットを理解し正い選択をすることがでるようになりました。
このような背景があり屋根カバー工法は広く認知されました。
屋根カバー工法に最適な屋根材の条件として、まず「軽量」であることが挙げられます。
既存の屋根の上に新しく屋根を被せる工法ですので、重い屋根材を上に被せてしまえば住宅に負担が掛かってしまいます。
次に「耐久性」屋根カバー工法は何度もできる工事ではありません。一度の工事でできる限り屋根をメンテナンスフリーな状態にしたいものです。
それに加えて付加価値としてデザインや遮熱・断熱などの条件が加わります。
石粒付き金属屋根材は、これらの条件の多くをクリア出来ている為、屋根カバー工法に最適な屋根材のひとつといえるでしょう。
葺き替え工事にも最適
地震が頻発する現在、瓦屋根やセメント瓦などの重量級の屋根材から軽量な金属屋根材に葺き替える家が急増しています。
石粒付き金属屋根材は、屋根カバー工法のイメージが強いですがもちろん葺き替え工事にも最適です。
屋根カバー工法と葺き替えの違いは、既存の屋根を撤去するかしないかが大きな違いではありますが、極端にいってしまえば「屋根材の上に葺く」か「野地板の上に葺くか」の違いだけになります。
一度、既存の屋根を撤去して野地板を貼ってしまえば、後の工程は、屋根カバー工法も葺き替え工事もさほど変わりません。
屋根材としてのメリットは、カバー工法も葺き替えも関係ありません。
軽量かつ耐久性に優れている屋根材、つまり屋根カバー工法に最適な屋根材とは、葺き替え工事にも最適なのです。
安心の長期保証
石粒付き金属屋根材、最大の魅了ともいえるのが、メーカーの長期保証でといえるでしょう。
ほぼ全てのメーカーの保証が、「材料品質保証30年」を越える保証が付いているのが特徴です。
石粒付き金属屋根材は、ガルバリウム鋼板の大敵である紫外線をカットする為に、表面を天然石でコーティングしているので、塗装のみのガルバリウム鋼板屋根材よりもはるかに耐久性で優っています。
石粒付き金属屋根材の老舗メーカーでもあるデクラ社は、ニュージランドにおいて「プレス金属成型屋根材」に「天然石」を接着させた屋根材(石付きガルバリウム鋼板屋根材)の製造販売を開始以来約30年間、世界80ヵ国へ高品質の屋根材を提供しています。
多く研究結果や実績により、高い耐久性が実証されているからこその長期保証。
メーカーが保証を出す場合、保証期間は、実際の耐用年数よりも短く設定されていることがほとんどです。
製品ひとつひとつ、品質や耐久性に多少の誤差が生じてしまったり製品が使用される環境によっても状態変化(経年劣化など)が起きる年数に差が生じるのは至極当然のことだからです。
なのでメーカーとしては、製品の品質が保てているだろうと安心して考えれる期間を保証年数に設定しているのです。
このような「メーカー保証」が30年というのは驚きです。
ちなみにルーフタイルグループジャパンの石粒付き金属屋根材は、「材料品質保証30年」の他に「美観保証10年」と謳っています、あるメーカーのサンプルで「20年前」のものと現在のものを比較するものがありましたが、ほんのりと色が薄れたかな程度で、ほとんど遜色ありませんでした。
美観に関しても10年経ったからといってメンテナンスの必要があるわけではなく、長期的にメンテナンスフリーを維持できると考えられます。
3. その他のメリット
苔や藻が付きずらい
屋根において迷惑な劣化症状といえば「苔・藻」が挙げられます。
20年以上、メンテナンスをしていない化粧スレート屋根を見ると一面びっしりと「苔や藻」がナウシカの胞子のように発生していることがあります。
見た目にも決して良いものではありませんが、何よりも苔や藻の発生により屋根材の劣化が促進されてしまいます。
石粒付き金属屋根材の多くは、石粒を固定する為の「接着剤」に苔や藻の発生を抑制する薬剤が含まれており、これにより基材に苔や藻が発生しずらくなっています。
それに加えて素地はガルバリウムやジンカリウムの金属なので、スレート屋根材ほど苔や藻の付着に関してシビアにならなくて大丈夫なようです。
屋外で使用するものなので全く苔や藻が付かないわけではありませんが
苔や藻が発生しづらい、発生しても基材が劣化することはないというのは、ひとつのアドバンテージといえます。
それでも、一閃(石付きガルバリウム鋼板屋根材)の苔や藻が気になる場合は、メーカーからメンテナンスクリーナー販売されています。
屋根・外装洗浄剤「デコール」(Décor)
屋根・外装洗浄剤「デコール」は泡と臭いのない純粋な強力クリーナー。
強力な洗浄効果であらゆる汚れをスピーディーに落とし、経済的な理想のクリーナーです。 20Lボトル(200m2相当散布可能)苔や藻を浮かせて洗い流します。
屋根作業なので足場を必要としますが、外壁塗装などのタイミングで苔や藻などの汚れが気になった場合にお勧めです。
塩害に強い
ガルバリウム鋼板は、錆に強いことがメリットですが「錆びない訳ではありません」
鋼板系屋根材を海岸沿いの屋根に使用した際、問題となるのが塩害です。
塩害とは、海から吹いてくる海風に含まれる塩分が金属の酸化を促進させてしまい錆を発生させます。
ガルバリウム鋼板は、トタン屋根よりも3〜6倍程の耐久性があり塩害にも強いですが、先述したように錆びないわけではありません。
しかし石粒付き金属屋根材の表面にコーティングしてある天然石がガルバリウム鋼板の錆に弱いというデメリットを補っています。
雹(ひょう)に強い
地域によっては年に数回程、降ってくる「雹(ひょう)」
5mm以上の大きさのものを雹と呼ぶようですが、5mm以上の氷が遥か上から落ちてくる時の衝撃は、かなりのものです。
車などの被害が多く報道されていますが、屋根にも被害が見られることが多くあります。
化粧スレートや陶器瓦などは、硬い素材の為、衝撃には比較的弱い作りになっています。雹が降ったからといってすぐに割れることはありませんが、屋根材が経年劣化していた場合や、大粒のものが降ってきたり小粒でも降る量が多ければ部分的に損壊してしまいます。
石粒付き金属屋根材は、ガルバリウム鋼板製の金属屋根材です。陶器瓦や化粧スレート屋根材のように雹によって割れることはありません。
また、板金が剥き出しになっている屋根材と違い、表面が天然石でコーティングしてあるので落下点の凹みもほとんど気になりません。
不燃認定
防火・準防火地域内の建築物は、屋根を不燃材料にしなければなりません。※屋根だけではありません。
防火・準防火地域とは、都市計画法で定められている「市街地における火災の危険を防除するため定める地域」として指定されているエリアです。
火災の危険を防いで取り除くため、建物の密集地などは火事の延焼を防ぐことや火災の際に消防車などの緊急車両の通行を妨げないようにすることを目的として駅前や建物の密集地、幹線道路沿いなどが指定されています。
現在ほとんどの屋根材が不燃認定されていますが、石粒付き金属屋根材も、もれなく不燃材料として認定されております。
デザイン
石粒付き金属屋根材のメリットとして「デザイン性」が挙げられると思います。
現在、日本では、多くのメーカーから石粒付き金属屋根材が発売されており、各メーカーから様々な形状の屋根材がリリースされています。
色合い、模様、形状は、化粧スレートやその他の金属屋根材にはない個性があり、どれも同じように見えてしまう日本の屋根の中でも個性を出すことができます。
一方で、製造元が北欧やヨーロッパなので、ラインナップには「洋風」なものが多いのも事実です。
しかし、ルーフタイルグループジャパンの「一閃」のように日本の風土にも程よくマッチするデザインも発売されています。
洋風・和風どちらにもマッチする「絶妙」なデザインなものも多く、シンプルかつ適度な重厚感を感じさせる石粒付き金属屋根材は、現在のみならず長期的に考えても時代遅れになることがない洗練されたデザインといえます。
石付き屋根材ならではの、天然石が醸し出す、柔らくも重厚感がある風合い。
4. デメリット
ストーンチップの剥落
表面にコーティングしてある天然石粒は、施工中や施工後に、剥落(剥がれ落ちる)してきます。
施工中や施工後に雨樋やバルコニーにパラパラと落ちてくるのですが、施主様の中には、バルコニーに落ちてきた石粒を見て大丈夫なのかと不安になられる方もいらっしゃいます。
ですが安心してください。出荷時の段階で余分にストーンチップがコーティングされているのです。
施工中などは、加工や移動などにより、どうしても石粒が剥離してしまいます。その為、新品の状態から余分にコーティングしてあるのです。
施工後3ヶ月から半年程で、剥落は落ち着きます。石粒が全て落ち切ってからが完成とも言えるでしょう。
雨樋に落ちたストーンチップは、樋が詰まる程の量ではありませんが、バルコニーなどに落ちるストーンチップが気になる方は、お掃除が多少面倒かもしれません。
凹みやすい
メリットでもありデメリットでもあるといえますが、石粒付き金属屋根材は、約0.4mm程の鋼板に、石粒がコーティングされているので他の屋根材程、厚みがありません。
それに加え、野地板との間に空気層ができる構造となっているので、施工した基材を踏むと凹みやすい箇所が多くなります。
これは、施工する職人の質に左右される問題であり、施工後に台風が来ようが雹が降ろうがそれらによって凹むことはありません。
どのメーカーの石粒付き金属屋根材にもいえることですが、しっかりとした経験のある業者に施工してもらえばこのようなことは起きません。また工事完了後の点検などにより凹みが確認されれば、部分的に張り替えられるので安心です。
ジョイントが多い
ジョイントつまり継ぎ目です。
ニチハやアイジー工業などから出ている石付きではない金属屋根材に比べ、石粒付き金属屋根材は、基材一枚の長さが短いので横の継ぎ目が多くなっています。
ニチハ 横暖ルーフとデクラ セネター
継ぎ目が多いということは、止水性能が低くなってしまうとも考えられます。
しかし、「強風・雨に強い」の項目でお伝えしたように、石粒付き金属屋根材は、各メーカーによって水密性が高いことが実証されているので雨漏りの心配はいらないといえます。
送風散水試験を行い、大雨でも漏水がないことが実証済みですので、ジョイントが多くても安心できます。
費用が高い
1番のデメリットと考えられるのが「コスト」ではないでしょうか。
そもそも「屋根カバー工法」は「屋根塗装」に比べ費用が1.5倍から2倍程かかります。
カバー工法に使用する屋根材もピンキリですが、石粒付き金属屋根材に使用されているガルバリウム・ジンカリウム鋼板自体がトタンなどに比べ高価な上、更に石粒(天然石ストーンチップ)を独自技術によってコーティングしていますので当然、他の金属系屋根材に比べて材料費は高額な部類になります。
しかし、ここで注目したいのがライフサイクルコストです。
塗装は、もちろんのこと屋根カバー工法に使用する他の屋根材と比べても石粒付き金属屋根材の耐久性は高く、耐用年数も長いと考えます。
それは、メーカーの材料品質保証が30年という長期保証からも推し量れます。
初期費用は、上がってしまいますが、その分長期的に屋根のメンテナンス費用が抑えられるのであれば、「コストが高い」というのは誤りかもしれません。
4. 種類
ここからは、石粒付き金属屋根材の中でも人気のメーカーと商品をご紹介します。
石粒付き金属屋根の大まかな構造はどこも大きく変わるところはありませんが、細かなところで違いはあります。
ディートレーディング
ディプロマットスター
エコグラーニ
株式会社ディートレーディングは、1995年創業の建築資材代理店
主にアメリカ・カルフォルニア州のALLMET社のストーンチップ鋼板屋根材の輸入販売を行なっている。
取り扱いの石粒付き金属屋根材を「ディーズルーフィング」と総称し、ディプロマットスター・ローマン・クラシックタイル・エコグラーニなどのラインナップがある。
大きな特徴としては、基板に「ガルバリウム鋼板」ではなく「ジンカリウム鋼板」を使用している。
製品30年保証
1平米 6〜6.6kg
2.5寸勾配以上
伊藤忠建材
スカイメタルルーフ
左らスレート・ウッド・フラット
伊藤忠建材は、1961年に伊藤忠商事の木材部門として1961年(昭和36年)に設立されました。
日本初の建材専門商社として、木材を中心に多くの建築資材を取り扱っており60年以上の歴史があります。
韓国建材メーカー「FEROOF」の屋根材を取り扱っており、スカイメタルルーフとして3種類のラインナップがあります。
ジンカリウム鋼板を基板とし、イタリア産の玄武岩をセラミックコーティングしているのが特徴。
美観保証30年
1平米 5.75〜6.5kg
2.5寸勾配以上
LIXIL
T・ルーフ
クラシックR 2023年11月1日発売
クラシックN 在庫が無くなり次第終了
ヴェルウッド
モダンN
株式会社LIXILは、2011年に国内の主要な建材・設備機器メーカー、トステム、INAX 、新日軽、サンウエーブ工業、東洋エクステリアの5社が統合した会社です。
T・ルーフシリーズは、クラシックNはニュージランドのデクラ社、ヴェルウッド・モダンNは韓国製でしたが、現在はクラシックN・Rも別の韓国製となっているようです。T・ルーフは原産国を公表していません。
T・ルーフは、ガルバリウム鋼板を基板として、天然石をセラミックコーティングしています。
クラシックNは、在庫がなくなり次第終了し、2023年11月1日よりクラシックRがラインナップに加わります。
クラシックNは、グリーン系以外天然石をセラミックコーティングせずにそのままの状態で使用していたという特徴がありましたが2023年で発売終了となり、新しく加わるクラシックRは、全てセラミックコーティングされたものが使用されるようです。
美観保証10年 基材保証30年
1平米 6〜7kg
2寸〜2.5寸勾配以上
ルーフタイルグループジャパン
DECRA デクラ セネター
IKOtile イコタイル 一閃
TILCOR ティルコア ローマン
ルーフタイルグループジャパンとは、石粒付き金属屋根材では、言わずと知れた巨大メーカーです。
2019年に石付金属屋根材を製造する主要な会社(2大ブランドDECRA社・IKOtile社)などが合併し、ルーフタイルグループ(本社ニュージーランド)という巨大な屋根材メーカーとなりました。
日本での取り扱いは、ルーフタイルグループジャパンは行なっております。
なかでも石粒付き金属屋根材発祥の地でもあるニュージーランドのデクラは、世界80カ国以上で60年以上の実績があります。日本国内でも25年以上の実績と約30万棟の実績があることで知られ高品質な石粒付き金属屋根材を供給しています。
5. まとめ
いかがでしたでしょうか。
石粒付き金属屋根材は、各メーカー、各業者から数多く発売されています。
しかし、大きな違いはありません。
違いとしては、
・原産国
・ガルバリウムかジンカリウム
・形状による空気層の違い
・デザイン
などが大きな違いです。その他細かな違いはありますが、正直に申し上げると大幅な性能の差はないと思っています。
個人的には、60年以上の歴史を持つデクラ社の技術が供給されている「ルーフタイルグループジャパン」の石粒付き金属屋根材が品質的にも安心できるかなと考えております。
車でいえば「トヨタ」のような王道感があります。もちろん、その他のメーカーも質が悪いわけではありません!
昔は、粗悪なモノも出回っていたようですが、最近ではどのメーカーのものも安定した品質を保てているようです。
以上、石粒付き金属屋根材のすべてでした!弊社ナタリールーフで人気の屋根材「一閃」の記事と重複してしまっている箇所が多くなってしまっているので、そちらを先に読まれた方は、申し訳ございません。
ですが、それほどに石粒付き金属屋根材は、どのメーカーのものも大きく変わるところがなく同じような性能を備えているんです。
石粒付き金属屋根材を選ぶ時は、あまり考え込まないで、見た目などで決めてしまうのもひとつの手かも知れませんね!
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