埼玉日高市S様邸 ニチハ アルマ 屋根カバー工法
2022.07.11 (Mon)
日高市S様邸 施工データ
工事内容 | 屋根カバー工事 ニチハ アスファルトシングル アルマ |
---|---|
築年数 | 築35年 |
施工日数 | 14日間 |
工事金額 | 73万円 |
メーカー・商品 | ニチハ アルマ |
お客様のご要望
今回は、屋根カバー工法のお客様のご紹介です。
お問い合わせの時点で雨漏りをしてしまっていましたので早急な対応が求められます!
まずは雨漏りをしているお部屋の天井の状態を調査させて頂いたあとに屋根に上がり原因を究明します。
担当者より
担当営業 樋口 健
早速、屋根に上がり調査を始めます!
屋根は、スレート屋根で、全体的に経年劣化で表面の塗膜が剥離し汚れが多くスレートにクラック(ヒビ割れ)が見受けられました。
雨漏りをしているというお部屋も中から確認させていただきましたが、天井の広範囲にわたり雨染みが出来ており、確実に屋根からの雨漏りでした。
一刻も早く雨漏りを何とかしたいというお客様のご希望もあり、葺き替え工事よりも既存の屋根材の撤去などがない分工期が短くなる屋根カバー工法をご提案させて頂きました。
既存の屋根材の上から新しい防水紙を貼り、超軽量の屋根材を被せる工法です。
屋根を葺き替えるよりも既存スレートの撤去・産廃費用がなくなるのでコストもかからず、屋根材の重さも超軽量なので、お家への負担も軽減できます。
なおかつ既存の屋根をそのまま活かしますので、二重の防水となるのがメリットです。
使用させて頂く屋根材は、ニチハ アルマ です。
ニチハ、アルマは、アスファルトシングルと呼ばれる屋根材です。
北米などで100年以上前から使用されている定番の屋根材となっています。日本では建築基準法の改正によって使用することが認められたため、マンションや戸建て住宅の屋根に使われるようになりました。
アスファルトシングルは、ガラス基材にアスファルトを浸透させ、表面に石粒を吹き付け接着してある屋根材です。
シート状で扱いやすく、複雑な屋根形状でも施工することができます。石粒の色によってさまざまなカラーバリエーションがあり、洋風な家だけでなく日本家屋にもマッチします。
耐用年数は、15〜20年とされており、弊社の自社保証も10年付けさせて頂いております。
数ある屋根材の中でもコストパフォーマンスに優れた屋根材となっております。
⏬アルマの施工の様子がわかる動画です。
施工前、施工後写真
工事写真レポート
施工前
全体的に経年により劣化が進んでいました。
既存のスレート屋根の塗膜がはがれているのが見てわかります。施工前 クラック
大きなクラックが多数見受けられました。施工前 棟板金浮き
棟板金部分も浮きが確認できます。
ビスで木下地に棟板金を固定していますが内側の貫板が腐食してしまっているとビスが浮いてきてしまいます。施工前 破風
破風部分も割れてしまった部分が雨ざらしになっていましたのでこのままでは劣化が進んでしまいます。施工前 室内
天井部分に雨染みが出来てしまっています。
足場架け
屋根のリフォーム工事にあたって足場をかけていきます。
足場をかけずに施工してほしいとのお声も頂きますが施工する職人の安全を第一に考え、屋根工事の場合はすべて足場をかけさせていただいております。屋根 既存役物撤去
まずは、既存役物撤去作業です。
棟板金を外していきます。防水紙 TAJIMA PカラーEX+ プラチナスタイル
ルーフィング(防水紙)を敷いていきます。
役物取り付け 軒先水切り
軒先やケラバに役物を取り付けていきます。
水切りによって内部に水が入ってしまうことを防ぎます。
軒先を板金で固定して、屋根材が飛ばされないようにするという重要な役割もあります。屋根カバー工法 ニチハ アルマ 本体工事
軒先部分に屋根材を固定するためのセメントを塗布し、いよいよ本工事に入っていきます。屋根カバー工法 ニチハ アルマ 本体工事
本体を葺いていきます。
アスファルトシングルは、ガラス基材にアスファルトを浸透させ、表面に石粒を吹き付け接着してある屋根材です。
シート状で扱いやすく複雑な屋根形状にも施工することができる屋根材です。屋根カバー工法 ニチハ アルマ 本体工事
徐々に葺き上がってきました!
まずは半分、その後反対側の屋根を施工していきます。屋根カバー工法 ニチハ アルマ 本体工事
一枚一枚丁寧に施工していきます。
軒先には雪止めを規定の間隔で取り付けます。
雪止め金具のピッチは、450mm間隔で千鳥配置で取り付けます。屋根カバー工法 ニチハ アルマ 本体工事
綺麗に葺きあがりました。
棟施工 木下地
棟板金を取り付ける為の下地(貫板)を取り付け、棟板金を取り付けて行きます棟施工 棟包み
木下地(貫板)に棟包みを取り付けます。
棟包みは、GL鋼板のものを使用していますので、さびて穴が空く心配もありません。換気棟 接合部
棟板金と棟板金の繋ぎ目はしっかりとコーキングで留めていきます。棟施工
最後に棟包みを固定して完成です。
綺麗に仕上がりました!施工後 ニチハ アルマ
ナタリールーフでは、工事完了後
3ヶ月・6ヶ月・1年・1年毎に定期点検に伺わせて頂きます。
これからも長いお付き合いをさせて頂ければと思います。
ありがとうございました!