埼玉県入間市Y様邸 「コロニアルNEO」屋根葺き替え工事 ニチハ 横暖ルーフαS
2022.05.05 (Thu)
入間市Y様邸 施工データ
工事内容 | スレート屋根葺き替え工事 |
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築年数 | 築27年 |
施工日数 | 18日間 |
工事金額 | 105万円 |
メーカー・商品 | ニチハ 横暖ルーフαS |
お客様のご要望
屋根カバー工法のお客様のご紹介です!
強風で屋根材が落ちてきたということでお問合せ頂きました。
屋根材が落ちてくるということは、緊急を要するので急いで伺わせて頂きました。
※よく訪問販売の業者が屋根に異常があるから上がらせてほしいと尋ねてくることがありますが、どこのどんな業者かわからない人をご自宅の屋根に上がらせるのは、おすすめできません。
屋根上が見えないのをいいことに、棟板金を故意に剥がしたり瓦を割ったりと悪質な被害が多く見られます。
屋根が気になるような場合は、弊社のような専門店にお問合せください。
担当者より
担当営業 樋口 健
屋根に上がらせて頂き落ちている箇所を含めて調査させて頂きました。
幸いにも落ちた屋根材は、ご自宅のお庭とは反対側の敷地内に落ちていました。お客様や近隣の方々に当たらなくて不幸中の幸いでした。
屋根材は、スレート屋根のお家でした。数年前に塗装されたということでしたが、屋根のプロが見ると一眼でわかりますが塗装できない屋根材、コロニアルNEOでした。
1990年後半〜2004年頃までに製造・施工された屋根材のほとんどは、アスベストの健康被害を危惧し、2004年に定められた規制をクリアする為にアスベストを使用せずに製造・販売されたノンアスベスト屋根材です。
急遽アスベストを使用しなくなった為に、その時期に製造・販売されたものは、どのメーカーの屋根材も耐久性に乏しく、不具合が多く報告されました。
コロニアルNEOもその一つです。特徴としては、不規則なヒビ割れ・欠け・変色などがあります。
今回のお客様の屋根材もヒビ割れカケが多数見受けられました。
お客様に上記の説明をしっかりとさせて頂いたところ、屋根を葺き替え工事させて頂くことになりました。
スレート屋根材なので昨今主流の屋根カバー工法での施工も可能でしたが、よりしっかりと屋根のリフォームをしたいとのことでしたので既存スレートを撤去し野地板も新しくする屋根葺き替え工事をさせて頂きました。
使用させて頂いた屋根材は、弊社が扱う屋根材の中でも特に人気のニチハの横暖ルーフαSをご提案させて頂きました。
ニチハ横暖ルーフシリーズは、超軽量・超高耐候・遮熱GL鋼板の屋根材で遮熱性・遮音性にも優れている非常に優れた屋根材となっております。
メーカー保証は、塗膜15年・赤錆20年・穴あき25年の長期保証となっており、ナタリールーフの自社保証も15年付けさせて頂いております。
それでは、施工中の様子をご覧ください!
施工前、施工後写真
工事写真レポート
施工前 苔
コロニアルNEOの特徴のひとつ、色褪せです。
塗膜も劣化し防水性も無くなっています。施工前 スレート落下
落下した箇所です。
不自然なところから割れ落ちています。施工前 棟板金
棟板金も経年劣化により塗膜が劣化し無くなっています。施工前補修
工事まで少し日数が空きましたので、足場をかける前に落ちている箇所を補修させて頂きました。既存スレート撤去
まずは、コロニアルNEOを撤去します。
一枚一枚バールで釘を抜き撤去していきます。既存スレート撤去後
撤去後の防水紙です。
20年以上経つと防水紙もkかなり劣化しています。既存スレート撤去後 清掃
撤去が全て終わったら綺麗に清掃します。棟換気用換気孔
既存の屋根には、棟換気がついていなかったので、棟に換気用の穴を開けます。
空気は暖かくなると上昇する特性があるので小屋裏内の暖まった空気を棟換気により循環させることにより小屋裏内の温度の上昇を押さえ、湿気を逃がします。防水紙 TAJIMA PカラーEX
新規防水紙を敷いていきます。
防水紙は、屋根の防水の要なので、しっかり丁寧に規定の重なり幅を確認しながら敷いていきます。防水紙 TAJIMA PカラーEX
今回は、より耐久性のある
TAJIMA PカラーEXを使用させて頂きました。
全面綺麗に貼りあがりました!
屋根の防水は完璧です!役物取り付け
防水紙を全面に貼り終わったら役物(屋根の部材、軒先水切り・ケラバなど)を取り付けていきます。壁際役物取り付け
棟違い箇所の壁際防水処理を行います。
捨て水切りと木下地を取り付けます。ニチハ 横暖ルーフαS 本体工事
軒先には雪止めを規定の間隔で取り付けます。
雪止め金具のピッチは、450mm間隔で千鳥配置で取り付けます。ニチハ 横暖ルーフαS 本体工事
壁際も下から順に葺いていきます。ニチハ 横暖ルーフαS 本体工事
本体は、綺麗に葺きあがりました!ニチハ 横暖ルーフαS 本体工事
壁際も葺きあがりました。ニチハ 横暖ルーフαS 棟施工
棟箇所に木下地を取り付け、棟板金と換気棟を取り付けます。ニチハ 横暖ルーフαS 施工後
大屋根の施工が完了しました。下屋根 施工前
下屋根を施工していきます。既存スレート撤去後
大屋根同様にスレートを撤去します。防水紙 TAJIMA PカラーEX
防水紙を敷いていきます。
下壁との取り合い箇所は、雨漏れが多い箇所なのでよりしっかりと防水処理を行います。棟施工
軒先水切りや雨押さえを取り付ける為の木下地、棟を取り付ける為の木下地を取り付けます。施工後 下屋根
下屋根の施工が終わりました!
壁との取り合いも綺麗に収まっています!施工後 ニチハ 横暖ルーフαS
全ての工事が終わり最終完了検査も終わりました!
弊社では、防水紙・屋根工事に分け中間検査、完了検査と数回の検査を行います。施工後 ニチハ 横暖ルーフαS
ナタリールーフでは、工事完了後
3ヶ月・6ヶ月・1年・1年毎に定期点検に伺わせて頂きます。
これからも長いお付き合いをさせて頂ければと思います。
ありがとうございました!