屋根カバー工事 ルーフタイルジャパン 一閃 雨樋交換工事 Panasonic シビルスケアPC-50 外壁塗装工事 プレマテックス ウルトラMUKI
2022.12.06 (Tue)
狭山市 K様邸 施工データ
工事内容 | 屋根カバー工事 外壁塗装工事 雨樋交換工事 |
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築年数 | 築28年 |
施工日数 | 27日間 |
工事金額 | 183万円 |
メーカー・商品 | 屋根:ルーフタールジャパン 一閃 外壁:プレマテックス ウルトラMUKI 雨樋:Panasonic シビルスケアPC-50 |
お客様のご要望
今回は屋根カバー・外壁塗装・雨樋交換工事をご依頼頂いたお客様のご紹介です。
雨樋の破損があり雨音が気になるのと同時に前回の塗装工事から年数も経過していたためご自宅全体のメンテナンスをご希望で屋根専門店ナタリールーフへお問い合わせいただきました。
屋根と雨樋の水漏れがご心配とのことでしたのでまずは屋根・雨樋・外壁としっかり現状のご自宅の状態を調査させていただきます。
担当者より
担当者 井沢 愛理
まずは屋根の調査から行っていきます。既存の屋根材はスレート材で割れや欠けが多数見受けられました。屋根の塗膜も劣化して汚れが付着してしまっています。また棟板金を留めているビスも劣化で緩んでいる状態でした。
屋根
屋根材が割れてしまっているとそこから雨水が浸水し下地の劣化の一因になってしまいます。ご自宅全体のメンテナンスをご希望でしたので葺き替えよりも既存スレートの撤去費用がないためコストがかからず、既存の屋根を活かすことで二重の防水となる屋根カバー工事をご提案させていただきました。
屋根カバー工法とは既存の屋根材の上から新しい防水紙を貼り、超軽量の屋根材を被せる工法です。
また外壁は前回の塗装工事から13年経過していたこともあり、チョーキング・塗膜の剥離のほかにクラックも見受けられました。
外壁
チョーキングとは、外壁を指で触った際に白い粉が付くことを言います。雨や紫外線により塗料に含まれる合成樹脂が分解され、塗料に含まれる顔料が粉状になって表面に現れる現象です。放置してしまうと外壁材の劣化やクラックから雨水が浸水する恐れがあるため外壁は10年~13年に1度のペースで塗装を推奨しております。
ですのでクラックの補修と外壁塗装工事もご提案させていただきました。
最後に破損しているとご申告のあった雨樋です。
雨樋
全体的に歪みがひどく、雨水が流れず溜まってしまっている状態でした。また集水器の部分には破損があり、ここから雨水が下に直接落ちていたのが雨音の原因でした。このまま放置してしまうと雨樋がオーバーフローを起こし雨漏りの一因になってしまいます。今回は雨樋の歪み・破損がK様のご加入していた火災保険の対象だったため弊社で調査し保険申請のお手伝いをさせていただき、火災保険を活用して修繕を行いました。
※今回のように雨樋の歪みや屋根の棟板金が飛ばされてしまった等、ご契約の火災保険で修繕できる可能性があるため、必要に応じて弊社で申請のお手伝いもさせていただきます。
以上の調査結果をご報告し、屋根カバー工事・外壁塗装工事・雨樋交換工事をご依頼いただきました。
現状のご自宅の状態やご希望の耐用年数などをしっかりヒアリングした上でK様邸に合った屋根材や塗料をご提案。
まずはルーフィングです。屋根材の下地に使用する防水紙のことを指します。屋根材に隠れてしまいますが屋根の防水の役割を担っているルーフィング(防水紙)は屋根リフォーム工事にあたって最重要といっても過言ではありません。
※ルーフィングの詳しい参考記事 ルーフィング(防水紙)の種類や重要性について をご覧ください。
使用させていただくルーフィング(防水紙)は
TAJIMAルーフィング PカラーEX+ プラチナスタイル です。
↓TAJIMAルーフィング PカラーEX+プラチナスタイルオフィシャルサイト
https://www.tajima.jp/juken/index02_02.html
合成繊維不織布を主基材とし、改質アスファルトを使用した“脱ラグ原紙”ルーフィング。
Pカラーシリーズの最上級品で、強度・寸法安定性等が優れる改質アスファルトルーフィングです。
ルーフィングの上に使用させて頂く屋根材は ルーフタイルジャパンの一閃をご提案。
”天然石粒+ガルバリウム鋼板”のデザイン性・高耐久・耐風性に優れた世界基準の屋根材です。
天然の石を使用しているので、経年しても表面の色褪せや劣化がほとんどない屋根材です。
メーカー保証は、なんと30年の長期保証 ナタリー自社保証も15年付きます。
↓ 一閃の作業工程がわかる動画です。
外壁塗装に使用する塗料は耐候性・コストパフォーマンス両方を兼ね揃えたプレマテックス ウルトラMUKI(1液水性) をご提案。
ガラスと同じ珪石(石英)を原料とする紫外線に強い合成樹脂を採用するなどの7つのステージコントロール技術によりフッ素樹脂塗料にも劣らない耐候性を実現。紫外線に強く、高い機能性を備え、安心・安全性と低環境負荷も叶えた次世代の1液水性無機有機ハイブリッド塗料と言われています。ナタリールーフの自社保証 (塗膜剥離)10年、またメーカー保証も10年付きます。
↓プレマテックス ウルトラMUKIオフィシャルサイト
https://www.ultra-paint.com/ultra-muki
雨樋はカラーバリエーションも豊富で塗装後のご自宅にもなじみやすいパナソニックのシビルスケアPC-50をご提案させていただきました。
シビルスケアPC-50は、アイアン素材だから実現した、二重曲線のシンプルなフォルムが特徴です。
軒吊具には、高強度で、耐寒性にも優れた積雪や強風に強いポリカーボネート吊具を使用します。
↓Panasonic シビルスケア PC-50 オフィシャルサイト
https://sumai.panasonic.jp/amatoi/aian/lineup/s09_si_pc77_01.html
それでは、施工の様子をご覧ください。
↓少しでも屋根が気になった方は簡単1分で無料見積もり❗️
施工前、施工後写真
工事写真レポート
仮設足場架け
工事にあたって仮設足場を架けていきます。高圧洗浄 屋根
まずは屋根から高圧洗浄で付着していた汚れをしっかりと落としていきます。
高圧洗浄 破風
続いて外壁も高圧洗浄をかけていきます。
外壁に発生していたチョーキングもしっかりと落とすことでこの後新しく塗っていく塗料の食いつきも良くなります。高圧洗浄 ベランダ
ベランダも洗浄していきます。屋根カバー工事
高圧洗浄を終えたら屋根カバー工事から施工していきます。
既存役物撤去
既存の棟板金・雪止めなど役物を撤去していきます。
棟板金の下地に使用されている貫板も撤去していきます。ルーフィング(防水紙)
既定の重なり幅を確認しながら新しいルーフィングを屋根全体に敷いていきます。役物取り付け
ルーフィングを敷き終えたら軒先を板金で固定し屋根材が飛ばされないようにする重要な役割を担っている役物を取り付けていきます。ルーフタイルジャパン 一閃 本体工事
本体の施工に入っていきます。
ルーフタイルジャパン 一閃を軒先から葺いていきます。
ルーフタイルジャパン 一閃 本体工事
全体が葺き上がりました。K様邸で使用した"一閃"は、ガルバリウム鋼板に天然石は塗布してあるデザイン性・高耐久・耐風性に優れた屋根材です。
ルーフタイルジャパン 一閃 ケラバ包み
本体と同質のケラバ包みを取り付けていきます。ビスの部分は同質の石でコーティングするため、ほかの屋根材と比べて美観にもこだわりを感じられる屋根材です。棟施工 シールテープ
本体が葺き終えたら棟の施工に入ります。まず雨などの吹込みに対して縁切りの役割を担っているシールテープと呼ばれる部材を取り付けます。棟施工 棟用スペーサー
シールテープの上に棟包みを固定するための役物、棟用スペーサーを取り付けていきます。棟施工 棟用スペーサー
K様邸の屋根は4面あり棟も4箇所あるので重なる登頂部分は雨が入りこまない様、コーキングも使用してしっかり仕上げます。棟施工 同質棟包み取り付け
棟用スペーサの上に屋根材と同質の棟包みを専用ビスで取り付けていきます。棟施工 同質棟包み取り付け
棟板金をすべて取り付け、清掃をしたら屋根カバー工事は完了です。
外壁塗装工事
続いて外壁塗装工事を施工していきます。補修 エアコン配管用穴埋め
ご要望があったためエアコンの配管を通す穴を塞いでいきます。まずは既存のコーキングや固まっている塗料をスクレーパーで削ります。補修 エアコン配管用穴埋め
バックアップ材を詰めてからパテで埋めていきます。補修 エアコン配管用穴埋め
パテを均一にならしたら乾燥させます。補修 エアコン配管用穴埋め
乾燥後コーク材を使用して外壁と同じようなパターン付けをして完了です。
上から他の箇所同様塗装を行っていきます。クラック補修
外壁に入ってしまっていたクラックも補修を行ってから塗装していきます。養生
塗装箇所以外に塗料が付かない様、養生を行っていきます。
下塗り プレマテックス コットンフィラー
外壁の塗装を行っていきます。
外壁塗装は下塗りが非常に重要ですのでローラーで塗り残しがないよう塗っていきます。下塗り プレマテックス コットンフィラー
どれだけ高耐候な塗料を使用していても下塗りを疎かにしてしまうと本来の耐久性を発揮できなくなってしまいます。
細かい箇所は刷毛を使用し塗っていきます。中塗り プレマテックス ウルトラMUKI
下塗り材がしっかりと乾いたのを確認し主材のプレマテックス ウルトラMUKIを塗っていきます。中塗り プレマテックス ウルトラMUKI
上塗り プレマテックス ウルトラMUKI
中塗りが乾燥したら仕上げの上塗りを行っていきます。
塗装工事は下塗り・中塗り・上塗りと3回塗って初めて本来の耐久性を発揮します。上塗り プレマテックス ウルトラMUKI
職人の技術に左右される非常に繊細な作業になるため、ベテランの職人が丁寧に塗り残しがないよう、塗っていきます。付帯部塗装 瓦棒屋根 錆止め
外壁と並行して付帯部塗装も行っていきます。
鉄部には錆止めを塗っていきます。付帯部塗装 瓦棒屋根 中塗り
中塗りを行っていきます。
付帯部塗装 瓦棒屋根 上塗り
上塗りを行っていきます。付帯部塗装 霧除け 錆止め
錆止めから塗っていきます。
付帯部塗装 霧除け 中塗り
中塗りを行っていきます。
付帯部塗装 霧除け 上塗り
上塗りを行っていきます。
付帯部塗装 雨戸
雨戸も塗装していきます。
付帯部塗装 雨戸
上塗りです。雨樋交換工事
最後に雨樋交換に入ります。
既存雨樋撤去
既存の雨樋を軒樋・竪樋ともに撤去していきます。既存雨樋撤去 外壁補修
既存の支持金具を撤去した箇所の補修を行います
※撤去は外壁塗装前のためこの後塗装します。新規支持金具取り付け
ポリカーボネート製の支持金具を勾配を付けながら取り付けていきます。新規支持金具取り付け(竪樋)
竪樋を固定する支持金具も取り付けていきます。新規雨樋取り付け Panasonic シビルスケアPC-50
新しい雨樋を取り付けていきます。K様邸ではPanasonic シビルスケアPC-50のモダンベージュを使用。新規雨樋取り付け Panasonic シビルスケアPC-50
勾配がしっかりとれているか確認しながら取り付けていきます。新規雨樋取り付け Panasonic シビルスケアPC-50
竪樋も取り付けていきます。新規雨樋取り付け Panasonic シビルスケアPC-50
角マスや集水器といった部材を取り付けてご依頼いただいていた工事がすべて完了しました。施工後 屋根
同質棟で仕上げている石付の屋根は統一感もあり温かみのあるブラウンのためお家をより明るく見せてくれる仕上がりです。施工後 外壁
外壁も綺麗に仕上がっています。施工後 外壁
玄関の軒天部分も綺麗に仕上がっています。施工後 雨樋
外壁の色味にマッチしています。施工後 全景
ナタリールーフでは工事完了後3ヶ月・6ヶ月・1年・1年毎に定期点検に伺わせていただきます。
これからも長いお付き合いをさせていただければと思います。この度はナタリールーフにご依頼頂きありがとうございました!