埼玉県入間市I様邸 瓦屋根漆喰補修工事 外壁塗装工事〈アステックペイント フッ素REVO〉
2023.04.11 (Tue)
埼玉県入間市I様邸 施工データ
| 工事内容 | 瓦屋根漆喰補修工事 外壁・付帯部塗装工事 コーキング工事 バルコニー防水塗装工事 基礎巾木塗装工事 雨樋一部交換工事
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|---|---|
| 築年数 | 築30年 |
| 施工日数 | 22日間 |
| 工事金額 | 180万円 |
| メーカー・商品 | 屋根:シリコン入りなんばん漆喰 外壁:アステックペイント フッ素REVO1000-IR 付帯部:アステックペイント マックスシールドSi 基礎巾木:アステックペイント ベースガード コーキング:サンライズH100 バルコニー防水:オート化学工業 オートンウレアックスHG
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お客様のご要望
今回は 瓦屋根の漆喰補修工事 外壁、付帯部塗装工事 コーキング工事 バルコニー防水塗装工事 基礎巾木塗装工事 をご依頼頂いたお客様のご紹介です。ご自宅の内装リフォームも含め全体のメンテナンスをお考えでナタリールーフへお問い合わせいただきました。まずはご自宅の状態を調査していきます。
担当者より
担当営業 樋口 健
まずは屋根から調査を行っていきます。I様邸の既存の屋根材は瓦屋根でした。瓦は非常に強度に優れ、耐用年数も50~100年と長いのが特徴ですが瓦屋根の棟に使用されている台土を守るために塗り込んである漆喰が瓦に比べると耐用年数が短い為、瓦屋根を長期にわたって使用する場合は漆喰の補修が必須になってきます。
瓦屋根のメンテナンス時期について詳しく解説
瓦屋根

既存の漆喰。表面がぼろぼろと崩れています。

谷板金部分 錆ついてしまっています。
I様邸の漆喰も経年劣化で崩れてきてしまっていたため漆喰補修をご提案。漆喰を補修することで棟からの水の侵入を防ぎ、下地やルーフイングの劣化を防ぎます。
続いて外壁とコーキングを調査していきます。I様邸の外壁はALCと呼ばれる外壁でした。ALCとは『Autoclaved Lightweight aerated Concrete』の略で高温高圧蒸気養生された軽量気泡コンクリートを指し、このALCを板状に成形したALCパネルを外壁として貼り、板と板のジョイント部分にコーキングを打って防水をし、塗装で仕上げられています。I様邸では経年劣化で付着した汚れが目立つほか、一部箇所は補修が必要な状態でした。外壁塗装はお家の美観にだけではなく、紫外線や雨風からお家を保護する防水の役割も果たします。ですので、弊社では10年〜13年の間に塗装を推奨しております。
外壁

外壁。汚れだけでなく外壁が割れてしまっています。

窓からの雨だれの跡が見受けられます。
そして外壁と一緒に必ず確認しているコーキングですが外壁同様、劣化が見受けられひび割れが起きていました。
コーキング

ひび割れが起きています。

屋根の破風板部分。コーキングが破断してしまっています。
ここ最近の住宅で広く使用されているサイディングと呼ばれる外壁材はサイディングの下に防水シートが貼られており、万が一コーキングが裂断や破断、サイディング(外壁材)自体がひび割れてしまっても防水シートが二次防水の役割を担っていますがI様邸で使用されているALC壁は防水シートが貼られていないことがほとんどのためコーキングの劣化やひび割れが雨漏りに直結しやすくなるといった特徴があります。サイディング材もALC壁も含め外壁で最も注意しなければいけない箇所がコーキングになってきます。ALC壁は厚みもあり非常に頑丈ですがサイディングに比べ目地が多く、コーキングのメンテナンスを怠ると家自体の劣化につながるリスクが高まります。ですのでコーキングの劣化には注意する必要があります。
またバルコニーの防水槽も紫外線や雨風を直接受けているため外壁と同じように劣化します。そのため外壁塗装工事と一緒に定期的なメンテナンスが望ましくなってきます。
バルコニー

紫外線や直接の雨風により
防水層が劣化してくるため注意が必要です。
ご自宅全体のメンテナンスを、とのことでしたのでコーキング工事と外壁塗装工事、バルコニー防水塗装工事をご提案。
以上の調査結果をご報告し、漆喰補修工事 外壁塗装工事 コーキング工事 バルコニー防水塗装工事 その他に一部雨樋交換 基礎巾木塗装工事 また 既存の瓦を雪止め瓦へ差し替え 合わせて7つの工事をお任せいただきました。
現状のご自宅の状態やご希望の耐用年数などをしっかりヒアリングした上でI様邸に合う使用材料をご提案。
使用漆喰
I様邸では馬場商店 シルガード(南蛮漆喰)を使用。

通常の漆喰は消石灰を主原料としそこに繊維質やのりを添加していますが南蛮漆喰は通常の漆喰にシリコンや防水剤も添加しより防水性や抜群の強度、耐久性を実現します。
↓㈱馬場商店 シルガードオフィシャルサイト
http://www.baba-shouten.com/nanban/nanban.shtml
使用塗料
次に外壁です。外壁塗装に使用する塗料は
アステックペイント フッ素REVO1000-IR(遮熱塗料)を使用。

建物を永く守り続けるために生まれた高耐候型ハイクラスフッ素塗料〈フッ素REVO1000-IR〉フッ素成分を一般的なフッ素塗料の約2倍含有。高耐候性・低汚染性・遮熱性の3つの機能を兼ね備えた水性1液外壁用遮熱フッ素系上塗材です。期待耐用年数は16年~20年、自社保証(塗膜剥離)も7年ついています。
↓アステックペイント フッ素REVO-1000IRオフィシャルサイト
https://astecpaints.jp/products/product-detail/?paint_id=73
また付帯部には
アステックペイント マックスシールドSiを使用。


住宅の基礎部分に塗布することにより、美観だけではなく住宅の劣化を防ぐことができる、水性ポリマーセメント形一液一紛基礎巾木用上塗り材です。
↓アステックペイント ベースガードオフィシャルサイト
使用コーキング材
コーキング材には
サンライズ㈱SRシールH100 を使用。

表面対候性がかなり優れており、接着性が抜群応力緩和タイプで目地に追従するメンテナンスサイクルが長く期待耐用年数は約30年。耐候性・接着耐久性・応力緩和性すべてを兼ねそろえているコーキング材になります。
↓サンライズ㈱ SRシールH100オフィシャルサイト
http://www.sunrise-bg.co.jp/sp/html/build2.html#itemDtl
使用バルコニー防水塗料
最後にバルコニー防水塗料です。今回はオート化学工業 オートンウレアックスHGを使用。

表面保護機能+防水機能を持ち合わせた、ハイブリット防水コーティング材です。20年以上の耐候性があり、衝撃に強い塗膜を形成します。
↓オート化学工業 オートンウレアックスHGオフィシャルサイト
https://autochem.co.jp/products/1052/
それでは、施工の様子をご覧ください。
関連記事
↑屋根のメンテナンス方法をご紹介しています。
施工前、施工後写真
工事写真レポート

足場着工
足場の組立作業です。
弊社では、安全と職人の作業効率を考えビケ足場を使用しております。
落下や飛散などないよう、しっかりと養生シートを張ります。
高圧洗浄
経年劣化で付着した汚れを高圧洗浄で落としていきます。
高圧洗浄
外壁も高圧洗浄をかける事で新しい塗料の食いつきがよくなります。
高圧洗浄
霧よけや雨樋、基礎巾木といった付帯部も含め隅々まで洗浄します。
外壁補修
高圧洗浄後乾燥期間を設け、一部割れてしまっていた外壁の補修を行っていきます。
外壁補修
コーキング材で補修します。

コーキング工事
続いてコーキングの施工を行っていきます。
養生
窓のサッシにコーキング材が付着しないようマスキングで養生をします。
プライマー
新しいコーキング材の食いつきを良くするため、プライマーを塗っていきます。
打ち込み(充填)
コーキング材を充填していきます。
使用材料:サンライズ㈱ SRシールH100
ならし
ヘラを使用しコーキング材を均一に均していきます。
ならし
ALC外壁の場合既存のコーキングは撤去できないためすべて増し打ちをしならしていきます。
補修
小さなクラックもコーキング材で補修します。
乾燥
全ての施工が終わったら気温や季節、天候にもよりますが約1~2日、乾燥期間を設けます。
養生撤去
養生を撤去し、コーキング工事は完了です。
外壁塗装工事
続いて外壁塗装工事を施工していきます。
養生
窓のサッシなど非塗装部に塗料が付着しないよう、養生を行っていきます。
下塗り
下塗りから行っていきます。
使用材料:アステックペイント ホワイトフィラー
下塗り
外壁塗装は下塗りが非常に重要です。どれだけ高耐候な塗料を使用していても、下塗りを疎かにすると塗料が持つ本来の耐久性を発揮できません。
中塗り
下塗り乾燥後、主材で中塗りを行っていきます。
使用材料:アステックペイント フッ素REVO1000-IR
中塗り
ムラがないよう、丁寧に塗装していきます。
全体に塗り終えたら乾燥させます。
上塗り
中塗りがしっかりと乾いたら仕上げの上塗りを行っていきます。
塗装工事は下塗り・中塗り・上塗りと3回塗って初めて塗料の持つ本来の耐久性を発揮します。
上塗り
全体を塗り終えたら乾燥期間を設け、外壁塗装は完了です。
中間検査を行い、
・ムラがないか・塗り残しがないか
数人の目視で仕上がりをチェックします。
雨樋部分交換工事
付帯部塗装の前に雨樋の部分交換を施工していきます。
既存の雨樋を撤去します。

雨樋部分交換工事
撤去した集水器です。詰まっていて流れておらず泥や落ち葉が溜まっています。
雨樋部分交換工事
新しい雨樋を取り付けます。
使用材料:Panasonic シビルスケアPC-50
雨樋部分交換工事
集水器も新しいものへと交換します。

雨樋部分交換工事
竪樋も交換していきます。
これで雨樋交換工事は完了です。この後付帯部塗装で既存の雨樋と一緒に塗装していきます。
付帯部塗装 霧よけ
付帯部も外壁塗装と同時進行で進めていきます。
霧よけ 錆止めです。
霧よけ
霧よけ 中塗りです。
使用材料:アステックペイント マックスシールドSi
霧よけ
霧よけ 上塗りです。
雨樋(軒樋)
雨樋(軒樋) 下塗りです。

雨樋(軒樋)
雨樋(軒樋) 上塗りです。
雨樋(竪樋)
雨樋(竪樋) 中塗りです。
雨樋(竪樋)
雨樋(竪樋) 上塗りです。
雨戸
雨戸 中塗りです。
雨戸
雨戸 上塗りです。
付帯部塗装が完了したら乾燥期間を設けます。
バルコニー防水塗装工事
続いてバルコニー防水塗装工事を施工していきます。
まずは清掃を行います。
プライマー
トップコートの食いつきを良くするためにプライマーを塗っていきます。

トップコート 1回目
トップコートを塗っていきます。
使用材料:オート化学工業 オートンウレアックスHG
トップコート 1回目
全体を塗り終えたら乾燥させます。
トップコート 2回目
上塗りを行います。

トップコート 2回目
上塗りも乾燥させたらバルコニー防水塗装工事は完了です。
塗装工事後一度中間検査を行い是正があった場合は工事期間内に直しを行います。
漆喰補修工事
続いて漆喰補修工事を施工していきます。

養生
既存の漆喰を撤去するのに養生をしていきます。

養生
撤去する箇所すべてに養生を行います。
既存漆喰撤去
既存の漆喰を撤去していきます。

既存漆喰撤去
撤去が完了しました。
漆喰詰め直し
新しい南蛮漆喰を詰め直していきます。
使用材料:㈱馬場商店 シルガード 白
漆喰詰め直し
棟部分も詰め直していきます。
養生撤去
全ての漆喰の住め尚氏が終わったら養生を撤去します。
清掃
瓦に付着してしまった漆喰を拭き取り清掃を行います。
施工後
乾燥期間を設け漆喰補修工事は完了です。
雪止め瓦差し替え
既存の瓦の一部を雪止め付きの瓦へと差し替えます。
差し替え箇所の瓦を外していきます。
雪止め瓦差し替え
雪止め付きの瓦を取り付けます。
雪止め瓦差し替え
差し替えが完了しました。
基礎巾木塗装工事
足場解体後、最後に基礎巾木塗装工事を施工していきます。
養生
塗料が付着しないよう、マスキングで養生を行います。
補修
クラックを補修していきます。
中塗り
塗装を行っていきます。
使用材料:アステックペイント ベースガード
中塗り
室外機の裏までしっかり塗り残しがないよう塗装していきます。
塗装後は一度乾燥期間を設けます。
上塗り
上塗りを行っていきます。
上塗り
上塗りです。
終了したら乾燥期間を設けます。
復旧
上塗り後、乾燥させたら花壇などを既存の位置に戻します。
養生撤去
乾燥させたら養生を撤去し完了です。

施工後 屋根
以上でご依頼いただいていたすべての工事が完了しました。綺麗に仕上がっています。
施工後 外壁
外壁も綺麗に仕上がっています。
施工後 全景
ナタリールーフでは、工事完了後
3ヶ月・6ヶ月・1年・1年毎に定期点検に伺わせて頂きます。
これからも長いお付き合いをさせて頂ければと思います。
ありがとうございました!
私が担当しました!
営業
樋口 健KEN HIGUCHI
- 趣味
- プロ野球観戦
- お客様への一言
- 常にお客様目線に立ち、最善のご提案を致します!
- 所有資格
- ・雨漏り診断士
・外壁診断士
・足場組立て等作業主任者
・職長・安全衛生責任者
・フルハーネス特別教育
・ニチハ金属外装施工士
・ROOGA施工技術者
・荷上げ機特別教育修了者
・アステックペイント技術研修会修了
・有機溶剤作業主任者技能講習修了
塗装職人
野島 正TADASHI NOJIMA
- 趣味
- ダーツ・子供と遊ぶこと・塗装
- お客様への一言
- お客様とコミニュケーションを取りながら、希望や不満をできる限り解消し満足頂けるよう心がけて塗装させてもらってます!
屋根職人
諏佐 貴利TAKATOSHI SUSA
- 趣味
- 音楽鑑賞、買い物
- お客様への一言
- 全てのお客様に満足していただけるように丁寧な作業を心掛けます!!
塗装職人
山田 琢磨TAKUMA YAMADA
- 趣味
- ダーツ
- お客様への一言
- 施工品質は、もちろんですが、お客様に安心してお任せしていただけるよう心がけて、お客様の笑顔を見れるように頑張ります!
営業
彦田 貴充TAKAMITSU HIKOTA
- 趣味
- 野球観戦、釣り
- お客様への一言
- 一軒一軒100%の力を注ぎます!!
屋根職人
近藤 健太KENTA KONDO
- 趣味
- 釣り・スノーボード
- お客様への一言
- 屋根工事が大好きなので、集中しすぎてしまう癖があります。
日々、丁寧かつ綺麗な施工を心がけています!









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