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埼玉県入間市I様邸 屋根カバー工事〈ルーフタイルジャパン 一閃〉外壁塗装工事〈アステックペイント フッ素REVO〉コーキング打ち替え工事〈オート化学工業 オートンイクシード〉

2024.02.19 (Mon)

施工前BEFORE
施工後AFTER

入間市I様邸 施工データ

工事内容

屋根カバー工事 

外壁塗装工事

コーキング工事

バルコニー防水塗装工事

築年数 築17年
施工日数 26日間
工事金額 190万円
メーカー・商品

屋根:ルーフタイルジャパン 一閃

外壁:アステックペイント フッ素素REVO1000-IR 艶消し

付帯部:アステックペイントマックスシールドSi 3分艶

コーキング:オート化学工業 オートンイクシード

バルコニー防水:オート化学工業 オートンウレアックスHG

この施工事例と類似の条件で見積を依頼する

お客様のご要望

今回は 屋根カバー工事 外壁塗装工事 コーキング工事 バルコニー防水塗装工事 をご依頼頂いたお客様のご紹介です。

スレート屋根の割れが以前から気になっていたので、ナタリールーフさんに調査を依頼しました。

外壁やコーキングも劣化していたので思い切って屋根と外壁両方メンテナンスすることにしました。

担当者より

営業 彦田

担当営業 彦田 貴充

まずは屋根から調査を行っていきます。I様邸の既存の屋根材はスレート屋根の中でも「塗装してはいけない屋根材」グリシェイドNEOの屋根でした。

I様邸は築17年ですが、丁度その時期には多くの住宅の屋根にグリシェイドNEOが使用されました。

アスベスト規制がかかったことにより、それまでアスベストによって強度を保っていたスレート屋根材が急遽アスベストを抜いたことで、非常に脆く耐久性の乏しいスレートとして販売されてしまいました。

この時期に販売されたスレート屋根材は、経年と共に自然に割れや欠け、落下などの症状が発生する問題を抱えており社会問題にもなっています。

グリシェイドNEOついて詳しく解説
屋根

グリシェイドNEOグリシェイドNEO

一枚丸々落ちてしまっている

雪止めで落下を免れています

グリシェイドNEO

コーキング

I様邸の外壁は窯業系サイディングと呼ばれる外壁材でした。

コーキングとは壁と壁の繋ぎ目に充填されているゴムのような箇所を指します。通常は雨水の侵入を防ぐほかに伸縮性があるため地震などで建物が揺れた際にはクッションのような役割を担っていますが経年劣化とともに固くなり、伸縮性がなくなります。固くなってしまうと破断剥離といった症状が出てきます。サイディングの外壁において最も注意しなければいけない箇所がこのコーキングです。

サイディングはコンクリートや木チップを圧縮したもので出来ています。このコーキングが劣化し固くなってしまうとサイディングの小口(切り口)が露出してしまい、たとえサイディング(外壁)の塗膜が生きていても剥離したコーキング目地から雨水が染み込み、板の反りや割れに繋がってしまいます。

一度反ってしまったサイディングは完全に元通りにはなりません。なのでコーキングの劣化には注意する必要があります。

コーキング劣化 施工前

劣化し破断してしまっている

コーキング劣化 施工前

バルコニー周りの幕板も劣化が顕著に現れている

外壁

外壁にはチョーキング・塗膜の剥離がみられました。チョーキングとは、外壁を指で触った際に白い粉がつくことをいいます。雨や紫外線により塗料に含まれる合成樹脂が分解され、塗料に含まれる顔料が粉状になって表面に現れる現象です。放置しているとサイディングの劣化、クラックも徐々に広がり、内部に雨水が侵入する恐れがあります。

北面は、風通しが悪いこともあってか、苔・藻が多く発生していました。苔が発生しているということは外壁の塗膜の防水性能が切れているということです。チョーキングと同様に塗装時期のサインなので注意が必要です。

使用塗料や周辺の環境などによって劣化の度合いは変わってきますが、外壁は10年〜13年に一度の塗装工事推奨しています。

また外壁塗装はお家の美観にだけではなく、紫外線や雨風からお家を保護する防水の役割も果たします。塗料によっては、低汚染性防カビ遮熱などの機能で長期的にお家を守ることが可能です。またバルコニーの防水槽も紫外線や雨風を直接受けているため外壁と同じように劣化します。そのため外壁塗装工事と一緒に定期的なメンテナンスが望ましくなってきます

外壁 劣化

チョーキングや塗膜の剥離が始まっている

外壁 劣化

北面には苔が発生しています。

以上の調査結果をご報告し、屋根カバー工事外壁塗装工事コーキング工事 バルコニー防水塗装工事4つの工事をお任せいただきました。

現状のご自宅の状態やご希望の耐用年数などをしっかりヒアリングした上でI様邸に合った屋根材・塗料・コーキング材をご提案します。

使用ルーフィング

まずは既存のスレート屋根の上に新しく敷いていくルーフィングです。屋根材の下地に使用する防水紙のことを指します。屋根材に隠れてしまいますが屋根の防水の役割を担っているルーフィング(防水紙)は屋根リフォーム工事にあたって最重要といっても過言ではありません。

※ルーフィングについて詳しくはこちらをご覧ください。

K様邸で使用させていただくルーフィング(防水紙)は

TAJIMAルーフィング ニューライナールーフィング です。

ニューライナールーフィング

↓TAJIMAルーフィング ニューライナールーフィングオフィシャルサイト

https://www.tajima.jp/juken/index02_02.html

改質アスファルトルーフィングの先駆けとなった、防水性・耐久性共に他の追随を許さない、最高級の品質を誇る下葺材です。改質アスファルト層を不織布と原紙で挟み込むことで、改質アスファルト本来の性能を十二分に発揮します。 表面に防滑特殊塗料を使用しているため、防滑性に優れています。

↓ニューライナールーフィングについて詳しく解説

使用屋根材

ルーフィングの上に使用させて頂く屋根材は

ルーフタイルジャパン 一閃です。

ルーフタイルジャパン一閃ルーフタイルジャパン

”天然石粒+ガルバリウム鋼板”のデザイン性・高耐久・耐風性に優れた世界基準の屋根材です。

天然の石を使用しているので、経年しても表面の色褪せや劣化がほとんどないメンテナンスフリーな屋根材です。

メーカー保証はなんと30年の長期保証!ナタリー自社保証も15年付きます。

↓ルーフタイルジャパン オフィシャルサイト

https://www.rooftg.co.jp/features/

↓ 一閃の作業工程がわかる動画です。

使用塗料

I様は、塗装後に家全体がツヤツヤになってしまうのが好みではないそうなので、外壁塗料は艶消しをチョイスしました。

艶が無くなるのでトーンを落としたい方におすすめです。

外壁塗装に使用する塗料は

アステックペイント フッ素REVO1000-IR(遮熱塗料)を使用。

フッ素REVO1000‐IR

建物を永く守り続けるために生まれた高耐候型ハイクラスフッ素塗料〈フッ素REVO1000-IR〉フッ素成分を一般的なフッ素塗料の約2倍含有。高耐候性・低汚染性・遮熱性の3つの機能を兼ね備えた水性1液外壁用遮熱フッ素系上塗材です。期待耐用年数は16年~20年、自社保証(塗膜剥離)7年ついています。

↓アステックペイント フッ素REVO-1000IRオフィシャルサイト

https://astecpaints.jp/products/product-detail/?paint_id=73

付帯部使用塗料

付帯部の塗装には

アステックペイント マックスシールド1500SiーJYを使用。

耐候性や低汚染性に優れた、弱溶剤形の外壁用上塗材。戸建て、工場、アパート・マンションの外壁はもちろん、付帯部にも塗布することができる多用途塗料です。
付帯部の艶も落として3分艶をチョイスしました。
↓アステックペイント マックスシールド1500Si-JYオフィシャルサイト

使用コーキング材

コーキング材には最上級クラスのコーキング

オート化学工業のオートンイクシードを使用。

オート化学工業 オートンイクシード

オートンイクシードは特殊高耐久ポリマー「LSポリマー」を配合することにより、これまでにない耐久性、耐候性を実現した「超寿命シーリング材」です。
長期に渡り大切な建物を雨水の侵入から守ります。

その耐久性は30年と言われています。

オートンイクシード公式紹介ページ

使用バルコニー防水塗料

最後にバルコニー防水塗料です。今回はオート化学工業 オートンウレアックスHGを使用。

オートンウレアックスHG

表面保護機能+防水機能を持ち合わせた、ハイブリット防水コーティング材です。20年以上の耐候性があり、衝撃に強い塗膜を形成します。

↓オート化学工業 オートンウレアックスHGオフィシャルサイト

https://autochem.co.jp/products/1052/

基礎塗装

基礎ベースガード

基礎ベースガード

基礎のクラックも気にされていましたので、基礎用の塗料を使用して基礎も塗装させて頂きます。

基礎専用の塗料で塗ることで基礎の劣化やヒビ割れを防ぐことができ、昨今は多くの方がご所望されています。

それでは、施工の様子をご覧ください。

関連記事

↑屋根のメンテナンス方法をご紹介しています。

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無料見積もり

施工前、施工後写真

施工前BEFORE
施工後AFTER

工事写真レポート

  • 足場着工
    足場の組立作業です。
    弊社では、安全と職人の作業効率を考えビケ足場を使用しております。
    落下や飛散などないよう、しっかりと養生シートを張ります。
  • 高圧洗浄
    まずは経年によって付着した汚れを高圧洗浄で落としていきます。
    屋根は、カバー工法ですが施工前に綺麗にします。
  • 高圧洗浄
    軒樋の汚れやゴミも綺麗に洗浄します。
  • 高圧洗浄 外壁
    外壁も高圧洗浄をかける事で新しい塗料の食いつきがよくなります。
  • 高圧洗浄 ベランダ
    ベランダも同様です。
  • 高圧洗浄 玄関
    玄関前のタイルも高圧洗浄で綺麗にします。
  • コーキング撤去
    高圧洗浄後乾燥させ、コーキング工事から施工を行っていきます。
    既存のコーキングを撤去していきます。
  • プライマー
    新しいコーキング材の食いつきを良くするため、プライマーを塗っていきます。
  • 打ち込み(充填)
    コーキング材を充填していきます。
    使用材料:オート化学オートンイクシード
  • ならし
    ヘラを使用しコーキング材を均一に均していきます。
    サッシ周りやは既存コーキングの撤去ができないため、増し打ちをし均一にならしていきます。
  • ならし
    サッシ周りは既存コーキングの撤去ができないため、増し打ちをし均一にならしていきます。
  • 乾燥
    養生を撤去し、コーキング工事は完了です。
    全ての施工が終わったら気温や季節、天候にもよりますが約1~2日、乾燥期間を設けます。
  • 外壁塗装工事
    続いて外壁塗装工事を施工していきます。
  • 養生
    窓のサッシなど非塗装部に塗料が付着しないよう、養生を行っていきます。
  • 養生
    地面にも落ちた塗料が付着しないように全体を養生します。
  • 下塗り
    下塗りから行っていきます。
    使用材料:アステックペイント エポパワーシーラー
  • 下塗り
    外壁塗装は下塗りが非常に重要です。どれだけ高耐候な塗料を使用していても、下塗りを疎かにすると塗料が持つ本来の耐久性を発揮できません。
  • 中塗り
    下塗り乾燥後、主材で中塗りを行っていきます。
    使用材料:アステックペイント フッ素REVO1000-IR
  • 中塗り
    ムラがないよう、丁寧に塗装していきます。
    全体に塗り終えたら乾燥させます。
  • 上塗り
    中塗りがしっかりと乾いたら仕上げの上塗りを行っていきます。
    塗装工事は下塗り・中塗り・上塗りと3回塗って初めて塗料の持つ本来の耐久性を発揮します。
  • 上塗り
    全体を塗り終えたら乾燥期間を設け、外壁塗装は完了です。
    中間検査を行いムラがないか・塗り残しがないか等、数人の目視で仕上がりをチェックします。
  • 付帯部塗装 軒天井
    付帯部も外壁塗装と同時進行で進めていきます。
    軒天井 中塗りです。
    使用材料:アステックペイント マルチエース
  • 付帯部塗装 軒天井
    上塗りです。
  • 破風
    破風 下塗りです。
  • 破風
    中塗りです。
    使用材料:アステックペイント マックスシールドSi
  • 破風
    上塗りです。
  • 雨樋
    中塗りです。
  • 雨樋
    上塗りです。
    今回は、三分艶塗装で行います。
  • 水切り
    鉄部には錆止めを塗っていきます。
  • 水切り
    上塗りです。
  • 錆止めを塗っていきます。
  • 中塗りです。
  • バルコニー防水 ケレン
    バルコニーの施工です。
    スクレーパーでこびり付いた汚れを削ります。
  • バルコニー防水 プライマー
    清掃後、プライマーを塗っていきます。
    主材の食いつきを良くします。
  • バルコニー防水 ウレアックス
    トップコートを塗っていきます。
    使用材料:オート化学工業 オートンウレアックスHG
  • バルコニー防水 ウレアックス
    中塗りを乾燥後、上塗りを行います。
    しっかりと乾燥させたら塗装工事は完了です。
  • 屋根カバー工事 施工前
    最後に屋根カバー工事を施工していきます。
  • 既存役物撤去
    まずは棟板金や雪止めといった役物と呼ばれる板金を撤去していきます。棟板金を撤去すると貫板と呼ばれる棟板金を固定するための下地材が出てくるのでこちらも撤去していきます。
  • 既存役物撤去
    雪止めは1箇所ずつサンダーを使用しカットし屋根をフラットな状態にしていきます。
  • ルーフィング ニューライナー
    軒先役物を取り付け後、新しいルーフィングを既存の屋根材の上から敷いていきます。
    使用材料:TAJIMAルーフィング ニューライナールーフィング
  • ルーフィング ニューライナー
    ルーフィングは屋根の防水の要といっても過言ではありません。既定の重なり幅で敷いていくことにより、雨水の侵入を防ぎます。カバー工法の場合、既存のルーフィングと屋根材があるため二重の防水になります。
  • 軒先役物取り付け(改修用スターター)
    軒先に役物と呼ばれる板金(改修用スターター)を取り付けていきます。
    軒先を板金で固定して、屋根材が飛ばされないようにするという重要な役割もあります。
  • 妻側役物取り付け(捨て板水切り)
    妻側(ケラバ)部分に軒先同様役物を取り付けていきます。
    役物を取り付けることによって内部に水が入ってしまうことを防ぎます。
  • 本体工事 ルーフタイルジャパン 一閃
    役物の取り付けを終えたら屋根本体を施工していきます。
    使用屋根材:ルーフタイルジャパン 一閃
  • 本体工事 ルーフタイルジャパン 一閃
    一閃本体が綺麗に葺き上がりました!
  • 棟施工 シールテープ
    続いて棟を施工していきます。
    棟部分にシールテープを取り付けます。雨などの吹き込みに対しての縁切りの役割があります。
  • 棟施工 換気口
    棟換気はサンダーでカットし換気口を開けます。
  • 棟施工 棟換気
    専用の棟換気イコタイルベンツを取り付けます。雨などの吹き込みを縁切りします。
  • 棟施工 棟用スペーサー
    シールテープの上から棟部分に棟包みを固定するための下地、一閃専用の棟用スペーサーを取り付けていきます。
  • 棟施工 同質棟包み 取り付け
    棟用スペーサーに屋根と同質の棟包みを取り付けていきます。
  • 棟施工 同質棟包み 取り付け
    イコタイルベンツの上にも同質棟包みを取り付けます。
  • 棟施工 同質棟包み 取り付け
    棟同士が合わさる箇所はその場で職人が棟包みを加工し取り付けます。
    重なる接合部にはしっかりとコーキングを充填します。
  • 棟施工 同質ケラバ包み
    コーキングにはストーンチップでタッチアップします。
  • 棟違い 同質ケラバ包み・雨押さえ 施工前
    棟違い箇所も同様に施工します。
  • 棟違い 同質ケラバ包み・雨押さえ 施工後
    妻側(ケラバ)部分には役物の上から同質のケラバ包みを取り付けます。ビス部分には屋根材と同質の石でコーティングする為、他の屋根材より美観にもこだわりを感じられます。
  • 屋根カバー工事 完工
    綺麗に仕上がりました。
  • 施工後 屋根
    以上でご依頼いただいていたすべての工事が完了しました。石付の屋根材のため色褪せの心配がありません。
  • 施工後 外壁
    屋根のブラックともマッチしてスタイリッシュな外壁に仕上がりました。
  • 施工後 付帯部
    付帯部の塗装も綺麗に仕上がっています。
  • 施工後 全景
    ナタリールーフでは、工事完了後
    3ヶ月・6ヶ月・1年・1年毎に定期点検に伺わせて頂きます。
    これからも長いお付き合いをさせて頂ければと思います。
    ありがとうございました!

私が担当しました!

営業

彦田 貴充TAKAMITSU HIKOTA

趣味
野球観戦、釣り
お客様への一言
一軒一軒100%の力を注ぎます!!

塗装職人

野島 正TADASHI NOJIMA

趣味
ダーツ・子供と遊ぶこと・塗装
お客様への一言
お客様とコミニュケーションを取りながら、希望や不満をできる限り解消し満足頂けるよう心がけて塗装させてもらってます!

屋根職人

諏佐 貴利TAKATOSHI SUSA

趣味
音楽鑑賞、買い物
お客様への一言
全てのお客様に満足していただけるように丁寧な作業を心掛けます!!

塗装職人

山田 琢磨TAKUMA YAMADA

趣味
ダーツ
お客様への一言
施工品質は、もちろんですが、お客様に安心してお任せしていただけるよう心がけて、お客様の笑顔を見れるように頑張ります!

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