埼玉県飯能市M様邸 屋根カバー工法 ニチハ横暖ルーフαS 外壁塗装アステックペイント フッ素REVO1000 破風板金 天窓交換
2024.06.12 (Wed)
飯能市M様邸 施工データ
工事内容 | モニエル瓦屋根葺き替え工事 ニチハ 横暖ルーフαS 外壁塗装 アステックペイント フッ素REVO1000-IR 付帯塗装 アステックペイント マックスシールド1500Si-JY 天窓交換 日本ベルックス スカイビューシリーズ VS電動タイプ |
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築年数 | 築32年 |
施工日数 | 26日間 |
工事金額 | 270万円 |
メーカー・商品 | 田島ルーフィング ニューライナールーフィング ニチハ 横暖ルーフαS アステックペイント フッ素REVO1000-IR アステックペイント マックスシールド1500Si-JY オート化学 オートンウレアックスHG 日本ベルックス スカイビューシリーズ VS電動タイプ |
お客様のご要望
今回は、スレート屋根を横暖ルーフαSでカバー工法したお客様のご紹介です!
もうそろそろ家全体のメンテナンスの時期だなと考えていたところ、ナタリールーフさんのチラシが入っていたのでショールームにお邪魔しました。
屋根のサンプルも豊富で、外壁の色もカラーシミュレーションで親身に相談に乗ってくれたので、すんなりと決まりました。
担当者より
担当営業 彦田 貴充
※昨今、訪問販売業者による、屋根リフォームの詐欺が横行しています。「近くで工事している」「屋根材が剥がれている」などの指摘をされても安易に屋根に登らせるのは絶対にやめてください!屋根など気になるところがあればお近くの専門業者に診てもらいましょう。
施工前
屋根
M様邸は、スレート屋根でした。
全体的に経年劣化しており、前回の塗装の防水性が薄れ、汚れや苔が多くみられました。
お客様のご希望で塗装ではなく屋根カバー工法させていただくこととなりました。
屋根カバー工法とは既存の屋根材の上から新しい防水紙を貼り、超軽量の屋根材を被せる工法です。
既存の屋根を活かすことで二重の防水となるのに加え、既存屋根の撤去費用も発生しないため葺き替え工事に比べコストも抑えられるのがメリットです。
※ルーフィングの詳しい参考記事 ルーフィング(防水紙)の種類や重要性について をご覧ください。
天窓
M様邸の屋根には下屋根に天窓が付けられていました。このまま屋根カバー工法をすることも可能ですが、古くなってきたので新しいものと交換したいとのことでしたので、今回は天窓交換工事もさせて頂きます。
破風板
木製の破風板の塗膜の剥離が激しく木部がほぼ剥き出しの状態になってしまっていました。
削り取って塗装することも可能ですが、また何年か経つと剥離してしまう可能性がありますので、破風板金を巻く工事をご提案しました。
ガルバリウム鋼板製の破風板金を取り付けることで、30年前後の耐久性を保てます。美観も良くなるのでおすすめです。
外壁
外壁材は、モルタル外壁でした。調査させて頂いたところ外壁の塗膜も経年劣化により、全体的にチョーキング(白亜化現象)が進んでいました。
チョーキングとは、外壁を指で触った際に白い粉がつくことをいいます。雨や紫外線により塗料に含まれる合成樹脂が分解され、塗料に含まれる顔料が粉状になって表面に現れる現象です。放置しているとクラックも徐々に広がり、内部に雨水が侵入する恐れがあります。
また外壁塗装はお家の美観にだけではなく、紫外線や雨風からお家を保護する防水の役割も果たします。塗料によっては、低汚染性・防カビ・遮熱などの機能で長期的にお家を守ることが可能です。
使用塗料や周辺の環境などによって劣化の度合いは変わってきますが、外壁は10年〜13年に一度の塗装工事を推奨しています。
コーキングも経年劣化により破断している箇所が多くみられたので併せて打ち替え工事もさせて頂きます。
基礎の汚れも気にされていたので、アステックの基礎専用塗料でのメンテナンスをご提案させて頂きました。
使用材料
まず屋根に使用させていただくルーフィング(防水紙)は
TAJIMAルーフィング ニューライナールーフィング です。
↓TAJIMAルーフィング ニューライナールーフィングオフィシャルサイト
https://www.tajima.jp/juken/index02_02.html
改質アスファルトルーフィングの先駆けとなった、防水性・耐久性共に他の追随を許さない、最高級の品質を誇る下葺材です。改質アスファルト層を不織布と原紙で挟み込むことで、改質アスファルト本来の性能を十二分に発揮します。
表面に防滑特殊塗料を使用しているため、防滑性に優れています。
↓ニューライナールーフィングの解説と施工手順がわかる動画です!
ルーフィングの上に使用させて頂く屋根材は ニチハ 横暖ルーフαSちぢみ です。
ニチハ横暖ルーフシリーズは、超軽量・超高耐候・遮熱GL鋼板の屋根材で遮熱性・遮音性にも優れている非常に優れた屋根材となっております。
メーカー保証も最大25年の長期保証となっており、ナタリールーフの自社保証も15年付けさせて頂いております。
↓今回使用の横暖ルーフαSの施工の様子です。(動画は葺き替え工事ではなくカバー工法ですが施工方法は変わりません。)
新しいく取り付ける天窓には、日本ベルックスの天窓(トップライト)
スカイビューシリーズ VS電動タイプを使用します。
外壁塗装に使用する塗料は
アステックペイント フッ素REVO1000-IR(遮熱塗料)を使用。
建物を永く守り続けるために生まれた高耐候型ハイクラスフッ素塗料〈フッ素REVO1000-IR〉フッ素成分を一般的なフッ素塗料の約2倍含有。高耐候性・低汚染性・遮熱性の3つの機能を兼ね備えた水性1液外壁用遮熱フッ素系上塗材です。期待耐用年数は16年~20年、自社保証(塗膜剥離)も7年ついています。
↓アステックペイント フッ素REVO-1000IRオフィシャルサイト
https://astecpaints.jp/products/product-detail/?paint_id=73
付帯部の塗装には
アステックペイント マックスシールド1500SiーJYを使用。
使用バルコニー防水塗料
最後にバルコニー防水塗料です。今回はオート化学工業 オートンウレアックスHGを使用。
表面保護機能+防水機能を持ち合わせた、ハイブリット防水コーティング材です。20年以上の耐候性があり、衝撃に強い塗膜を形成します。
↓オート化学工業 オートンウレアックスHGオフィシャルサイト
https://autochem.co.jp/products/1052/
それでは、施工の様子をご覧ください。
それでは施工の様子をご覧ください!
施工前、施工後写真
工事写真レポート
足場着工 瓦撤去
足場を組んで工事開始です。
弊社では、安全と職人の作業効率を考えビケ足場を使用しております。
落下や飛散などないよう、しっかりと養生シートを張ります。
瓦を撤去していきます。高圧洗浄 屋根
まずは経年によって付着した汚れを高圧洗浄で落としていきます。
屋根は、カバー工法ですが施工前に綺麗にします。高圧洗浄 屋根
軒先の苔まで綺麗に洗浄します。高圧洗浄 軒樋
軒樋のゴミや汚れも洗浄で綺麗にします。高圧洗浄 軒樋
軒樋の裏まで綺麗に洗浄します。高圧洗浄 軒天
軒天も同様です。高圧洗浄 外壁
外壁を洗浄していきます。
高圧洗浄をしっかり充てる事で新しい塗料の食いつきがよくなります。高圧洗浄 雨戸戸袋
雨戸戸袋も汚れが溜まっているので洗い流します。高圧洗浄 バルコニー防水
バルコニーの防水槽の汚れも落とします。高圧洗浄 笠木
アルミ笠木は塗装しませんが洗浄で綺麗にします。養生
乾燥させてから塗装するための養生です。
非塗装部に塗料がつかないよう丁寧に養生します。養生
地面にも塗料やゴミが落ちないように養生します。クラック補修
外壁のクラック(ヒビ割れ)をコーク材で埋めます。下塗り ホワイトフィラー
まずは、下塗りです。
モルタルにはフィラーを使用します。
アステックペイント ホワイトフィラーを塗ります。中塗り フッ素REVO1000-IR
下塗り乾燥後、主材で中塗りを行っていきます。
使用材料:アステックペイント フッ素REVO1000-IR上塗り フッ素REVO1000-IR
中塗り乾燥後に上塗りです。
ムラや塗り残しがないよう、丁寧に塗装していきます。
上塗り フッ素REVO1000-IR
塗料は、3回塗って初めて本来の色味や耐久性を発揮します。
塗り残しがないように注意しながら塗ります。上塗り フッ素REVO
細かい箇所は刷毛を使用して丁寧に塗ります。
全体に塗り終えたら乾燥させます。軒天 マルチエース
軒天を軒天専用塗料で塗装します。
使用材料:アステックペイント マルチエース軒天 マルチエース
マルチエースは、下塗りが要らないので2回塗りで完成です。破風板塗装 マックスシールド1500Si-JY
今回、ケラバの破風は破風板金を取り付けますが、軒面は塗装します。破風板塗装 マックスシールド1500Si-JY
ケレンしてから上塗りです。
使用材料:アステックペイント マックスシールド1500Si-JY雨樋塗装 マックスシールド1500Si-JY
雨樋もケレン後にマックスシールドを塗ります。
中塗り乾燥後に上塗りを塗ります。雨樋塗装 マックスシールド1500Si-JY
竪樋も同様に塗装します。
竪樋も同様に上塗りを塗ります。
雨戸塗装 ケレン
雨戸戸袋を塗装します。
ケレンで目荒らしします。雨戸塗装 マックスシールド1500Si-JY
ケレン後に中塗りを塗ります。雨戸塗装 マックスシールド1500Si-JY
乾燥後、上塗りです。霧除け塗装 マックスシールド1500Si-JY
霧除けも板金なので同様の塗装します。水切り塗装 マックスシールド1500Si-JY
水切りも板金なので鉄部塗装していきます。水切り塗装 マックスシールド1500Si-JY
ケレン・錆止め・中塗り・上塗りと塗ります。バルコニー防水 プライマー
バルコニーの施工に入ります。
清掃してからプライマーを塗布します。
バルコニー防水 オートンウレアックスHG
プライマー乾燥後にウレアックスを塗ります。
まずは中塗りです。バルコニー防水 オートンウレアックスHG
乾燥後に上塗りです。
屋根カバー工法 施工前
外壁塗装が済みましたら屋根の施工に移ります。役物撤去 棟板金
棟板金や雪止めなどの役物を撤去します。
棟板金を撤去すると下地材の貫板が出てきます。役物撤去 貫板
貫板も撤去し、屋根をスレート屋根材のみのフラットな状態にします。換気口
棟の頂点には、棟換気を取り付ける換気口を開けておきます。役物撤去後
全ての貫板が撤去できました。ルーフィング ニューライナールーフィング
ルーフィングを貼っていきます。
今回のルーフィングは、田島ルーフィングのニューライナールーフィングです。ルーフィング ニューライナールーフィング
ルーフィングは屋根防水の要なので、しっかり丁寧に規定の重なり幅を確認しながら敷いていきます。
綺麗に貼り上がりました!役物取り付け
防水紙を敷き終わったら、軒先やケラバに役物を取り付けていきます。
軒先を板金で固定して、屋根材が飛ばされないようにするという重要な役割もあります。役物取り付け
ケラバも役物を取り付けます。横暖ルーフαS 本体工事
本体を葺いていきます。
使用材料:ニチハ 横暖ルーフαSちぢみ
横暖ルーフαS 本体工事
一面ごとに葺きあげていきます。
雪止めは、千鳥に取り付けていきます。横暖ルーフαS 本体工事
軒先から棟まで綺麗に葺き上がりました。棟施工 タフモック
棟を施工していきます。
棟に沿って樹脂製の貫板タフモックを取り付けます。
木材と違い樹脂製なので痩せてしまうことがありません。棟換気
開けておいた換気口に棟換気を取り付けます。棟換気
横暖専用の棟換気です。
換気棟があることで、雨水などの吹き込みを防ぎつつ屋根裏の通気を確保し温度上昇を防ぎます。棟換気 施工後
棟換気のが綺麗に取り付けられました。大屋根 施工後
平行棟に棟板金を取り付け、大屋根が完成です。下屋根 ルーフィング
下屋根の施工に移ります。
下屋根も大屋根と同様の工程で施工します。下屋根 役物取り付け
壁際には捨て水切りを取り付けます。下屋根 役物取り付け
ケラバや軒先にも役物を取り付けます。下屋根 本体工事
軒先から横暖を葺いていきます。下屋根 本体工事
綺麗に葺き上がりました。天窓交換 施工前
天窓の施工に入ります。
天窓交換 撤去
既存の天窓を撤去していきます。
サッシ部から解体し、周りのスレート材も撤去します。天窓交換 撤去
天窓の枠を撤去すると木枠が出てきました。
天窓交換 撤去
天窓周りが綺麗に撤去できました。天窓交換 フリーク調整
既存の木枠を撤去し、フリークを調整します。天窓交換 本体取り付け
本体を載せていきます。
今回は、電動開閉タイプなので内部の電源と繋いでいます。
天窓交換 本体取り付け
本体を載せたら水平など微調整をしてから固定します。
日本ベルックス スカイビューシリーズ VS電動タイプ天窓交換 防水処理
フレームの周りに防水テープを貼っていきます。天窓交換 防水処理
四方全てに貼り終わりました。天窓交換 ルーフィング
ここから屋根カバーと同様の施工になります。
ルーフィングを軒先から貼ります。天窓交換 ルーフィング
ルーフィングを立ち上げた後に、専用の防水テープを貼ります。
天窓は、防水処理が一番重要となります。天窓交換 ルーフィング
綺麗に貼り上がりました。天窓交換 屋根材葺き
下屋根の工程と同様に役物を取り付けて本体を葺いていきます。
天窓には、専用の水切りを取り付けます。天窓交換 屋根材葺き
上部にも水切りを取り付けます。天窓交換 屋根材葺き
天窓の上まで横暖ルーフが葺き上がりました。天窓交換 施工後
オモテの工程が終了しました。天窓交換 内装
内装の施工に入ります。
内装のクロス破れて露出している箇所を塞ぎます。天窓交換 巾木取り付け
専用の巾木を取り付けます。天窓交換 コーク材処理
仕上げにコーク材で処理します。天窓交換 内装
施工前天窓交換 内装
施工後
天窓交換 内装
白いクロスと相まって綺麗に仕上がりました。天窓交換 施工後
天窓交換の施工が全て終了しました。
動作も正常に動き上手く収まりました。破風板金工事
施工前の破風です。
高圧洗浄でほとんどの塗膜が剥がれています。破風板金 加工
破風の寸法に加工した破風板金を現場で取り付けます。破風板金 取り付け
ケラバの下部から取り付けていきます。破風板金 取り付け
重ねて釘で留めていきます。破風板金 取り付け
端を折り返して留めて完成です。外壁 施工後
全ての工事が無事に完了しました。
中間検査、完了検査と数回の検査を行っております。外壁 施工後
傷んでいたモルタルの外壁も生まれ変わったように綺麗に仕上がりました!雨樋 施工後
軒樋は破風の色に合わせました。屋根 施工後
棟板金も綺麗に仕上がってます。屋根 施工後
グリーンのカラーがとても綺麗です。
グリーンのカラーをチョイスされる方は多いです。屋根 施工後
大きな面は圧巻です。全景 施工後
最後はお家の周りをしっかり清掃します。全景 施工後
ナタリールーフでは、工事完了後6ヶ月・1年・1年毎に定期点検に伺わせて頂きます。
これからも長いお付き合いをさせて頂ければと思います。
ありがとうございました!
私が担当しました!
営業
彦田 貴充TAKAMITSU HIKOTA
- 趣味
- 野球観戦、釣り
- お客様への一言
- 一軒一軒100%の力を注ぎます!!
代表取締役
矢野 佑介YUSUKE YANO
- 趣味
- お家のお手入れ
- お客様への一言
- 若い頃から屋根一筋で生きてきたので、屋根・住宅に関してはお任せください!
屋根職人
諏佐 貴利TAKATOSHI SUSA
- 趣味
- 音楽鑑賞、買い物
- お客様への一言
- 全てのお客様に満足していただけるように丁寧な作業を心掛けます!!
塗装職人
野島 正TADASHI NOJIMA
- 趣味
- ダーツ・子供と遊ぶこと・塗装
- お客様への一言
- お客様とコミニュケーションを取りながら、希望や不満をできる限り解消し満足頂けるよう心がけて塗装させてもらってます!