埼玉県所沢市N様邸 屋根カバー ルーフタイルジャパン 一閃 外壁塗装 アステックペイント フッ素REVO コーキング打ち替え オート化学工業 オートンイクシード 雨樋交換 PanasonicパラスケアU105
2024.06.10 (Mon)
所沢市N様邸 施工データ
工事内容 | 屋根カバー工事 外壁塗装工事 コーキング工事 バルコニー防水塗装工事 雨樋交換工事 |
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築年数 | 築27年 |
施工日数 | 27日間 |
工事金額 | 240万円 |
メーカー・商品 | 屋根:ルーフタイルジャパン 一閃 雨樋交換:Panasonic パラスケアU105 外壁:アステックペイント フッ素REVO1000-IR 付帯部:アステックペイント マックスシールドSi コーキング:オート化学工業 オートンイクシード バルコニー防水:オート化学工業 オートンウレアックスHG
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お客様のご要望
今回は 屋根カバー工事 雨樋交換工事 外壁塗装工事 コーキング工事 バルコニー防水塗装工事 をご依頼頂いたお客様のご紹介です。
もうそろそろ家のメンテナンスの時期だと思い、ナタリールーフさんに調査を依頼しました。
外壁やコーキングも劣化していたので屋根と外壁その他もまとめてメンテナンスじてもらうことにしました。
担当者より
担当営業 樋口 健
施工前の様子
屋根
屋根は、スレート屋根でした。割れなどは見られませんでしたが、基材は経年劣化していました。
N様のご要望は高耐候なメンテナンスを希望しておりましたので、屋根カバー工法をご提案させて頂きました。
屋根カバー工法とは既存の屋根材の上から新しい防水紙を貼り、超軽量の屋根材を被せる工法です。
既存の屋根を活かすことで二重の防水となるのに加え、既存屋根の撤去費用も発生しないため葺き替え工事に比べコストも抑えられるのがメリットです。
雨樋
軒樋が歪んでしまい雨水が上手く流れていない箇所や、大きく歪んでいる箇所がみられました。
屋根カバー工法を行うのでせっかくなので雨樋交換もご提案しました。
コーキング
N様邸の外壁は窯業系サイディングと呼ばれる外壁材でした。
コーキングとは壁と壁の繋ぎ目に充填されているゴムのような箇所を指します。通常は雨水の侵入を防ぐほかに伸縮性があるため地震などで建物が揺れた際にはクッションのような役割を担っていますが経年劣化とともに固くなり、伸縮性がなくなります。固くなってしまうと破断や剥離といった症状が出てきます。サイディングの外壁において最も注意しなければいけない箇所がこのコーキングです。
サイディングはコンクリートや木チップを圧縮したもので出来ています。このコーキングが劣化し固くなってしまうとサイディングの小口(切り口)が露出してしまい、たとえサイディング(外壁)の塗膜が生きていても剥離したコーキング目地から雨水が染み込み、板の反りや割れに繋がってしまいます。
一度反ってしまったサイディングは完全に元通りにはなりません。なのでコーキングの劣化には注意する必要があります。
外壁
外壁にはチョーキング・塗膜の剥離がみられました。チョーキングとは、外壁を指で触った際に白い粉がつくことをいいます。雨や紫外線により塗料に含まれる合成樹脂が分解され、塗料に含まれる顔料が粉状になって表面に現れる現象です。放置しているとサイディングの劣化、クラックも徐々に広がり、内部に雨水が侵入する恐れがあります。
北面は、風通しが悪いこともあってか、苔・藻が多く発生していました。苔が発生しているということは外壁の塗膜の防水性能が切れているということです。チョーキングと同様に塗装時期のサインなので注意が必要です。
使用塗料や周辺の環境などによって劣化の度合いは変わってきますが、外壁は10年〜13年に一度の塗装工事を推奨しています。
また外壁塗装はお家の美観にだけではなく、紫外線や雨風からお家を保護する防水の役割も果たします。塗料によっては、低汚染性・防カビ・遮熱などの機能で長期的にお家を守ることが可能です。またバルコニーの防水槽も紫外線や雨風を直接受けているため外壁と同じように劣化します。そのため外壁塗装工事と一緒に定期的なメンテナンスが望ましくなってきます
チョーキングが進行している
以上の調査結果をご報告し、屋根カバー工事 雨樋交換工事 外壁塗装工事 コーキング工事 バルコニー防水塗装工事 をお任せいただきました。
現状のご自宅の状態やご希望の耐用年数などをしっかりヒアリングした上でN様邸に合った屋根材・塗料・コーキング材をご提案します。
使用材料
ルーフィング
まずは既存のスレート屋根の上に新しく敷いていくルーフィングです。屋根材の下地に使用する防水紙のことを指します。屋根材に隠れてしまいますが屋根の防水の役割を担っているルーフィング(防水紙)は屋根リフォーム工事にあたって最重要といっても過言ではありません。
※ルーフィングについて詳しくはこちらをご覧ください。
K様邸で使用させていただくルーフィング(防水紙)は
TAJIMAルーフィング ニューライナールーフィング です。
↓TAJIMAルーフィング ニューライナールーフィングオフィシャルサイト
https://www.tajima.jp/juken/index02_02.html
改質アスファルトルーフィングの先駆けとなった、防水性・耐久性共に他の追随を許さない、最高級の品質を誇る下葺材です。改質アスファルト層を不織布と原紙で挟み込むことで、改質アスファルト本来の性能を十二分に発揮します。 表面に防滑特殊塗料を使用しているため、防滑性に優れています。
↓ニューライナールーフィングについて詳しく解説
屋根材
ルーフィングの上に使用させて頂く屋根材は
ルーフタイルジャパン 一閃です。
”天然石粒+ガルバリウム鋼板”のデザイン性・高耐久・耐風性に優れた世界基準の屋根材です。
天然の石を使用しているので、経年しても表面の色褪せや劣化がほとんどないメンテナンスフリーな屋根材です。
メーカー保証はなんと30年の長期保証!ナタリー自社保証も15年付きます。
↓ルーフタイルジャパン オフィシャルサイト
https://www.rooftg.co.jp/features/
↓ 一閃の作業工程がわかる動画です。
雨樋
雨樋に使用するのは、Panasonic パラスケアU105です。
シンプルな箱形形状が、軒先ラインと美しく調和。
軒とい前面下方部にラインを2本入れることで直線ラインが強調され、ボーダーなどのアクセントと美しく調和します。
軒樋を取り付ける吊り具には、高強度で、耐寒性にも優れたポリカーボネート製の吊り具を使用します。
塗料
外壁塗装に使用する塗料は
アステックペイント シリコンREVO1000-IR(遮熱塗料)を使用。
建物を永く美しく守るために作られた次世代型ハイクラスシリコン塗料〈シリコンREVO1000ーIR〉
耐候性・低汚染性・遮熱性 3つの革命を実現するためにこだわり抜かれた水性形一液外壁用遮熱シリコン系上塗材です。
↓アステックペイント シリコンREVO1000ーIRオフィシャルサイト
https://astecpaints.jp/feature/silicon_revo/
期待耐用年数は13年~16年、自社保証も6年付いています。
付帯部塗料
付帯部の塗装には
アステックペイント マックスシールド1500SiーJYを使用。
コーキング
コーキング材には最上級クラスのコーキング
オート化学工業のオートンイクシードを使用。
オートンイクシードは特殊高耐久ポリマー「LSポリマー」を配合することにより、これまでにない耐久性、耐候性を実現した「超寿命シーリング材」です。
長期に渡り大切な建物を雨水の侵入から守ります。
その耐久性は30年と言われています。
トップコート
最後にバルコニー防水塗料です。今回はオート化学工業 オートンウレアックスHGを使用。
表面保護機能+防水機能を持ち合わせた、ハイブリット防水コーティング材です。20年以上の耐候性があり、衝撃に強い塗膜を形成します。
↓オート化学工業 オートンウレアックスHGオフィシャルサイト
https://autochem.co.jp/products/1052/
それでは、施工の様子をご覧ください。
関連記事
↑屋根のメンテナンス方法をご紹介しています。
施工前、施工後写真
工事写真レポート
足場着工
足場の組立作業です。
弊社では、安全と職人の作業効率を考えビケ足場を使用しております。
落下や飛散などないよう、しっかりと養生シートを張ります。高圧洗浄 屋根
まずは経年によって付着した汚れを高圧洗浄で落としていきます。
屋根は、カバー工法ですが施工前に綺麗にします。高圧洗浄 屋根鳩小屋
鳩小屋周りも綺麗に洗浄します。
高圧洗浄 軒天
付帯部や軒天もしっかりと洗浄します。高圧洗浄 外壁
外壁も高圧洗浄をかける事で新しい塗料の食いつきがよくなります。高圧洗浄 バルコニー防水
バルコニーの防水槽も洗浄します。高圧洗浄 雨戸戸袋
雨戸戸袋は波板箇所の汚れを丁寧に落とします。高圧洗浄 玄関ドア
玄関ドアは塗装しませんが外壁と一緒に洗浄します。コーキング撤去
高圧洗浄後乾燥させ、コーキング工事から施工を行っていきます。
既存のコーキングを撤去していきます。
コーキング打ち替え ボンドブレーカー
ジョイナーのボンドブレーカーまで劣化していたので新しくボンドブレーカーを貼ります。コーキング打ち替え 養生
目地周りをマスキングテープで養生します。コーキング打ち替え 養生
鳩小屋周りのコーキングにもマスキングします。コーキング打ち替え プライマー
新しいコーキング材の食いつきを良くするため、プライマーを塗っていきます。
コーキング打ち替え プライマー
入隅にもプライマーを塗布します。打ち込み(充填)オートンイクシード
プライマー乾燥後にコーキング材を充填していきます。
使用材料:オート化学 オートンイクシードならし
ヘラを使用しコーキング材を均一に均していきます。
サッシ周りやは既存コーキングの撤去ができないため、増し打ちをし均一にならしていきます。コーキング打ち替え 施工後
マスキングテープを撤去し、コーキング工事は完了です。
全ての施工が終わったら気温や季節、天候にもよりますが約1~2日、乾燥期間を設けます。コーキング打ち替え 施工後
サッシ周りの増し打ちも綺麗に仕上がっています。外壁塗装工事
続いて外壁塗装工事を施工していきます。養生
土間、窓のサッシなど非塗装部に塗料が付着しないよう、養生を行っていきます。養生
車庫や地面にも落ちた塗料が付着しないように全体を養生します。下塗り
下塗りから行っていきます。
外壁塗装は下塗りが非常に重要です。どれだけ高耐候な塗料を使用していても、下塗りを疎かにすると塗料が持つ本来の耐久性を発揮できません。
使用材料:アステックペイント エポパワーシーラー中塗り
下塗り乾燥後、主材で中塗りを行っていきます。
ムラがないよう丁寧に塗装していきます。
全体に塗り終えたら乾燥させます。
使用材料:アステックペイント フッ素REVO1000-IR上塗り
中塗りがしっかりと乾いたら仕上げの上塗りを行っていきます。
塗装工事は下塗り・中塗り・上塗りと3回塗って初めて塗料の持つ本来の耐久性を発揮します。付帯部塗装 軒天井
付帯部も外壁塗装と同時進行で進めていきます。
軒天井 中塗りです。
使用材料:アステックペイント マルチエース付帯部塗装 軒天井
上塗りです。破風塗装 マックスシールドSi
破風も塗装します。
使用材料:アステックペイント マックスシールドSi
破風塗装 マックスシールドSi
上塗りです。霧除け塗装 マックスシールドSi
付帯部の鉄部を塗装します。
ケレンしてから付帯部塗料を塗ります。霧除け塗装 マックスシールドSi
雨戸戸袋塗装 マックスシールドSi
ケレンして目荒らししてから塗装します。
使用材料:アステックペイント マックスシールドSi雨戸戸袋塗装 マックスシールドSi
波目に沿って丁寧に上塗りを塗ります。水切り塗装 マックスシールドSi
ケレン後に塗装します。
使用材料:アステックペイント マックスシールドSi
水切り塗装 マックスシールドSi
上塗りです。
バルコニー防水 プライマー
バルコニーも防水塗装工事を行っていきます。
洗浄後、乾燥させてからプライマーを塗っていきます。バルコニー防水 ウレアックス
トップコートを塗っていきます。
使用材料:オート化学工業 オートンウレアックスHGバルコニー防水 ウレアックス
中塗りを乾燥後、上塗りを行います。
しっかりと乾燥させたら塗装工事は完了です。
綺麗に仕上がりました。中間検査
塗装の工程が全て終わりましたら施工管理や営業によって中間検査を行います。屋根カバー工事 洗浄後
塗装が完了しましたら屋根カバー工事を施工していきます。既存役物撤去
まずは棟板金など役物を撤去していきます。棟板金を撤去すると貫板と呼ばれる棟板金を固定するための下地材が出てくるのでこちらも撤去していきます。既存役物撤去
板金を撤去すると木下地の貫板が出てきます。
これらも撤去してしまいます。既存役物撤去 貫板撤去
釘で打ち付けてあるのでバールを使用し一本一本撤去します。既存役物撤去 貫板撤去
全ての貫板が撤去できました!軒先役物取り付け(改修用スターター)
軒先に役物と呼ばれる板金(改修用スターター)を取り付けていきます。
軒先を板金で固定して、屋根材が飛ばされないようにするという重要な役割もあります。
ルーフィング ニューライナー
軒先役物を取り付けた後、新しいルーフィングを既存の屋根材の上から敷いていきます。
使用材料:TAJIMAルーフィング ニューライナールーフィングルーフィング ニューライナー
ルーフィングは屋根の防水の要といっても過言ではありません。既定の重なり幅で敷いていくことにより、雨水の侵入を防ぎます。カバー工法の場合、既存のルーフィングと屋根材があるため二重の防水になります。妻側役物取り付け(捨て板水切り)
ルーフィングを敷き終えたら妻側(ケラバ)部分に軒先同様役物を取り付けていきます。
役物を取り付けることによって内部に水が入ってしまうことを防ぎます。谷板金取り付け
谷部分は先ほど取り付けた谷板金の上に屋根材を葺いていきます。この板金があると水が流れてきやすい谷部分のルーフィングへの雨水の侵入を防ぐことができます。本体工事 ROOFTG 一閃
役物の取り付けを終えたら屋根本体を施工していきます。
使用屋根材:ルーフタイルジャパン 一閃捨て水切り取り付け
鳩小屋の壁際には捨て水切りを取り付けます。本体工事 ROOFTG 一閃
一面ごとに葺き上げていきます。壁際 同質雨押さえ
壁際には同質の雨押さえを取り付けます。本体工事 ROOFTG 一閃
鳩小屋の小さな壁にも一閃を葺きます。棟施工 シールテープ
続いて棟を施工していきます。
棟部分にシールテープを取り付けます。雨などの吹き込みに対しての縁切りの役割があります。棟施工 棟用スペーサー
シールテープの上に棟用スペーサーを取り付けます。
棟包みを取り付ける土台となります。棟施工 同質棟包み
棟用スペーサーの上に同質棟包みを取り付けます。
同質素材なので一体感がでます。四ツ又箇所
今回の屋根は、屋根方が少し複雑な箇所がありました。四ツ又箇所
棟まで本体を葺き上げます。
谷箇所には、谷カバーが付きます。
ここも一体感が増すポイントです。棟施工 同質棟包み 取り付け
シールテープを棟に沿って取り付けます。棟施工 同質ケラバ包み
棟用スペーサーを取り付け、同質の棟包みを取り付けていきます。
棟同士が合わさる箇所はその場で職人が棟包みを加工し取り付けていきます。屋根カバー工事 完工
綺麗に仕上がりました。
ビス部分には屋根材と同質の石でコーティングする為、他の屋根材より美観にもこだわりを感じられます。
雨樋交換工事
まずは既存の雨樋を撤去します。既存雨樋撤去
撤去は、塗装工事の前に行い、ビス穴は塞いでしまいます。吊り具取り付け
軒樋を吊る為のポリカーボネート製の吊り具を取り付けます。
吊り具を取り付ける際に勾配をとります。
新規竪樋
竪樋も新規に取り付けていきます。Panasonic パラスケアU105
吊り具に軒樋を取り付けます。
PanasonicのパラスケアU105です。
施工後 一閃
以上でご依頼いただいていたすべての工事が完了しました。
一閃は、石付の屋根材のため色褪せの心配がありません。施工後 シリコンREVO1000
外壁も爽やかで綺麗な色味ですね!施工後 一閃
屋根のブラックともマッチする温かみのある色味の外壁です。施工後 全景
ナタリールーフでは、工事完了後
6ヶ月・1年・1年毎に定期点検に伺わせて頂きます。
これからも長いお付き合いをさせて頂ければと思います。
ありがとうございました!
私が担当しました!
営業
彦田 貴充TAKAMITSU HIKOTA
- 趣味
- 野球観戦、釣り
- お客様への一言
- 一軒一軒100%の力を注ぎます!!
塗装職人
野島 正TADASHI NOJIMA
- 趣味
- ダーツ・子供と遊ぶこと・塗装
- お客様への一言
- お客様とコミニュケーションを取りながら、希望や不満をできる限り解消し満足頂けるよう心がけて塗装させてもらってます!
塗装職人
山田 琢磨TAKUMA YAMADA
- 趣味
- ダーツ
- お客様への一言
- 施工品質は、もちろんですが、お客様に安心してお任せしていただけるよう心がけて、お客様の笑顔を見れるように頑張ります!
屋根職人
諏佐 貴利TAKATOSHI SUSA
- 趣味
- 音楽鑑賞、買い物
- お客様への一言
- 全てのお客様に満足していただけるように丁寧な作業を心掛けます!!