埼玉県入間市T様邸 屋根カバー ルーフタイルジャパン 一閃 外壁塗装 スーパーラジカルGH
2024.07.14 (Sun)
入間市T様邸 施工データ
工事内容 | 屋根カバー工事 外壁塗装工事 |
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築年数 | 築35年 |
施工日数 | 27日間 |
工事金額 | 170万円 |
メーカー・商品 | 屋根:ルーフタイルジャパン 一閃 外壁:アステックペイント スーパーラジカルGH 付帯部:アステックペイント マックスシールドSi |
お客様のご要望
今回は 屋根カバー工事 外壁塗装工事 をご依頼頂いたお客様のご紹介です。
しばらく家の外回りのメンテナンスをしていなかったので、ご近所のナタリールーフさんに調査を依頼しました。
担当者より
担当営業 樋口 健
施工前の様子
屋根
藻や苔が発生している
棟板金が浮いてしまっている
板金の継ぎ目のコーキングが切れている
屋根は、スレート屋根でした。スレートにアスベストが使われている時代のものなので、クラックや割れなどは見られませんでしたが、棟板金の浮きや釘の抜け、経年による基材の劣化や藻・苔や汚れが多く付着している状態でした。
スレート屋根で野地板もしっかりしていたので屋根カバー工法をご提案させて頂きました。
屋根カバー工法とは既存の屋根材の上から新しい防水紙を貼り、超軽量の屋根材を被せる工法です。
既存の屋根を活かすことで二重の防水となるのに加え、既存屋根の撤去費用も発生しないため葺き替え工事に比べコストも抑えられるのがメリットです。
外壁
全面に大小のクラック(ひび割れ)が見られた。
外の塀にもクラックが多く見られる
T様邸の外壁材は、モルタルでした。
外壁にはチョーキングが多く見受けられました。
チョーキングとは、外壁を指で触った際に白い粉がつくことをいいます。雨や紫外線により塗料に含まれる合成樹脂が分解され、塗料に含まれる顔料が粉状になって表面に現れる現象です。放置していると外壁材の劣化、クラックも徐々に広がり、内部に雨水が侵入する恐れがあります。ですので、弊社ではお家の外壁は10年〜13年の間に塗装工事を推奨しています。
外壁塗装はお家の美観にだけではなく、紫外線や雨風からお家を保護する防水の役割も果たします。塗料によっては、低汚染性・防カビ・遮熱などの機能で長期的にお家を守ることが可能です。
使用塗料や周辺の環境などによって劣化の度合いは変わってきますが、外壁は10年〜13年に一度の塗装工事を推奨しています。
付帯部
鉄骨に重度の錆が見られる
軒樋の吊り具が外れている
竪樋も塗膜が剥離している箇所が多く見られた
ベランダには、鉄骨の格子が取り付けてありましたが、塗膜が剥離し重度の錆びが進行していました。
雨樋も同様に塗膜の剥離や経年による歪みが見られました。
以上の調査結果をご報告し、屋根カバー工事 外壁塗装工事 付帯部塗装工事 をお任せいただきました。
現状のご自宅の状態やご希望の耐用年数などをしっかりヒアリングした上でH様邸に合った屋根材・塗料・コーキング材をご提案します。
ご提案内容
ルーフィング
まずは既存のスレート屋根の上に新しく敷いていくルーフィングです。屋根材の下地に使用する防水紙のことを指します。屋根材に隠れてしまいますが屋根の防水の役割を担っているルーフィング(防水紙)は屋根リフォーム工事にあたって最重要といっても過言ではありません。
※ルーフィングについて詳しくはこちらをご覧ください。
K様邸で使用させていただくルーフィング(防水紙)は
TAJIMAルーフィング ニューライナールーフィング です。
↓TAJIMAルーフィング ニューライナールーフィングオフィシャルサイト
https://www.tajima.jp/juken/index02_02.html
改質アスファルトルーフィングの先駆けとなった、防水性・耐久性共に他の追随を許さない、最高級の品質を誇る下葺材です。改質アスファルト層を不織布と原紙で挟み込むことで、改質アスファルト本来の性能を十二分に発揮します。 表面に防滑特殊塗料を使用しているため、防滑性に優れています。
↓ニューライナールーフィングについて詳しく解説
屋根材
ルーフィングの上に使用させて頂く屋根材は
ルーフタイルジャパン 一閃です。
”天然石粒+ガルバリウム鋼板”のデザイン性・高耐久・耐風性に優れた世界基準の屋根材です。
天然の石を使用しているので、経年しても表面の色褪せや劣化がほとんどないメンテナンスフリーな屋根材です。
メーカー保証はなんと30年の長期保証!ナタリー自社保証も15年付きます。
↓ルーフタイルジャパン オフィシャルサイト
https://www.rooftg.co.jp/features/
↓ 一閃の作業工程がわかる動画です。
塗料
外壁塗装に使用する塗料は
アステックペイント ラジカル制御型塗料スーパーラジカルシリコンGH を使用します。
塗膜の劣化因⼦ラジカルを抑えることで、塗膜の劣化を抑制し、期間にわたり建物を守り続けます。
耐候性・低汚染性・防カビ・防藻性に優れコストパフォーマンスの高い塗料となっております。
↓アステックペイント スーパーラジカルGH オフィシャルサイト
https://astecpaints.jp/products/product-detail/?paint_id=73
付帯部塗料
付帯部の塗装には
アステックペイント マックスシールド1500SiーJYを使用。
それでは、施工の様子をご覧ください。
関連記事
↑屋根のメンテナンス方法をご紹介しています。
施工前、施工後写真
工事写真レポート
足場着工
足場の組立作業です。
弊社では、安全と職人の作業効率を考えビケ足場を使用しております。
落下や飛散などないよう、しっかりと養生シートを張ります。高圧洗浄 屋根
まずは経年によって付着した汚れを高圧洗浄で落としていきます。
屋根は、カバー工法ですが施工前に綺麗にします。高圧洗浄 屋根
屋根に蓄積された汚れが落ちていきます。高圧洗浄 外壁
外壁も高圧洗浄をかける事で新しい塗料の食いつきがよくなります。高圧洗浄 軒天
付帯部や軒天もしっかりと洗浄します。高圧洗浄 ベランダ
ベランダのデッキ材は、塗装しませんが綺麗に洗浄します。高圧洗浄 雨戸戸袋
雨戸戸袋も綺麗にします。外壁塗装
洗浄後に乾燥期間を設けてから。外壁塗装工事を施工していきます。養生
土間、窓のサッシなど非塗装部に塗料が付着しないよう、養生を行っていきます。下塗り ホワイトフィラー
下塗りから行っていきます。
下塗り ホワイトフィラー
外壁塗装は下塗りが非常に重要です。どれだけ高耐候な塗料を使用していても、下塗りを疎かにすると塗料が持つ本来の耐久性を発揮できません。
使用材料:アステックペイント ホワイトフィラー中塗り スーパーラジカルGH
下塗り乾燥後、主材で中塗りを行っていきます。
ムラがないよう丁寧に塗装していきます。中塗り スーパーラジカルGH
全体に塗り終えたら乾燥させます。
使用材料:アステックペイント スーパーラジカルGH上塗り スーパーラジカルGH
中塗りがしっかりと乾いたら仕上げの上塗りを行っていきます。
塗装工事は下塗り・中塗り・上塗りと3回塗って初めて塗料の持つ本来の耐久性を発揮します。破風塗装 ケレン
付帯部も外壁塗装と同時進行で進めていきます。
下地調整のためにケレンして目荒らしします。破風塗装 下塗り
下塗りを塗ります。破風塗装 マックスシールドSi
下塗りが乾燥したら中塗りです。
使用材料:アステックペイント マックスシールドSi
破風塗装 マックスシールドSi
上塗りです。雨樋塗装 マックスシールドSi
雨樋も塗装します。
ケレンしてから付帯部塗料を塗ります。雨樋塗装 マックスシールドSi
竪樋も同様の工程で塗装します。
上塗りです。雨樋塗装 マックスシールドSi
中塗りが乾燥したら上塗りです。ベランダ格子塗装 施工前
ベランダ格子を塗装します。ベランダ格子塗装 スクレーパー
剥離した塗料をスクレーパーで削り落としていきます。ベランダ格子塗装 金ブラシ
細かい箇所は、金ブラシで擦り落とします。ベランダ格子塗装 ケレン
ある程度削り取れたらケレンして目荒らししてから錆止めを塗ります。ベランダ格子塗装 錆止め
錆止めを塗ります。
細かな箇所は、刷毛で塗ります。ベランダ格子塗装 錆止め
大きな面は、ローラーで塗っていきます。ベランダ格子塗装 マックスシールドSi
中塗りです。
使用材料:アステックペイント マックスシールドSiベランダ格子塗装 マックスシールドSi
中塗り乾燥後に上塗りです。塀塗装 施工前
最後に外回りの塀を塗装します。塀塗装 クラック補修
まずは、コーキングでクラック補修します。塀塗装 下塗り
外壁と同様に下塗りを塗ります。
ホワイトフィラー塀塗装 下塗り
全面に塗り終えました。塀塗装 中塗り
下塗りが乾燥したら中塗りです。
スーパーラジカルGH塀塗装 中塗り
ムラがないように塗ります。塀塗装 上塗り
天端も塗ります。塀塗装 上塗り
上塗りです。塀塗装 施工後
完成しました。塗装工事 施工後 中間検査
塗装の工程が全て終わりました。
施工管理や営業によって中間検査を行います。屋根カバー工法 施工前
外壁が完了しましたら屋根の施工に入ります。既存役物撤去 板金撤去
まずは棟板金など役物を撤去していきます。棟板金を撤去すると貫板と呼ばれる棟板金を固定するための下地材が出てくるのでこちらも撤去していきます。既存役物撤去 貫板撤去
板金を撤去すると木下地の貫板が出てきます。
釘で打ち付けてあるのでバールを使用し一本一本撤去します。既存役物撤去後
全て撤去できました。ルーフィング ニューライナールーフィング
新しいルーフィングを既存の屋根材の上から敷いていきます。
使用材料:TAJIMAルーフィング ニューライナールーフィングルーフィング ニューライナールーフィング
ルーフィングは屋根の防水の要といっても過言ではありません。既定の重なり幅で敷いていくことにより、雨水の侵入を防ぎます。カバー工法の場合、既存のルーフィングと屋根材があるため二重の防水になります。軒先役物取り付け
軒先や妻側に役物を取り付けていきます。
役物を取り付けることによって内部に水が入ってしまうことを防ぎます。妻側役物取り付け
妻側にも水切りを取り付けます。
こちらも内部に水が入ってしまうことを防ぎます。本体工事 ROOFTG 一閃
役物の取り付けを終えたら屋根本体を施工していきます。
使用屋根材:ルーフタイルジャパン 一閃捨て水切り取り付け
壁際には捨て水切りを取り付けます。本体工事 ROOFTG 一閃
軒先から葺き上げていきます。本体工事 ROOFTG 一閃
棟まで綺麗に葺き上がりました。棟施工 シールテープ
棟を施工していきます。
棟に沿ってシールテープを取り付けます。シールテープを取り付けることで雨などの吹き込みに対しての縁切りの役割があります。棟用スペーサー 谷板金
シールテープの上に棟用スペーサーを取り付けます。
棟包みを取り付ける土台となります。
谷箇所には、谷カバーが付きます。棟施工 同質棟包み
棟同士が合わさる箇所はその場で職人が加工し取り付けていきます。
継ぎ目にはコーキングで防水処理します。棟施工 同質棟包み
綺麗に仕上がっています。
ビス部分には屋根材と同質の石でコーティングする為、他の屋根材より美観にもこだわりを感じられます。
棟違い 同質雨押さえ
棟違い箇所の壁際には、同質雨押さえを取り付けます。下屋根 軒先役物取り付け
大屋根の施工が済んだら下屋根の施工に移ります。
大屋根同様の工程で施工していきます。下屋根 本体工事
役物を取り付けた後に本体を葺いていきます。下屋根 シールテープ
隅棟にシールテープを取り付けます。下屋根 同質雨押さえ
壁際には、同質雨押さえを取り付けます。下屋根 同質雨押さえ
雨押さえの上にはコーキングで防水処理します。下屋根 施工後 一閃
同質棟包みを取り付けて完成です。施工後 スーパーラジカルGH
全ての工事が完了しました。
外壁も爽やかで綺麗な色味です!施工後 一閃
屋根のブラウンは、どんな外壁の色ともマッチします。施工後 全景
ナタリールーフでは、工事完了後
6ヶ月・1年・1年毎に定期点検に伺わせて頂きます。
これからも長いお付き合いをさせて頂ければと思います。
ありがとうございました!
私が担当しました!
営業
樋口 健KEN HIGUCHI
- 趣味
- プロ野球観戦
- お客様への一言
- 常にお客様目線に立ち、最善のご提案を致します!
- 所有資格
- ・雨漏り診断士
・外壁診断士
・足場組立て等作業主任者
・職長・安全衛生責任者
・フルハーネス特別教育
・ニチハ金属外装施工士
・ROOGA施工技術者
・荷上げ機特別教育修了者
・アステックペイント技術研修会修了
・有機溶剤作業主任者技能講習修了
屋根職人
荒瀬 和樹KAZUKI ARASE
- 趣味
- 釣り
- お客様への一言
- 満足して頂けるように熱意をもって仕事をしております!
塗装職人
野島 正TADASHI NOJIMA
- 趣味
- ダーツ・子供と遊ぶこと・塗装
- お客様への一言
- お客様とコミニュケーションを取りながら、希望や不満をできる限り解消し満足頂けるよう心がけて塗装させてもらってます!