埼玉県飯能市K様邸 セメント瓦葺き替え工事 ニチハ アルマ 温水器撤去
2024.07.17 (Wed)
飯能市K様邸 施工データ
工事内容 | 屋根カバー工事 ニチハ アスファルトシングル アルマ
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築年数 | 築42年 |
施工日数 | 12日間 |
工事金額 | 140万円 |
メーカー・商品 | 屋根:田島ルーフィング PカラーEX+ 屋根:ニチハ アスファルトシングル アルマ
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お客様のご要望
今回は屋根葺き替え工事をご依頼頂いたお客様のご紹介です。
瓦屋根から雨漏りしているということでお問い合わせ頂きました。
担当者より
担当営業 彦田 貴允
施工前の様子
雨漏りしているということでしたので早速、雨漏りの調査をさせて頂きます。屋根に登り調査を行うとK様邸で使用されていた屋根材はセメント瓦の屋根材でした。
屋根
K様邸の既存の屋根は、セメント瓦でした。
桟瓦は、経年により酷く傷んでおり、棟瓦や鬼瓦の倒壊の危険がありました。
セメント瓦を捲ると防水紙が酷く劣化し機能を果たしていませんでした。
N様も以前から瓦の重さが気になっていたようなので葺き替え工事をご提案しました。
セメント瓦の重さは、1㎡あたり約43kgとかなりの重量級。
葺き替え工事に使用するルーフタイルジャパンの一閃は、1㎡あたり6.5k。
約6分の1の重さに軽減出来ます。
60㎡の屋根で計算すると
セメント瓦 2580kg(2.6トン)
ニチハ アルマ 720kg
約1.5トンも軽くなります。
お家の負担を考えると屋根は軽いに越したことはないですよね!
屋根葺き替え工事をすることで、屋根の軽量化はもちろんのこと、なにより「ルーフィング」を新しいものに出来るのも大きなメリットといえるでしょう。
屋根葺き替えの際は野地板(構造用合板・ラーチ)にタッカー(建築用の大型のホチキスのような道具)でルーフィングを貼ります。
屋根材に隠れてしまいますが屋根の防水の役割を担っているルーフィング(防水紙)は屋根リフォーム工事にあたって最重要といっても過言ではありません。
※ルーフィングの詳しい参考記事 ルーフィング(防水紙)の種類や重要性について をご覧ください。
現状のご自宅の状態やご希望の耐用年数などをしっかりヒアリングした上でI様邸に合った屋根材をご提案させて頂きます。
まずはルーフィングです。屋根材の下地に使用する防水紙のことを指します。屋根材に隠れてしまいますが屋根の防水の役割を担っているルーフィング(防水紙)は屋根リフォーム工事にあたって最重要といっても過言ではありません。
※詳しくは下記の参考記事をご覧ください。
〈屋根カバー工事〉
使用させていただくルーフィング(防水紙)は
TAJIMAルーフィング PカラーEX+ (プラス) です。
ARK規格「改質アスファルトルーフィング下葺き材」ARK-04s適合品
汎用タイプの改質アスファルトルーフィングとして、優れた基本性能とコストパフォーマンスを誇る下葺材。
↓TAJIMAルーフィング オフィシャルサイト
https://www.tajima.jp/juken/index02_02.html
ルーフィングの上に使用させて頂く屋根材は ニチハ のアルマをご提案。
ニチハ アルマは、アスファルトシングルと呼ばれる屋根材です。
北米などで100年以上前から使用されている定番の屋根材となっています。日本では建築基準法の改正によって使用することが認められたため、マンションや戸建て住宅の屋根に使われるようになりました。
アスファルトシングルは、ガラス基材にアスファルトを浸透させ、表面に石粒を吹き付け接着してある屋根材です。
シート状で扱いやすく、複雑な屋根形状でも施工することができます。石粒の色によってさまざまなカラーバリエーションがあり、洋風な家だけでなく日本家屋にもマッチする、意匠性のある屋根材です。
耐用年数は15~20年とされており、弊社の自社保証も10年付けさせて頂いており、数ある屋根材の中でもコストパフォーマンスに優れた屋根材となっております。
↓ニチハ アスファルトシングルアルマオフィシャルサイト
https://www.nichiha.co.jp/products/loof/armor/
⏬アルマの施工の様子がわかる動画です。
それでは施工の様子をご覧ください。
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施工前、施工後写真
工事写真レポート
仮設足場架け
足場の組立作業です。
弊社では、安全と職人の作業効率を考えビケ足場を使用しております。
落下や飛散などないよう、しっかりと養生シートを張ります。温水器撤去
まずは、温水器を撤去します。
温水器は使用していないようなので撤去後に産廃します。セメント瓦葺き替え 施工前
撤去が済みましたらセメント瓦を撤去していきます。セメント瓦撤去
瓦を剥がすとゴミや鳥の巣が大量に出てきます。
これらも衛生上は良くありません。セメント瓦撤去
既存の防水紙は、ボロボロの状態でした。セメント瓦撤去後
セメント瓦を剥がすと瓦桟と呼ばれる瓦を引っ掛ける木材が出てきます。
これらも撤去します。瓦桟撤去
瓦桟が撤去できました。
既存の防水紙も全て剥がしていきます。既存防水紙撤去
防水紙を撤去しばがら清掃します。
綺麗に撤去できました。
新規野地板貼り
既存の野地板(ばら板)の上から新規の野地板を貼ります。ルーフィング PカラーEX+
野地板を貼り終えたらルーフィングを貼っていきます。
使用材料:TAJIMAルーフィング PカラーEX+ルーフィング PカラーEX+
既定の重なり幅を確認しながら新しいルーフィングを屋根全体に敷いていきます。ルーフィング PカラーEX+
ルーフィングは屋根の防水の要といっても過言ではありません。既定の重なり幅で敷いていくことにより、雨水の侵入を防ぎます。カバー工法の場合、既存のルーフィングと屋根材があるため二重の防水になります。ルーフィング PカラーEX+
棟は、雨漏りしやすい箇所ので二重になるように貼ります。役物取り付け 軒先
新規役物を取り付けていきます。
軒先を板金で固定し屋根材が飛ばされないようにする重要な役割を担っている役物(改修用スタータ)を取り付けます。役物取り付け ケラバ
ケラバにも役物を取り付けていきます。
ニチハ アルマ 本体工事
本体の施工を行っていきます。
軒先から新しい屋根材を葺いていきます。使用材料:ニチハ アスファルトシングル アルマ
ニチハ アルマ 雪止め
軒先には雪止めを千鳥で取り付けていきます。ニチハ アルマ 本体工事
使用したニチハ アスファルトシングル アルマはガラス基材にアスファルトを浸透させ、表面に石粒を吹き付け接着してある屋根材です。シート上で扱いやすく複雑な屋根形状にも施工することができる屋根材です。ニチハ アルマ 棟施工
棟まで葺き上がりました。
棟施工 タフモック(樹脂下地)
屋根材を葺き上げましたら、棟の施工を行っていきます。
棟施工 タフモック(樹脂下地)
棟板金を固定する下地材は木材を使用していることが多いですが湿気や経年で劣化してしまいます。弊社では樹脂製のタフモックを採用。腐食に強く、木材のように痩せたりしないので長期的に棟板金を固定するビスや釘を固定します。棟施工 棟包み
タフモックに棟包み被せて固定します。
綺麗に納まっています。
アルマ 施工後
大屋根の施工が完了しました。
営業や施工管理と点検をしてからお客様に引き渡しです。アルマ 施工後
ナタリールーフでは、工事完了後
3ヶ月・6ヶ月・1年・1年毎に定期点検に伺わせて頂きます。
これからも長いお付き合いをさせて頂ければと思います。
ありがとうございました!
私が担当しました!
営業
彦田 貴充TAKAMITSU HIKOTA
- 趣味
- 野球観戦、釣り
- お客様への一言
- 一軒一軒100%の力を注ぎます!!
屋根職人
諏佐 貴利TAKATOSHI SUSA
- 趣味
- 音楽鑑賞、買い物
- お客様への一言
- 全てのお客様に満足していただけるように丁寧な作業を心掛けます!!
屋根職人
平原 拓也TAKUYA.HIRAHARA
- 趣味
- 板金加工
- お客様への一言
- 屋根の板金加工は、お任せください!
プロとしての誇りを持って仕事しています。