埼玉県入間市N様邸　陶器瓦屋根葺き替えデクラミラノ雨樋交換PanasonicファインスケアNF-I型シルビスケアPC50 破風板金工事｜施工事例｜ナタリールーフ

埼玉県入間市N様邸　陶器瓦屋根葺き替えデクラミラノ雨樋交換PanasonicファインスケアNF-I型シルビスケアPC50 破風板金工事

2024.08.31 (Sat)

BEFORE

AFTER

入間市N様邸　施工データ

工事内容	屋根葺き替え工事雨樋交換工事破風板金工事
築年数	築36年
施工日数	26日間
工事金額	340万円
メーカー・商品	ルーフィング：TAJIMAルーフィング　ニューライナールーフィング屋根：デクラ　ミラノ雨樋交換：Panasonic　ファインスケアNF-I型　シルビスケアPC50

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お客様のご要望

今回は　屋根葺き替え工事　雨樋交換工事　破風板金工事　をご依頼頂いたお客様のご紹介です。

屋根や外壁もメンテナンス時期が過ぎていたので、ナタリールーフさんに調査・見積もりを依頼しました。

調査の結果を詳しく報告してもらい、瓦屋根の重さも気になっていたので、石粒付きガルバリウム鋼板屋根に葺き替え工事を提案して頂きました。

担当者より

営業　彦田

担当営業　彦田　貴允

施工前の様子

屋根

デクラ　ミラノ　施工前

陶器瓦　劣化

屋根は、陶器瓦の屋根でした。

築年数も経ち、桟瓦が割れてしまっている箇所が多数見受けられました。

棟箇所も歪みが見られ、棟瓦を固定する役割もある漆喰が経年により崩れてしまっていました。

N様は、陶器瓦の重さが心配ということでしたので、軽量な金属屋根への屋根葺き替え工事をご提案させて頂きました。

屋根葺き替え工事をすることで、屋根の軽量化はもちろんのこと、なにより「ルーフィング」を新しいものに出来るのも大きなメリットといえるでしょう。

屋根材に隠れてしまいますが屋根の防水の役割を担っているルーフィング(防水紙)は屋根リフォーム工事にあたって最重要といっても過言ではありません。

付帯

破風板金　施工前

破風板の表面の塗膜が傷み塗膜が剥離してしまっていました。

こちらも耐久性に優れる破風板金取り付け工事をご提案。

塗装工事では、紫外線などにより再び剥離する可能性があります。ガルバリウム鋼板を取り付けることで、20年以上の耐久性や美観を維持できます。

雨樋

雨樋　劣化

雨樋は、一部経年や紫外線により歪んでしまっている箇所や破損箇所が見られたので、併せて雨樋交換工事をご提案させて頂きました。

これらの調査結果をご報告した上で、N様邸のご要望に沿った屋根材・塗料をご提案します。

ご提案内容

ルーフィング

まずは既存のスレート屋根の上に新しく敷いていくルーフィングです。屋根材の下地に使用する防水紙のことを指します。屋根材に隠れてしまいますが屋根の防水の役割を担っているルーフィング(防水紙)は屋根リフォーム工事にあたって最重要といっても過言ではありません。

※ルーフィングについて詳しくはこちらをご覧ください。

N様邸で使用させていただくルーフィング(防水紙)は　TAJIMAルーフィング　ニューライナールーフィング　です。

ニューライナールーフィング

↓TAJIMAルーフィングニューライナールーフィングオフィシャルサイト

https://www.tajima.jp/juken/index02_02.html

改質アスファルトルーフィングの先駆けとなった、防水性・耐久性共に他の追随を許さない、最高級の品質を誇る下葺材です。改質アスファルト層を不織布と原紙で挟み込むことで、改質アスファルト本来の性能を十二分に発揮します。表面に防滑特殊塗料を使用しているため、防滑性に優れています。

↓ニューライナールーフィングについて詳しく解説

屋根材

ルーフィングの上に使用させて頂く屋根材は

デクラ　ミラノ

デクラ　ミラノ

南欧風タイル屋根デクラミラノ（DECRA Milano）

定番デザインの波形模様は、カーブと光が生み出す陰影が陽の光の角度とともに表情を変化させる美しさが魅力です。和風・洋風どちらの建物にもお使いいただけるデザインで、天然石で窯変を再現したカラーもご用意。多くの人々に支持されています。南欧風タイル屋根デクラミラノの表情が建物に気品と華麗さを印象づけ、景観にマッチしながらも本物だけがもつ風格を放ちます。

メーカー保証はなんと３０年の長期保証！ナタリー自社保証も１５年付きます。

陶器瓦の重さは、１㎡あたり約45kgとかなりの重量級。

葺き替え工事に使用するデクラ　ミラノは、1㎡あたり7kg。

約6分の１の重さに軽減出来ます。

60㎡の屋根で計算すると

陶器瓦　2700kg（2.6トン）

ミラノ　420kg

約2トンも軽くなります。

お家の負担を考えると屋根は軽いに越したことはないですよね！

デクラ　ミラノ　オフィシャルサイト

↓ ミラノと同じく石粒付きガルバリウム鋼板屋根材の作業工程がわかる動画です。

雨樋

使用する雨樋はパナソニックのシビルスケアPC50です。

パナソニック　シビルスケアPC50

シビルスケアPC-50は、アイアン素材だから実現した二重曲線のシンプルなフォルムが特徴です。

↓Panasonic　シビルスケア PC-50　オフィシャルサイト

https://sumai.panasonic.jp/amatoi/aian/lineup/s09_si_pc77_01.html

大きな面積の大きな面には、Panasonic　ファインスケアNF-I型を使用します。

片側の屋根の面積が広いので、雨水が流れる量も多くなりますので、受け口の広いファインスケアをご提案しました。

PanasonicファインスケアNF-I型

↓Panasonic　ファインスケアNF-I型　オフィシャルサイト

https://sumai.panasonic.jp/amatoi/aian/lineup/s09_si_pc77_01.html

それでは、施工の様子をご覧ください。

↑屋根のメンテナンス方法をご紹介しています。

↓少しでも屋根・外壁・その他ご自宅のことが気になった方は簡単1分で無料見積もり❗️　　　　

施工前、施工後写真

BEFORE

AFTER

BEFORE

AFTER

BEFORE

AFTER

工事写真レポート

屋根葺き替え工事　施工前
足場の組立て工事スタートです。
弊社では、安全と職人の作業効率を考えビケ足場を使用しております。
落下や飛散などないよう、しっかりと養生シートを張ります。
陶器瓦　撤去
既存の陶器瓦を撤去していきます。
陶器瓦　撤去
棟瓦や熨斗、葺き土から撤去していきます。
陶器瓦　撤去
桟瓦を一枚づつ剥がして下ろしていきます。
瓦桟　撤去
瓦を撤去すると瓦桟が出てきます。
瓦桟も撤去します。
瓦桟　撤去
瓦桟も撤去できました。
清掃
瓦桟を撤去して清掃します。
蓄積されたゴミや土を綺麗に掃除します。
防水紙　撤去
既存の防水紙も撤去します。
撤去すると既存の野地板が出てきます。
新規野地板貼り
新規野地板を貼ります。
構造用合板ラーチ12mmを使用します。
新規野地板貼り
綺麗に野地板が貼り上がりました。
新しいルーフィングを野地板の上に敷いていきます。
ルーフィング　ニューライナールーフィング
野地板にタッカーと呼ばれる道具で留めていきます。
ルーフィング　ニューライナールーフィング
ルーフィングは屋根の防水の要といっても過言ではありません。既定の重なり幅で敷いていくことにより、雨水の侵入を防ぎます。
役物取り付け　桟木　
軒先や妻側に役物を取り付けていきます。
役物を取り付けることによって内部に水が入ってしまうことを防ぎます。
スターターを取り付ける為の桟木を取り付けます。
役物取り付け　ケラバ用スペーサー
ケラバ用水切りにケラバ用スペーサーを取り付けます。
ケラバ包みを取り付けるための下地になります。
シャネリア
ケラバの役物の取り付けが終わりました。
本体工事　デクラ　ミラノ
全ての役物の取り付けを終えたら軒先から屋根本体を施工していきます。
使用屋根材：デクラ　ミラノ　バーントアンバー（茶蜜変）
本体工事　デクラ　ミラノ
専用ビスで軒先から棟へと葺き上げていきます。
役物取り付け　谷板金取り付け
一面ごとに葺き上げていきます。
徐々に葺き上がってきました。
本体工事　デクラ　ミラノ
棟付近まで綺麗に葺き上がりました。
本体が葺き上がったらケラバと棟の施工に入ります。
本体工事　デクラ　ミラノ
ケラバ用スペーサーに同質素材の丸型ケラバ包みを取り付けていきます。
本体工事　谷箇所
専用ビスで下から上へと取り付けます。
綺麗にき取り付けられています。
棟施工　換気口
棟の施工に入ります。
まずは、棟用の雨押さえを取り付けます。
本体工事　デクラ　ミラノ
棟の中央には、棟換気を取り付ける為に換気口を開けます。
換気棟は、ミラノ専用の換気棟コアベントを取り付けます。
換気棟　コアベント
棟の両端から取り付けていきます。
棟用の雨押さえの上に同質の棟包みを取り付けます。
丸型棟包み
妻との取り合いも上手く納まっています。
丸型棟包み
棟が取り付けられたら仕上げです。
丸型棟包み　棟違い
仕上げにミラノ専用のストーンチップでビスやジョイント箇所を補修します。
同質雨押さえ取り付け
大きな面積の屋根なので壮観な眺めです。
デクラ　ミラノ　施工後
大屋根の施工が全て完了しました。
弊社では、施工管理・営業によって中間検査・完了検査と複数回、検査を行い不備等がないかしっかりと確認します。
雨樋交換　施工前
次に雨樋交換をしていきます。
軒樋撤去　釘穴補修
既存の軒樋と竪樋を撤去していきます。
軒樋撤去
軒樋吊り具も撤去します。
破風板金
今回は、軒先にも破風板金を巻きます。
破風板金
軒先に破風板金を巻いてから軒樋吊り具を取り付けます。
新規吊り具取り付け
ポリカーボネート製の吊り具を使用します。この時に雨水が流れるように勾配を取ります。
新規吊り具取り付け
綺麗に取り付けられました。
Panasonic シビルスケアPC50
吊り具に新規軒樋を取り付けます。
使用材料；Panasonic シビルスケアPC50
竪樋取り付け
集水器を取り付け、竪樋に繋いで完成です。
Panasonic シビルスケアPC50
集水器と竪樋が上手く取り付けられました。
Panasonic シビルスケアPC50
勾配もしっかり取れています。
Panasonic ファインスケアNF-I型
屋根の面積の広い面は、雨の際の水量が多くなると予想されるので、こちらにはPanasonic ファインスケアNF-I型を使用します。
破風板金　妻側
妻側にも破風板金を取り付けます。
破風板金　妻側
妻側の破風板金も綺麗に取り付けられました。
施工後　ケラバ
全ての工事が完了しました。
弊社では、最終検査を行ってから足場を解体します。
施工後　デクラ　ミラノ
デクラ　ミラノは石粒付きガルバリウム鋼板なので長期的に屋根の心配が不要になります。
施工後　デクラ　ミラノ
とても美しい屋根になりました！
ミラノは和風・洋風どちらの建物にもマッチするデザインです。
施工後　デクラ　ミラノ
壮観な眺めです。
施工後　デクラ　ミラノ
施工後　デクラ　ミラノ
使用したミラノ　バーントアンバー（茶蜜変）は日本家屋の雰囲気にもマッチします。
施工後　デクラ　ミラノ
ミラノは、南欧風の屋根材ですが、日本の住宅にも絶妙にマッチしています。
施工後　全景
ナタリールーフでは、工事完了後
6ヶ月・1年・1年毎に定期点検に伺わせて頂きます。
これからも長いお付き合いをさせて頂ければと思います。
ありがとうございました！