狭山市 S様邸 ルーフタイルジャパン一閃
2021.12.16 (Thu)
狭山市S様邸 施工データ
工事内容 | 屋根カバー工法 ルーフタイルジャパン一閃 雨樋交換工事 パナソニック シビルスケアPC50 |
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築年数 | 築25年 |
施工日数 | 25日間 |
工事金額 | 100万円 |
メーカー・商品 | ルーフタイルジャパン一閃 ブラック |
お客様のご要望
石付きガルバリウム鋼板での屋根カバー工法のお客様です。
屋根から雨漏れしているとのことで、丁度チラシが入っていたナタリールーフにお問合せ頂きました!
雨漏れということで、担当営業が至急対応させて頂きました。
今後、雨漏れがないようしっかりとした工事をご希望でした。
担当者より
担当営業 樋口 健
雨漏れということで、急いでお伺いさせて頂きました!
屋根裏検査からさせて頂くと、お客様のおっしゃる通り屋根裏に雨染みが確認できました。
お家の骨格でもある野地板・垂木・柱など木素材に雨水が染みてしまうのは、木の強度を脆くしてしまうので、すぐにでも止めなければなりません!
雨が漏っている以上、塗装工事や補修は、オススメできません。
築年数も経ち、経年劣化している屋根ですので塗装やコーキング補修では、応急処置にしかなりません。
お客様のご希望としても今後、雨漏れの心配をされたくないとのことでしたので
今回は、屋根カバー工法での施工をご提案させて頂きました。
既存の屋根の上に新規の防水紙を敷き、超軽量の高耐候な屋根材を葺く工法です。
使用する屋根材は、ルーフタイルジャパンの一閃をご提案
”天然石粒+ガルバリウム鋼板”のデザイン性・高耐久・耐風性に優れた世界基準の屋根材です。
メーカー保証は、なんと30年の長期保証 ナタリー自社保証も15年付きます。
雨樋も屋根同様に経年劣化し、歪んでしまい雨水が溜まってしまっている状態でしたので一緒に雨樋交換工事もさせて頂きました。
使用する雨樋はパナソニックのシビルスケアPC50です。
シビルスケアPC50は、アイアン素材だから実現した、二重曲線のシンプルなフォルムが特徴です。
軒吊具には、高強度で、耐寒性にも優れた積雪や強風に強いポリカーボネート吊具を使用します。
それでは、施工中の様子をご覧ください。
施工前、施工後写真
工事写真レポート
施工前
全体的にスレート屋根が経年劣化していました。屋根裏調査
雨漏れ調査で屋根裏に上がらせて頂きました。
野地板に雨染みが確認できました。施工前
クラック(ヒビ割れ)箇所が多数ありました。施工前
経年によりスレートが反ってしまっています。
中の防水紙も劣化している年数なので、この状態ですと雨水が屋根裏に侵入してしまいます。足場組立
足場の組立作業です。
弊社では、安全と職人の作業効率を考えビケ足場を使用しております。
落下や飛散などないよう、しっかりと養生シートを張ります。雨養生
雨予報が続いていたので、これ以上お家の中に雨水が入らないように、足場が組み上がると同時にブルーシートで簡易的に雨養生を行いました。
既存役物撤去
まずは、既存役物撤去作業です。既存役物撤去
棟板金・ヌキ板・雪止めなど撤去し、スレートのみの状態にします。防水紙(ルーフィング)
新規防水紙(ルーフィング)を敷いていきます。
防水紙(ルーフィング)は屋根の防水の要なので、しっかり丁寧に規定の重なり幅を確認しながら敷いていきます。防水紙(ルーフィング)
弊社では屋根に穴を開けたくないので粘着式のルーフィングを使用していますが、今回は、アスベストが入っている屋根材でしたので粘着シートは使えません。防水紙(ルーフィング)を釘で留めて行く施工方法で行います。
防水紙は屋根防水の要なので、しっかり丁寧に規定の重なり幅を確認しながら敷いていきます。防水紙(ルーフィング)
防水紙は屋根防水の要なので、しっかり丁寧に規定の重なり幅を確認しながら敷いていきます。
軒先から順に敷いていきます。
谷は、規定の重なり幅になるよう敷いていきます。防水紙(ルーフィング)
全面綺麗に貼りあがりました!
屋根の防水は完璧です!
既存屋根と新規屋根で防水が二重になるのは、屋根カバーの利点です。役物取り付け 軒先水切り
軒先は雨水が流れつく場所なので、水切りによって内部に水が入ってしまうことを防ぎます。
軒先を板金で固定して、屋根材が飛ばされないようにするという重要な役割もあります。役物取り付け ケラバ水切り
ケラバと呼ばれる箇所の水切りです。
軒先水切り同様に雨水の侵入を防ぐ為の役物です。
水切りとケラバ包を固定する為の木下地を取り付けます。役物取り付け 谷板金
谷板金を取り付けます。
雨水が溜まりやすい重要な箇所です。
板金と板金の継ぎ目には、コーキングをしっかりと入れます。同質ケラバ包み
水切りを取り付けたら本体と同じ素材のケラバ包みを取り付けます。一閃 本体工事
役物の取り付けが終わったらいよいよ本体を葺いていきます。一閃 本体工事
一枚一枚しっかりとビスで固定します。
使用させて頂く”一閃”は、ガルバリウム鋼板に天然石が塗布してあるデザイン性・高耐久・耐風性に優れた屋根材です。一閃 本体工事
谷の箇所には、谷カバーもつきますので他の屋根材より美観にもこだわりが感じれます。一閃 本体工事
綺麗に葺き上がってきましたね!一閃 本体工事
同質ケラバ包みも綺麗に取り付けられています。一閃 本体工事
本体が全て葺きあがりました!
棟 棟用スペーサー取り付け
最後は、棟の施工です。
屋根施工の中でも非常に重要な工程です。
一閃の場合、シールテープを取り付け、棟包みを固定するステイを取り付け、その上に同質棟包みを取り付けます。棟 同質棟包み
継ぎ目には、しっかりとコーキングで止水も行います。棟包み 仕上げ
棟包みの繋ぎ目は、専用の補修液で補強します。棟包み 仕上げ
上から同色の天然石をしっかり固定します。下屋根 既存役物撤去
下屋根の施工です。
大屋根同様、棟板金・雪止め・雨押さえを撤去します。下屋根 防水紙(ルーフィング)
新規防水紙を貼ります。
壁との取り合い箇所は、雨漏れしやすい箇所なので、重要な箇所です。
しっかり防水処理します。下屋根 役物取り付け
大屋根同様に役物を取り付けていきます。下屋根 壁との取り合い
壁との取り合い箇所は、雨漏れしやすい箇所ですので丁寧に雨仕舞いします。
雨押さえ板金を取り付け、コーキングでしっかりと防水処理をし完成です。施工の流れ 施工前
施工の流れ 棟板金撤去
施工の流れ ヌキ板撤去
施工の流れ 防水紙(ルーフィング)
施工の流れ 役物取り付け
施工の流れ 本体工事
施工の流れ 棟 シールテープ取り付け
施工の流れ 棟 棟用スペーサー取り付け
施工の流れ 棟包み取り付け 完成
雨樋交換 施工前
経年や雪の影響により軒樋が歪んいました。
せっかく足場を架けるので屋根工事の際は、雨樋交換をオススメします。雨樋交換 撤去
既存の半月の軒樋を撤去します。
半月の軒樋は、構造上、強度が低いので歪みやすいです。雨樋交換 撤去後補修
吊具を撤去した跡です。雨樋交換 撤去後補修
しっかりとコーキングで穴を埋めます。雨樋交換 撤去後補修
今回は、同色のコーキングで補修しました。雨樋交換 撤去後補修
綺麗に塞がりました。雨樋交換 吊具取り付け
軒吊具を取り付けます。
今回は、高強度で、耐寒性にも優れた積雪や強風に強いポリカーボネート吊具を使用します。雨樋交換 シビルスケアPC50軒樋取り付け
吊具が取り付け終わったら軒を取り付けて完成です。
シビルスケアPC50は、アイアン素材だから実現した、二重曲線のシンプルなフォルムが特徴です。雨樋交換 完成
軒樋の取り付けが終わりました。施工後
全ての工事が終わり最終完了検査も終わりました!
弊社では、中間検査、完了検査と数回の検査を行います。施工後 下屋根
下屋根もとても綺麗に収まっています。施工後 全体
一閃の重厚感がたまりません!!
屋根カバー工法により防水も二重になったので雨漏れの心配もいりません!施工後
ナタリールーフでは、工事完了後
3ヶ月・6ヶ月・1年・1年毎に定期点検に伺わせて頂きます。
これからも長いお付き合いをさせて頂ければと思います。
ありがとうございました!