入間市 A様邸 屋根カバー工事 横暖ルーフαS 外壁塗装 ファイン4Fセラミック
2021.12.01 (Wed)
入間市A様邸 施工データ
工事内容 | 屋根カバー工法 ニチハ横暖ルーフαS 外壁塗装 日本ペイントファイン4Fセラミック |
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築年数 | 築30年 |
施工日数 | 28日間 |
工事金額 | 175万円 |
メーカー・商品 | ニチハ 横暖ルーフαS |
屋根カバー工事 | ニチハ 横暖ルーフαS メーカー保証最大25年 自社保証15年 |
外壁塗装工事 | 日本ペイント ファイン4Fセラミック ナタリー自社保証10年 |
お客様のご要望
屋根カバー・外壁塗装されたお客様のご紹介です。
お部屋の天井から数カ所雨漏れしているので、屋根が気になるとのお問合せでした。
今後、雨漏れを心配したくないとのことで、しっかりした修繕をご希望でした。
屋根に昇り調査させて頂きました。
担当者より
担当営業 樋口 健
屋根に昇らせて頂き調査させて頂きました!
雨漏れの原因と思われる箇所は、複数見受けられました。
以前、棟板金の補修を他業者にて施工されていたようなのですが、その際の施工が”脳天打ち”と言われる板金の上部から釘を打ってしまう施工がされていました。
基本的に屋根の施工は、上からの釘やビスなどで穴を開ける施工は、ご法度となっております。棟板金が脳天打ちされていると雨水が侵入しやすくなり雨漏れの原因になります。
他にもスレートのクラック(ヒビ割れ)やカケも多数見受けられたので、そこからの雨漏れも充分に考えられます。
築20年以上経っている屋根は、表面上は、屋根材がしっかりしていても下の防水紙が劣化しているケースが多いです。
防水紙は、屋根の二次防水と呼ばれ、大切なお家の屋根の最終防衛ラインとなっている非常に重要な箇所です。
どれだけ高耐候な塗料で屋根材自体を保護しても防水紙が劣化してしまっていると屋根材の隙間から雨水が侵入し雨漏れに繋がります。
弊社では、屋根の施工には、塗装工事・屋根カバー工事、2つの施工方法をご提案させて頂いております。
屋根カバー工事は、塗装工事よりも初期費用は、嵩んでしまいますが耐候年数も30年近いものも多く、長期的なコストを考えると屋根塗装より圧倒的にコストパフォーマンスに優れています。
防水紙・屋根材共に新しいものになるので雨漏れの心配も不要になります。
今回、屋根材にご提案させて頂いたのは、弊社が扱う屋根材の中でも特に人気のニチハの横暖ルーフαSをご提案させて頂きました。
ニチハ横暖ルーフシリーズは、超軽量・超高耐候・遮熱GL鋼板の屋根材で遮熱性・遮音性にも優れている非常に優れた屋根材となっております。
中でもプレミアムシリーズは、フッ素遮熱鋼板となっており、塗膜の耐久性に非常に優れております。
メーカー保証も最大25年の長期保証となっており、ナタリールーフの自社保証も15年付けさせて頂いております。
当初お客様は、外壁塗装は、考えていらっしゃらなかったのですが、全面足場を組む工事となりますので、この機会にということで外壁塗装も併せてお任せして頂きました。
非常に多いケースですが、屋根工事と外壁工事を別々にしてしまうと、メンテナンスのタイミングがズレてしまい、数年後にまた足場費用がかかってしまいます。お家に足場架けるのは、精神的にもお客様のストレスになってしまいますので屋根・外壁は、同時にメンテナンスすることをオススメします。
使用させて頂いた塗料は、屋根材が高耐候になるので外壁も高耐候な塗料をということでフッ素塗料の中でも高耐候な日本ペイントのファイン4Fセラミックです。
耐候年数は15年〜18年程ある高耐候な塗料となります。
弊社では、屋根・外壁共にナタリールーフ専属の腕に自信のある職人が施工にあたり、担当営業や現場管理が責任を持って工事中の管理をさせて頂いておりますので、お客様も工事完了まで安心して頂いております。
それでは、施工中の様子をご覧ください!
施工前、施工後写真
工事写真レポート
雨漏れ箇所
2階の廻り縁付近に雨染みが確認できました。雨漏れ箇所
1階天井隅に雨漏れ箇所がありました。
クロスが剥がれてしまっています。施工前 屋根
弊社では、屋根調査の際は、高所カメラを使用しております。
ハシゴで屋根上に昇ることもありますが、経年劣化し強度が低下しているスレート材の上を歩いてしまうと、人の重さによってスレートが割れたりヒビが入ってしまう恐れがあります。
弊社では、屋根上に昇る調査は、必要最低限かつ慎重にさせて頂いております。施工前 棟板金
以前に他業者にて棟板金の補修をされていたようですが、施工方法が粗悪です。施工前 棟板金
”脳天打ち”と言われる板金の上部から釘を打ってしまう施工がされていました。
雨漏れに繋がる施工方法です。施工前 クラック(ヒビ割れ)
カケている箇所やクラック(ヒビ割れ)が複数箇所ありました。施工前 外壁
全体的に経年劣化しています。施工前 チョーキング(白亜化現象)
チョーキング(白亜化現象)とクラック(ヒビ割れ)が多数ありました。
防水性が切れてしまうと外壁内部に雨水が染み込み、骨組みの木材の腐食や、モルタルの下地のラス網が劣化し放置しておくと最終的には、外壁が剥がれ落ちることもあります。施工前 苔
苔が発生しています。施工前 苔
苔が付着しているということは、外壁の防水性がきれている証拠です。高圧洗浄 屋根
まずは、高圧洗浄です。
屋根カバーをする際に高圧洗浄は、必須ではありませんが汚れや苔が付着したまま新しい屋根材を乗っけるのは嫌ですよね。
弊社では、屋根カバー工法の場合でも高圧洗浄をさせて頂いております。※屋根材によります高圧洗浄 雨樋
軒樋に汚れが溜まっていたのでしっかり洗浄して汚れを流します。高圧洗浄 ルーフバルコニー
バルコニールーフの洗浄です。
このような機会でないとお手入れできない箇所なのでしっかりと綺麗にしていきます。高圧洗浄 外壁
外壁の汚れも綺麗に落としていきます。長年蓄積された汚れがみるみる落ちていきます。
高圧洗浄で下地を綺麗にすることで塗料の食いつきも良くなります。汚れや不純物が残っていると塗膜の剥離にも繋がりますので、丁寧に洗浄します。高圧洗浄 軒天
軒天も洗浄していきます。高圧洗浄 ベランダ防水
バルコニー防水も汚れや泥が多く溜まっている箇所です。
トップコートの前にしっかりと汚れを落とします。高圧洗浄 タイル
タイル面は、塗装しませんが高圧洗浄で汚れを綺麗に落とします。高圧洗浄 玄関ドア
塗装は、しませんがせっかくなので玄関ドアも高圧洗浄します。養生
塗布部以外に塗料が付かないようしっかり養生します。養生
サッシや手摺り・笠木などアルミ箇所は、塗れないので養生します。外壁 下塗り
下塗り材を丁寧に塗っていきます。
外壁塗装は、下塗りが非常に重要です。
どれだけ高耐候な塗料を使用しても下塗りを疎かにすると本来の耐久性を発揮できません。外壁 中塗り
下塗り乾燥後に中塗りを塗ります。
今回、ご提案させて頂いたのは、屋根に合わせて高耐候なフッ素塗料日本ペイントのファイン4Fセラミックです。外壁 上塗り
中塗りが乾燥したら仕上げの上塗りです。
塗装は、下塗り・中塗り・上塗りと3回塗って初めて本来の耐久性を発揮します。
職人の技術や仕事への姿勢に大きく左右される非常に繊細な作業です。外壁 上塗り
軒天などもしっかりとローラーで塗っていきます。
外壁と同じ素材でしたので同様の工程で作業します。雨戸塗装 高圧洗浄
付帯部を塗装します。
しっかりと高圧洗浄で汚れを落とします。雨戸塗装 ケレン
雨戸・戸袋の波板部は、板金なので塗装します。
まずは、ケレンです。
目荒らしをして下地を整えます。雨戸塗装 下塗りサビ止め
ケレン後に下塗りにサビ止めを塗ります。雨戸塗装 塗装
サビ止め後に中塗り・上塗りと塗装します。庇 ケレン
鉄部の庇・霧除けを塗装します。
ケレン作業し目荒らしします。庇 下塗りサビ止め
サビ止めを塗装します。庇 塗装
サビ止め後に中塗り・上塗りと塗布します。フードレンジ ケレン
フードレンジも鉄部なので塗装します。
ケレンし目荒らしをします。フードレンジ 下塗りサビ止め
サビ止め塗布します。フードレンジ 中塗り
中塗りをしていきます。フードレンジ 上塗り
上塗りを丁寧に塗ります。ベランダ手摺り ケレン
ベランダの手摺り・笠木も鉄部でしたので、同様に鉄部塗装します。ベランダ手摺り ケレン
ケレン作業です。
前回の塗料の塊やバリをスクレーパーなどで削ります。ベランダ手摺り 継ぎ目補修
笠木の継ぎ目のコーキングも劣化していたので補修します。
古いタイプのベランダ笠木は、雨漏れしやすい箇所です。ベランダ手摺り 継ぎ目補修
劣化し割れていたコーキングを撤去し新しいコーキングを充填します。笠木 下塗りサビ止め
補修が終わったら鉄部塗装していきます。笠木 中塗り
ケレン後にサビ止め・中塗り・上塗りと塗ります。笠木 上塗り
ローラーや刷毛を使い細かい箇所も丁寧に塗装します。ベランダ防水 ケレン
ベランダ防水の施工です。
スクレーパーで塊やバリを削ります。ベランダ防水 ケレン
ヤスリを使い目荒らしと大きな凹凸を削ります。ベランダ防水 プライマー
トップコートを塗布する前にプライマーを塗り下地との密着性を高めます。ベランダ防水 中塗り
プライマーを塗布したらトップコートを塗っていきますベランダ防水 上塗り
中塗り乾燥後に2回目のトップコートを塗っていきます。雨樋塗装 軒樋 ケレン
軒樋をケレンします。
表面の目を荒らし塗料の食いつきをよくします。雨樋塗装 軒樋 中塗り
ケレン後に塗料を塗布していきます。雨樋塗装 軒樋 上塗り
2回塗りで仕上げていきます。雨樋塗装 竪樋 ケレン
同様に竪樋もケレンしていきます。雨樋塗装 竪樋 中塗り
ローラーや刷毛を使用し塗っていきます。雨樋塗装 竪樋 上塗り
軒樋同様に中塗り・上塗りしていきます。塀塗装 下塗り
お家の外塀も塗装します。塀塗装 中塗り
モルタル素材なので、外壁と同じ塗料で塗装します。塀塗装 中塗り
帯は色分けします。塀塗装 上塗り
塗り残しがないように塗っていきます。木部塗装 ケレン
木材のフェンスも塗装させて頂きました。
木部は、塗料で保護しないと、すぐに腐食してしまいます。木部塗装 下塗り
ケレン後に塗装します。
木素材用の下塗り材を塗布します。木部塗装 中塗り
中塗り・上塗りと塗っていきます。塀天端 笠木板金取り付け 施工前
外塀の笠木箇所が劣化していたので、塗装ではなく、板金を被させて頂きました。塀天端 笠木板金取り付け 防水
防水テープを貼ります。塀天端 笠木板金取り付け コーキング
コーキングを入れます。塀天端 笠木板金取り付け 施工後
加工したガルバリウム鋼板の板金を被せて完成です。
塗装のように劣化する心配もなくなります!既存役物撤去
外壁が完了したので屋根カバー工事に入ります。
まずは、既存役物撤去作業です。既存役物撤去
棟・ヌキ板・雪止めを撤去しスレートだけの状態にします。防水紙 ルーフィング
弊社では屋根に穴を開けたくないので通常、粘着式のルーフィングを使用していますが、今回は、アスベストが入っている屋根材でしたので粘着シートは使えません。
防水紙(ルーフィング)を釘で留めて行く施工方法で行います。
防水紙は屋根防水の要なので、しっかり丁寧に規定の重なり幅を確認しながら敷いていきます。防水紙 ルーフィング
全面綺麗に貼りあがりました!
屋根の防水は完璧です!
既存屋根と新規屋根で防水が二重になるのは、屋根カバーの利点です。軒先水切り取り付け
軒先は雨水が流れつく場所なので、水切りによって内部に水が入ってしまうことを防ぎます。
軒先を板金で固定して、屋根材が飛ばされないようにするという重要な役割もあります。谷板金取り付け
谷板金を取り付けます。
雨水が溜まりやすい重要な箇所です。壁際水切り取り付け
壁との取り合い箇所に雨押さえを取り付けます。
雨漏れが多い箇所なのでより慎重に施工します。棟木下地取り付け
棟板金を取り付ける為に木下地を取り付けます。横暖ルーフαS 本体工事
全体に役物を取り付けたら本体を葺いていきます。
今回使用させて頂くニチハ横暖ルーフは、超軽量・超高耐候・遮熱GL鋼板の遮熱性・遮音性にも優れている非常に優れた屋根材です。横暖ルーフαS 本体工事
軒先には雪止めを規定の間隔で取り付けます。
雪止め金具のピッチは、450mm間隔で千鳥配置で取り付けます。棟施工 捨板水切り取り付け
隅棟には、捨て板水切りを垂木に取り付けます。木下地取り付け
棟の施工に入ります。
木下地を取り付けます。棟換気取り付け
天井裏の通気をよくする為に棟換気を取り付けます。下屋根 壁際
下屋根の施工です。
大屋根同様、棟板金・雪止め・雨押さえを撤去し、本体を施工します。下屋根 壁際防水処理
雨押さえの箇所には、コーキングで防水で納めます。下屋根 完成
下屋根の施工が完了しました!
綺麗におさまっています。施工の流れ 施工前
施工の流れ 既存役物撤去
施工の流れ 防水紙 ルーフィング
施工の流れ 役物取り付け
施工の流れ 本体工事
施工の流れ 完成
施工後 大屋根
全ての工事が終わり最終完了検査も終わりました!
弊社では、屋根・外壁に分け中間検査、完了検査と数回の検査を行います。施工後 谷
谷も綺麗に納まっています。施工後
鳩小屋も形状が複雑なので納まりが難しい箇所ですが、しっかりと納まりました!施工後 下屋根
壁際処理もバッチリです!施工後 外壁
屋根・外壁共に新しくなり見ていて気持ちくなりますね。施工後
ナタリールーフでは、工事完了後
3ヶ月・6ヶ月・1年・1年毎に定期点検に伺わせて頂きます。
これからも長いお付き合いをさせて頂ければと思います。
ありがとうございました!