埼玉県入間市W様邸 屋根カバー工法 アイジー工業スーパーガルテクト
2022.04.07 (Thu)
入間市W様邸 施工データ
工事内容 | 屋根カバー工法 アイジー工業 スーパーガルテクト |
---|---|
築年数 | 築33年 |
施工日数 | 10日間 |
工事金額 | 95万円 |
メーカー・商品 | アイジー工業 スーパーガルテクト |
お客様のご要望
今回は、屋根カバー工法のお客様のご紹介です!
30年間、一度も屋根のお手入れをされておらず、そろそろかなと考えていたところに弊社のチラシを見てお問合せ頂きました。
お家の窓からも見える下屋根の劣化や大量の苔が気になるということでしたので、早速現地調査行わせて頂きました!
担当者より
担当営業 樋口 健
今回は、お客様に許可を取り屋根に上がり調査させて頂きました。
※よく訪問販売の業者が屋根に異常があるから上がらせてほしいと尋ねてくることがありますが、どこのどんな業者かわからない人をご自宅の屋根に上がらせるのは、おすすめできません。
屋根上が見えないのをいいことに、棟板金を故意に剥がしたり瓦を割ったりと悪質な被害が多く見られます。
屋根が気になるような場合は、弊社のような専門店にお問合せください。
屋根は、スレート屋根で、年代的にもアスベストが含まれている屋根材なので丈夫な為、割れやクラックなどは、少なかったのですが全体的に経年劣化が著しい状態でした。
33年前の新築時から一度も屋根のお手入れをされていないといことで、既存の塗膜がほとんどなくなり、全面に大量の苔が発生していました。苔が発生しているということは、基材の防水性がなくなっているということです。
放置しておくとクラックや割れにつながるので、対応が必要です。
棟板金の塗膜も劣化しており防水性がなくなっており、棟の収め方もあまり良い収め方では、ありませんでした。
お客様のご希望もあり塗装では、なく屋根カバー工法をご提案させて頂きました。
既存の屋根材の上から新しい防水紙を貼り、超軽量の屋根材を被せる工法です。
屋根を葺き替えるよりも既存スレートの撤去・産廃費用がなくなるのでコストもかからず、超軽量屋根材なので、お家への負担も軽減できます。
なおかつ既存の屋根をそのまま活かしますので、二重の防水となるのがメリットです。
使用させて頂いた屋根材は、人気のガルバリウム鋼板素材の屋根材アイジー工業のスーパーガルテクトをご提案させて頂きました。
アイジー工業スーパーガルテクトは、屋根材と断熱材をひとつにした独自の材料構成により、軽量で抜群に優れた遮熱性・断熱性を発揮する金属屋根材です。表面材に「超高耐久ガルバ」を採用し、穴あき25年保証と沿岸地域への保証範囲も充実し耐久性にも優れています。
※「超高耐久ガルバ」とは、「2%マグネシウム-55%アルミニウム-亜鉛合金めっき鋼板」です。
ガルバリウム鋼板(55% アルミニウム-亜鉛合金めっき鋼板)にマグネシウムを2%添加することにより、めっき層を強化しました。超高耐久ガルバはガルバリウム鋼板に比べ、3倍超※の寿命が期待できます。
メーカー保証も穴あき25年・赤さび20年・塗膜のわれ・ヒビふくれ15年の長期保証となっており、ナタリールーフの自社保証も15年付けさせて頂いております。
せっかく全面に足場を架ける工事なので、出窓上の板金屋根の塗装と外壁サイディング目地の一部コーキング補修も併せて処置させて頂きました。
それでは、施工中の様子をご覧ください!
施工前、施工後写真
工事写真レポート
施工前 大屋根
築33年間でノーメンテナンスだったので全体的に経年劣化が顕著に見られました。施工前 大屋根
塗膜がほぼなくなっており、苔が全面に発生しています。施工前 棟板金
棟板金の塗膜も切れています。
既存の棟の収まりもあまり良くありません。施工前 棟板金
棟板金を留める為の釘がほぼ全て抜けてきています。
板金を固定する為のヌキ板が劣化し痩せたえり腐食してしまっているせいです。高圧洗浄
まずは、高圧洗浄です。
屋根カバーをする際に高圧洗浄は、必須ではありませんが汚れや苔が付着したまま新しい屋根材を乗っけるのは嫌ですよね。
弊社では、屋根カバー工法の場合でも高圧洗浄をさせて頂いております。※屋根材に高圧洗浄できない場合もあります。高圧洗浄
苔と以前の塗膜がみるみる落ちていきます。
これだけ塗膜が劣化していたということです。高圧洗浄
苔が多く滑りやすく危険ですが、足元に気をつけながら、軒先から棟まで徹底的に洗浄します。高圧洗浄
下屋根も同様に高圧洗浄します。高圧洗浄 洗浄後
洗浄後の大屋根です。
見違えるほどに、ほぼ全ての塗膜が落ちています。
ここまで落ちることは、稀です。高圧洗浄 洗浄後
高圧洗浄することにより、お客様も安心致しますし、施工もしやすくなります。既存役物撤去
まずは、既存役物撤去作業です。既存役物撤去
板金を取るとヌキ板が出てきます。既存役物撤去
ヌキ板も撤去し、スレートだけの平な状態にします。防水紙 下葺き
弊社では屋根に穴を開けたくないので通常、粘着式のルーフィングを使用していますが、今回は、アスベストが入っている可能性が高い屋根材でしたので粘着シートは使えません。
防水紙(ルーフィング)を釘で留めて行く施工方法で行います。
防水紙は屋根防水の要なので、しっかり丁寧に規定の重なり幅を確認しながら敷いていきます。役物取り付け
防水紙を敷き終わったら、軒先水切り・ケラバ・棟下地・捨て谷などの役物を取り付けます。
棟施工
棟板金を取り付ける為の下地(貫板)には、木材を使用することが多いのですが、木材ですと、どうしても経年や湿気で劣化してしまいます。
弊社では、樹脂製の貫板タフモックを採用しています。
樹脂製ですので腐食に強く、木材のように痩せたりしないので、釘やビスを長期に渡り固定します。アイジー工業 スーパーガルテクト 本体
アイジー工業のスーパーガルテクトの施工が完了しました。
面積の小さい下屋根にも雪止めをしっかりと取り付けます。
最後に棟板金を被せて固定します。下屋根 壁取り合い
今回のお家は、下屋根箇所に少し特殊な収まり方をしている箇所がありました。下屋根 壁取り合い 防水紙
壁との取り合い箇所は、漏水しやすい箇所なので、ルーフィングもミスがないよう、より丁寧に施工します。下屋根 壁取り合い 捨て谷
防水紙の上に捨て谷を取り付けます。下屋根 壁取り合い 雨押さえ
本体が葺き終わったら雨押さえ板金を取り付けて雨仕舞いしていきます。下屋根 アイジー工業 スーパーガルテクト 施工後
最後にコーキングで防水処理を行い下屋根の施工完了です。大屋根 防水紙
大屋根も下屋根と同様に既存の役物を撤去したのち防水紙を敷いていきます。大屋根 役物取り付け
役物を取り付けます。
谷板金なども本体を葺く前に取り付けます。大屋根 アイジー工業スーパーガルテクト 本体
軒先からスーパーガルテクト本体を葺いていきます。
大屋根 アイジー工業スーパーガルテクト 本体
段々と葺き上がる様子は、圧巻です!大屋根 棟施工
下屋根同様、棟を取り付ける為の下地は、タフモックを使用します。アイジー工業スーパーガルテクト 施工後
大屋根の施工が完了致しました!
施工後に綺麗に清掃し、営業・施工管理が完了検査を行います。コーキング補修 施工前
外壁サイディングの目地のコーキングが一部劣化が、かなり進んでしまっていたので補修させて頂きました。コーキング補修 施工後
補修箇所のコーキングを撤去し新規コーキングを充填します。霧除け塗装 施工前
出窓屋根の板金の塗膜が劣化していたので、一部塗装工事もさせて頂きました。霧除け塗装 施工後
ケレン・錆止め・中塗り・上塗りの工程で丁寧に施工します。アイジー工業スーパーガルテクト 施工後
見違える屋根になりました!
屋根が変わるだけで、お家のイメージがガラリと変わりますね。
ガルバリウムの屋根なので、この先、屋根の心配は、不要になりました!アイジー工業スーパーガルテクト 施工後
ナタリールーフでは、工事完了後
3ヶ月・6ヶ月・1年・1年毎に定期点検に伺わせて頂きます。
これからも長いお付き合いをさせて頂ければと思います。
ありがとうございました!