埼玉県入間市T様邸 瓦屋根 棟瓦取り直し工事
2024.02.18 (Sun)
入間市T様邸 施工データ
工事内容 | 棟瓦取り直し |
---|---|
築年数 | 築23年 |
施工日数 | 8間間 |
工事金額 | 60万円 |
メーカー・商品 | シルガード |
お客様のご要望
瓦屋根なのであまり気にしていなかったのですが、どんな状態か見てもらったところ漆喰が劣化し剥がれているということでしたので、棟の改修を依頼しました。
担当者より
担当営業 彦田 貴充
T様の屋根は、方行型の屋根で隅棟が4本のほぼ真四角な屋根型でした。
使用されている屋根は、洋瓦と呼ばれる平板瓦です。フラットな見た目からF型瓦と呼ばれています。
調査したところ「平部」の瓦には、特にズレなどもなく割れや欠けなどは見受けられませんでしたが、「隅棟」の瓦を留めている釘が浮いてしまっている箇所が多く、棟瓦も緩んでいる箇所が見られました。
棟瓦の下にある漆喰も経年劣化し崩れ落ちてきている箇所が散見されました。
方形屋根の頂点にある「とんがり」周りは、ほぼ漆喰が崩れ落ちて無くなっていました。
隅棟
頂点とんがり箇所
屋根の頂点にあるとんがり周りはほぼ漆喰が崩れ落ちている
漆喰は、瓦屋根の棟瓦と平部の瓦を固定する役割や、雨水が内部に侵入しないようにする役割があります。
瓦屋根自体は、陶器なので30年〜50年程持ちますが、漆喰は10年前後で経年劣化し崩れ落ちてしまいます。
F型瓦の棟は和瓦程、漆喰が露出しておらず見えにくいですが、漆喰の劣化を知らずに放置してしまうと雨水が入り込んでしまう恐れや倒壊に繋がりますので定期的なメンテナンスは必要となります。
経年により棟瓦を留めているビスの緩みも放置しておけば、棟瓦の倒壊に繋がるので締め直し、または棟の取り直しが必要になります。
今回は、棟全体的に釘の緩みや漆喰の劣化が見られたので棟の取り直しをさせて頂くこととなりました。
それでは、施工の様子をご覧ください。
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施工前、施工後写真
工事写真レポート
足場着工
足場の組立作業です。
弊社では、安全と職人の作業効率を考えビケ足場を使用しております。
落下や飛散などないよう、しっかりと養生シートを張ります。棟取り直し 撤去
隅棟の棟瓦を一度撤去します。
再度使用するので、慎重に扱います。棟取り直し 撤去
葺き土と漆喰で大量の産廃ゴミがでます。棟取り直し 撤去
瓦屋根の棟は心木と呼ばれる木下地に釘やビスで留められていますが、心木が腐食し始めていました。棟取り直し 心木 タフモック
新しく取り付ける心木には木製ではなく樹脂製のタフモックを使用します。
木製と違い、痩せることや腐食することがないので、近年ではタフモックを使用します。棟取り直し 新規漆喰
タフモックの周りを漆喰で固めます。
シルガードという南蛮漆喰を使用します。本来の漆喰よりも防水性に優れており、葺き土の代わりにもなります。棟取り直し 新規漆喰
均一に南蛮漆喰を盛っていきます。棟取り直し 仕上げ
南蛮漆喰を盛り終えたら、一度撤去した棟瓦を再度取り付けます。
新規にパッキン付きのビスでタフモックに留めていきます。施工後 とんがり
屋根の頂点に鎮座するとんがり周りも南蛮漆喰で綺麗に仕上がりました。清掃
棟瓦を取りつけ終わったら余分についてしまった南蛮漆喰などを綺麗に拭き取ります。施工後
完成です。ぱっと見はあまり変わりませんが、以前よりも耐久性が遥かに増しました。
私が担当しました!
営業
彦田 貴充TAKAMITSU HIKOTA
- 趣味
- 野球観戦、釣り
- お客様への一言
- 一軒一軒100%の力を注ぎます!!
屋根職人
諏佐 貴利TAKATOSHI SUSA
- 趣味
- 音楽鑑賞、買い物
- お客様への一言
- 全てのお客様に満足していただけるように丁寧な作業を心掛けます!!
屋根職人
田渕 優YUU TABUCHI
- 趣味
- 車・バイク・キャンプ
- お客様への一言
- 屋根工事に誇りを持って日々取り組んでいます。
屋根に対する情熱は誰にも負けません!
屋根職人
田渕 光HIKARI TABUCHI
- 趣味
- メダカ飼育・パソコン
- お客様への一言
- 屋根のことばかり考えています。
屋根は下から見えないところなので、お客様に安心して頂けるように誠実な工事を心掛けています。