埼玉県所沢市S様邸 陶器瓦屋根葺き替え工事 ルーフタイルジャパン一閃
2024.02.24 (Sat)
所沢市S様邸 施工データ
工事内容 | セメント瓦屋根葺き替え工事 ルーフタイルジャパン 一閃 |
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築年数 | 築40年 |
施工日数 | 18日間 |
工事金額 | 230万円 |
メーカー・商品 | 田島ルーフィング PカラーEX+プラチナスタイル ルーフタイルグループジャパン 一閃 ブラック |
お客様のご要望
今回は、セメント瓦屋根の葺き替えをご依頼頂いたお客様のご紹介です。
築40年を過ぎ、屋根から雨漏りしてきてしまったのでナタリールーフさんにしっかりと診てもらうことにしました。
屋根の状態も良くないようですし、以前から瓦の重さが気になっていたので屋根の葺き替えをお願いしました。
担当者より
担当営業 彦田 貴充
S様邸の屋根は、和瓦の形状をしたセメント瓦の屋根でした。
棟瓦のズレ、漆喰の剥がれなども多く見られたました。
雨漏りの原因は、屋根材の下の防水紙が経年劣化が原因でした。
屋根材を剥がさなければ防水紙を新しくは出来ないので、屋根葺き替え工事をご提案させて頂きました。
葺き替え工事とは既存の瓦屋根を撤去してから新しいルーフィングと屋根材を葺いていく屋根リフォーム工事です。
屋根葺き替えの際は野地板(構造用合板・ラーチ)にタッカー(建築用の大型のホチキスのような道具)でルーフィングを貼ります。
屋根材に隠れてしまいますが屋根の防水の役割を担っているルーフィング(防水紙)は屋根リフォーム工事にあたって最重要といっても過言ではありません。
※ルーフィングの詳しい参考記事 ルーフィング(防水紙)の種類や重要性について をご覧ください。
使用させていただくルーフィング(防水紙)は
TAJIMAルーフィング PカラーEX+プラチナスタイル です。
↓TAJIMAルーフィング オフィシャルサイト
https://www.tajima.jp/juken/index02_02.html
合成繊維不織布を主基材とし、改質アスファルトを使用した“脱ラグ原紙”ルーフィング。
Pカラーシリーズの最上級品で、強度・寸法安定性等が優れる改質アスファルトルーフィングです。
ルーフィングの上に使用させて頂く屋根材は ルーフタイルジャパンの一閃をご提案。
”天然石粒+ガルバリウム鋼板”のデザイン性・高耐久・耐風性に優れた世界基準の屋根材です。
天然の石を使用しているので、経年しても表面の色褪せや劣化がほとんどない屋根材です。
メーカー保証は、なんと30年の長期保証 ナタリー自社保証も15年付きます。
↓ 一閃の作業工程がわかる動画です。
それでは施工の様子をご覧ください!
施工前、施工後写真
工事写真レポート
施工前 屋根
施工前の状態です。
棟が歪んでいるのがわかります。施工前 屋根
軒先の瓦も劣化し苔が発生しています。施工前 屋根
軒樋が歪んでいます。
竪樋は軒樋から外れて割れています。
雨水が垂れ流しの状態です。施工前 下屋根
苔やゴミが溜まってしまい雨水が流れていません。施工前 破風
木部の破風です。塗膜が劣化し剥がれてきています。足場着工 瓦撤去
足場を組んで工事開始です。
弊社では、安全と職人の作業効率を考えビケ足場を使用しております。
落下や飛散などないよう、しっかりと養生シートを張ります。
瓦を撤去していきます。屋根葺き替え 瓦撤去
瓦を撤去すると瓦を引っ掛ける瓦桟が出てきます。
築40年間のゴミが溜まっていますね。屋根葺き替え 瓦桟撤去
瓦桟も撤去すると既存の防水紙が出てきます。
防水紙もかなり経年劣化しています。
防水紙も撤去してしまいます。屋根葺き替え 防水紙撤去
ゴミや古い防水紙を撤去し綺麗に掃除します。この時代の屋根には杉板と呼ばれる野地板が使われていました。下屋根 瓦撤去
綺麗に掃除した後は、新規の野地板を貼っていきます。
12mm構造用ラーチ合板です。下屋根も同様に撤去していきます。
和瓦は、一枚約2.7kgあります。
これらを手作業で撤去していきます。下屋根 瓦撤去
下屋根も同様に撤去していきます。
和瓦は、一枚約2.7kgあります。
これらを手作業で撤去していきます。下屋根 防水紙撤去
ベランダが載っていて作業が困難でしたが、なんとか撤去完了です。下屋根 新規 野地板貼り
ルーフィングは屋根防水の要なので、しっかり丁寧に規定の重なり幅を確認しながら敷いていきます。下屋根 新規 ルーフィング
野地板の上からルーフィングを貼ります。ルーフィング貼り
ルーフィングは屋根防水の要なので、しっかり丁寧に規定の重なり幅を確認しながら敷いていきます。
ルーフィング貼り
今回のルーフィングは、田島ルーフィングのPカラーEX+プラチナスタイル
Pカラーの最上級品です。役物取り付け
防水紙を敷き終わったら、軒先やケラバに役物を取り付けていきます。
軒先を板金で固定して、屋根材が飛ばされないようにするという重要な役割もあります。一閃 本体工事
役物の取り付けが終わったら本体を葺いていきます。
一閃は、専用ビスで留めていきます。一閃 本体工事
一枚一枚しっかりとビスで固定します。
”一閃”は、ガルバリウム鋼板に天然石が塗布してあるデザイン性・高耐久・耐風性に優れた屋根材です。一閃 ケラバ包み
ケラバには同質のケラバ包みを取り付けます。
同質素材なので一体感が出ます。一閃 下屋根
下屋根も同様の手順で進めていきます。軒先とケラバに役物を取り付けます。一閃 下屋根
続いて本体を同様に葺いていきます。一閃 下屋根
納まりが複雑な箇所も上手く納まりました。棟施工 シールテープ
本体が葺き終わったら、棟板金の施工に入ります。
まずシールテープと呼ばれる部材を取り付けます。雨などの吹き込みに対しての縁切りの役割があります。棟施工 棟用スペーサー
古い屋根には棟換気が備わっていないので、新規に換気口を開けます。
換気口を開けた箇所に、一閃専用の棟換気イコタイルベンツを取り付けていきます。
ルーフタイルジャパン一閃 本体工事
その上に棟用スペーサーを取り付けます。同質棟包みを固定する為の役物です。
棟包みをガッチリ固定します。棟施工 棟換気イコタイルベンツ
棟用スペーサーに同質の棟包みを専用ビスで取り付けます。
ビスや棟包みの繋ぎ目などにシーリングしストーンチップをまぶして施工完了です!
棟換気箇所も綺麗に納まっていますね。破風板金工事
屋根工事が終わったら破風板金を取り付けます。破風板金工事
今回は、妻側だけ破風板金です。
軒は雨樋が取り付けてあるので劣化が少ない為、妻側のケラバだけ破風板金する方が多いです。破風板金工事
雨樋交換 PanasonicシビルスケアPC50
既存の雨樋を撤去します。一閃 施工後 下屋根
全ての工事が終わり最終完了検査も終わりました!
弊社では、中間検査、完了検査と数回の検査を行います。
下屋根の複雑な箇所も綺麗に納まっています。一閃 施工後
瓦から一閃に葺き替えたので、ベランダの足の高さ調整が必要になりました。樹脂製の緩衝材で固定しました。一閃 施工後
ブラックどんなお家でも合う万能色。棟も同質棟のため統一感がより一層高まります。一閃 施工後 清掃
完工後は、お家の周りをしっかり清掃します。
ナタリールーフでは、工事完了後6ヶ月・1年・1年毎に定期点検に伺わせて頂きます。
これからも長いお付き合いをさせて頂ければと思います。
ありがとうございました!
私が担当しました!
営業
彦田 貴充TAKAMITSU HIKOTA
- 趣味
- 野球観戦、釣り
- お客様への一言
- 一軒一軒100%の力を注ぎます!!
屋根職人
田渕 光HIKARI TABUCHI
- 趣味
- メダカ飼育・パソコン
- お客様への一言
- 屋根のことばかり考えています。
屋根は下から見えないところなので、お客様に安心して頂けるように誠実な工事を心掛けています。
屋根職人
田渕 優YUU TABUCHI
- 趣味
- 車・バイク・キャンプ
- お客様への一言
- 屋根工事に誇りを持って日々取り組んでいます。
屋根に対する情熱は誰にも負けません!
屋根職人
諏佐 貴利TAKATOSHI SUSA
- 趣味
- 音楽鑑賞、買い物
- お客様への一言
- 全てのお客様に満足していただけるように丁寧な作業を心掛けます!!
代表取締役
矢野 佑介YUSUKE YANO
- 趣味
- お家のお手入れ
- お客様への一言
- 若い頃から屋根一筋で生きてきたので、屋根・住宅に関してはお任せください!