埼玉県毛呂山町F様邸 屋根カバー工事 ルーフタイルジャパン一閃 雨樋交換 シビルスケアPC50
2024.05.02 (Thu)
毛呂山町F様邸 施工データ
工事内容 | 屋根カバー工法 雨樋交換工事 |
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築年数 | 築23年 |
施工日数 | 14日間 |
工事金額 | 220万円 |
メーカー・商品 | 屋根:ルーフタイルジャパン 一閃 ブラック 雨樋:Panasonic シビルスケアPC50 |
お客様のご要望
今回は屋根バー工事 雨樋交換工事 をご依頼頂いたお客様のご紹介です。
訪問販売に声をかけられ、屋根材が浮いていると指摘され心配になり、弊社に問い合わせ頂きました。
訪問販売の言うことは絶対に信用してはいけませんが、本当に何か問題があれば大変なのでしっかりと調査させて頂きます。
担当者より
担当営業 彦田 貴充
早速、調査を行っていきます。
屋根を調査したスレートの中でも「塗装できない屋根材」「してはいけない」屋根材の代表格、「コロニアルNEO」でした。
クボタ(現KMEW)から2001年から2008年の間に販売されたコロニアルNEOは、耐久性の乏しいノンアスベスト屋根材として、その8年間の間に数多くの戸建住宅に採用されてしまいました。
変色・反り・欠け・欠落…などの症状が見られればコロニアルNEOや塗装してはいけない屋根材です。
お家を建てられたのが、2000年代前半であればコロニアルNEOの可能性は、非常に高くなります。
これらの屋根材の対象方法は、屋根カバー工法か屋根葺き替え工事以外にありません。
塗装してしまうと劣化の促進、悪化を招くことになるのでおやめください。
スレート屋根のメンテナンス時期について詳しく解説
屋根
全体的に経年劣化しています。
クラック(ひび割れ)が多数発生しています。
棟板金のコーキングが切れています。
先述したようにコロニアルNEOは、塗装できない屋根材なので、屋根カバー工法をご提案させていただきました。
屋根カバー工法とは既存の屋根材の上から新しい防水紙を貼り、超軽量の屋根材を被せる工法です。
既存の屋根を活かすことで二重の防水となるのに加え、既存屋根の撤去費用も発生しないため葺き替え工事に比べコストも抑えられるのがメリットです。
現状のご自宅の状態やご希望の耐用年数などをしっかりヒアリングした上でF様邸に合った屋根材をご提案。
まずは既存の屋根材、スレート屋根の上に新しく敷いていくルーフィングです。屋根材の下地に使用する防水紙のことを指します。屋根材に隠れてしまいますが屋根の防水の役割を担っているルーフィング(防水紙)は屋根リフォーム工事にあたって最重要といっても過言ではありません。
※ルーフィングについて詳しくはこちらをご覧ください。
F様邸で使用させていただくルーフィング(防水紙)は
TAJIMAルーフィング ニューライナールーフィング です。
↓TAJIMAルーフィング ニューライナールーフィングオフィシャルサイト
https://www.tajima.jp/juken/index02_02.html
改質アスファルトルーフィングの先駆けとなった、防水性・耐久性共に他の追随を許さない、最高級の品質を誇る下葺材です。改質アスファルト層を不織布と原紙で挟み込むことで、改質アスファルト本来の性能を十二分に発揮します。 表面に防滑特殊塗料を使用しているため、防滑性に優れています。
↓ニューライナールーフィングについて詳しく解説
ルーフィングの上に使用させて頂く屋根材は
ルーフタイルジャパン 一閃 です。
”天然石粒+ガルバリウム鋼板”のデザイン性・高耐久・耐風性に優れた世界基準の屋根材です。
天然の石を使用しているので、経年しても表面の色褪せや劣化がほとんどない屋根材です。
メーカー保証は、なんと30年の長期保証 ナタリー自社保証も15年付きます。
↓ルーフタイルジャパン オフィシャルサイト
https://www.rooftg.co.jp/features/
↓ 一閃の作業工程がわかる動画です。
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↑屋根のメンテナンス方法をご紹介しています。
施工前、施工後写真
工事写真レポート
足場着工
足場の組立作業です。
弊社では、安全と職人の作業効率を考えビケ足場を使用しております。
落下や飛散などないよう、しっかりと養生シートを張ります。既存役物撤去
高圧洗浄後、乾燥期間を設け、まずは棟板金や雪止めといった既存の役物と呼ばれる板金を撤去していきます。ルーフィング
軒先役物を取り付け後、新しいルーフィングを既存の屋根材の上から敷いていきます。
使用材料:TAJIMAルーフィング ニューライナールーフィングルーフィング
ルーフィングは屋根の防水の要といっても過言ではありません。既定の重なり幅で敷いていくことにより、雨水の侵入を防ぎます。カバー工法の場合、既存のルーフィングと屋根材があるため二重の防水になります。谷板金
屋根と屋根の重なる部分は谷と呼ばれ、屋根の中でも雨が降った際に水が多く流れる箇所のため、谷板金と呼ばれる板金を取り付けます。本体工事 ルーフタイルジャパン 一閃
役物の取り付けを終えたら屋根本体を施工していきます。
使用屋根材:ルーフタイルジャパン 一閃 ブラック本体工事 ルーフタイルジャパン 一閃
谷部分は谷板金の上に屋根材を葺いていきます。この板金があると水が流れてきやすい谷部分のルーフィングへの雨水の侵入を防ぐことができます。本体工事 ルーフタイルジャパン 一閃
全体が葺き上がりました。役物取り付け 同質谷カバー
先ほどの谷部分には屋根と同質の谷カバーを取り付けます。ここも統一感が増すポイントです。棟施工 シールテープ
続いて棟を施工していきます。棟部分にシールテープを取り付けます。雨などの吹き込みに対しての縁切りの役割があります。棟施工 換気口
棟換気はサンダーを使用し換気口を開けていきます。
換気口部分に専用部材のイコタイルベンツを取り付けます。棟施工 棟用スペーサー
シールテープの上から棟部分に棟包みを固定するための下地、一閃専用の棟用スペーサーを取り付けていきます。棟施工 同質棟包み 取り付け
棟用スペーサーに屋根と同質の棟包みを取り付けていきます。
棟同士が合わさる箇所はその場で職人が棟包みを加工し取り付けていきます。
棟包みの接合部にはしっかりとコーキングを充填します。下屋根カバー工事
大屋根と同時進行で2箇所ある下屋根もカバー工事を施工していきます。既存役物撤去
壁との取り合い部分には大屋根同様役物と呼ばれる板金が取り付けられているためその板金を撤去していきます。ルーフィング
新しいルーフィングを敷いていきます。壁との取り合い部分は壁との取り合い部分はルーフィングを立ち上がらせ、本体を施工した後に板金を付けるため、テープで固定します。本体工事 ルーフタイルジャパン 一閃
大屋根と同様の工程で本体を施工していきます。下屋根 完工
下屋根も綺麗に仕上がり屋根カバー工事は完了です。
弊社では施工内容によって異なりますが中間検査、完了検査と数回の検査を行います。複数人の目視でチェックし、是正があった場合は工期内に修正を行います。雨樋交換工事
屋根の施工が済んだら雨樋を交換して行きます。既存雨樋撤去
軒樋と吊り具、竪樋を撤去します。吊り具取り付け
新しくポリカーボネート製の吊り具を取り付けます。この時に軒樋の勾配を調整します。Panasonic シビルスケアPC50
新規の雨樋を取り付けます。
PanasonicのシビルスケアPC50です。施工後
完了検査を行った後、足場を解体し、工事は完了です。施工後
ナタリールーフでは、工事完了後
3ヶ月・6ヶ月・1年・1年毎に定期点検に伺わせて頂きます。
これからも長いお付き合いをさせて頂ければと思います。
ありがとうございました!
私が担当しました!
屋根職人
荒瀬 和樹KAZUKI ARASE
- 趣味
- 釣り
- お客様への一言
- 満足して頂けるように熱意をもって仕事をしております!
屋根職人
諏佐 貴利TAKATOSHI SUSA
- 趣味
- 音楽鑑賞、買い物
- お客様への一言
- 全てのお客様に満足していただけるように丁寧な作業を心掛けます!!
営業
彦田 貴充TAKAMITSU HIKOTA
- 趣味
- 野球観戦、釣り
- お客様への一言
- 一軒一軒100%の力を注ぎます!!