埼玉県入間市M様邸陶器瓦葺き替え工事 ROOFTG一閃雨樋交換PanasonicシビルスケアPC50｜施工事例｜ナタリールーフ

埼玉県入間市M様邸陶器瓦葺き替え工事 ROOFTG一閃雨樋交換PanasonicシビルスケアPC50

2024.05.20 (Mon)

BEFORE

AFTER

入間市M様邸　　施工データ

工事内容	陶器瓦屋根葺き替え工事ルーフタイルジャパン一閃
築年数	築43年
施工日数	18日間
工事金額	230万円
メーカー・商品	田島ルーフィング　PカラーEX＋プラチナスタイルルーフタイルグループジャパン一閃　ブラック

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お客様のご要望

今回は、陶器瓦屋根の葺き替えをご依頼頂いたお客様のご紹介です。

築40年を過ぎ、屋根から雨漏りしてきてしまったのでナタリールーフさんに診てもらうことにしました。

雨漏りの修理だけを考えていたのですが、調査の結果、全体的に瓦の状態も良くないようですし、以前から瓦の重さも気になっていたので、思い切って屋根の葺き替えをお願いしました。

担当者より

営業　彦田

担当営業　彦田貴充

施工前

M様邸の屋根は、和瓦の屋根でした。

陶器瓦

陶器瓦欠け

欠け

陶器瓦割れ

割れて崩れ落ちてきている

陶器瓦の割れ・欠け・ズレ、棟の歪み、漆喰の劣化など、屋根の状態は予想以上に芳しくありませんでした。

雨漏りの原因は、瓦が割れている箇所やズレている箇所から雨水が侵入してしまい、屋根の二次防水である防水紙も劣化により機能していないことで屋内まで雨水が侵入してしまっていました。

すでに雨漏りもしていますし、その他全体的に危険箇所も多かったので屋根葺き替え工事をご提案させて頂きました。

葺き替え工事とは既存の瓦屋根を撤去してから新しいルーフィングと屋根材を葺いていく屋根リフォーム工事です。

屋根葺き替えの際は野地板(構造用合板・ラーチ)にタッカー(建築用の大型のホチキスのような道具)でルーフィングを貼ります。

屋根材に隠れてしまいますが屋根の防水の役割を担っているルーフィング(防水紙)は屋根リフォーム工事にあたって最重要といっても過言ではありません。このルーフィングを新しくできることが屋根葺き替え工事最大のメリットとも言えるでしょう。

※ルーフィングの詳しい参考記事　ルーフィング（防水紙）の種類や重要性について　をご覧ください。

瓦棒屋根

下屋根の瓦棒屋根　錆の侵食が著しい

外壁の塗装までは考えられていなかったものの、下屋根の瓦棒屋根や霧除けなどの板金の劣化が著し買ったので、板金塗装もご提案させて頂きました。

使用材料

使用させていただくルーフィング(防水紙)は

TAJIMAルーフィング　PカラーEX＋プラチナスタイル　です。

↓TAJIMAルーフィングオフィシャルサイト

https://www.tajima.jp/juken/index02_02.html

合成繊維不織布を主基材とし、改質アスファルトを使用した“脱ラグ原紙”ルーフィング。
Pカラーシリーズの最上級品で、強度・寸法安定性等が優れる改質アスファルトルーフィングです。

ルーフィングの上に使用させて頂く屋根材は ルーフタイルジャパンの一閃をご提案。

ルーフタイルジャパン一閃

”天然石粒＋ガルバリウム鋼板”のデザイン性・高耐久・耐風性に優れた世界基準の屋根材です。

天然の石を使用しているので、経年しても表面の色褪せや劣化がほとんどない屋根材です。

メーカー保証は、なんと３０年の長期保証　ナタリー自社保証も１５年付きます。

↓ 一閃の作業工程がわかる動画です。

付帯部の塗装には

アステックペイントマックスシールド1500SiｰJYを使用。

アステックペイントマックスシールドSi

耐候性や低汚染性に優れた、弱溶剤形の外壁用上塗材。戸建て、工場、アパート・マンションの外壁はもちろん、付帯部にも塗布することができる多用途塗料です。

付帯部の艶も落として3分艶をチョイスしました。

↓アステックペイントマックスシールド1500Si-JYオフィシャルサイト

https://astecpaints.jp/products/product-detail/?paint_id=39

それでは施工の様子をご覧ください！

施工前、施工後写真

BEFORE

AFTER

工事写真レポート

足場着工　瓦撤去
足場を組んで工事開始です。
弊社では、安全と職人の作業効率を考えビケ足場を使用しております。
落下や飛散などないよう、しっかりと養生シートを張ります。
屋根葺き替え　瓦撤去
瓦を撤去していきます。
陶器瓦は、一枚約2.7kgあります。
これらを手作業で撤去していきます。
屋根葺き替え　瓦屋根撤去
瓦を撤去すると瓦を引っ掛ける瓦桟が出てきます。
屋根葺き替え　瓦屋根撤去
築40年間のゴミが溜まっていますね。
屋根葺き替え　瓦桟撤去
瓦は全て撤去できました。
次は瓦桟を撤去します。
屋根葺き替え　清掃
瓦桟を撤去したらゴミや土などを綺麗に掃除します。
屋根葺き替え　撤去後
古い防水紙を撤去すると既存の野地板が出てきます。
バラ板の野地板でした。
新規野地板貼り
綺麗に掃除した後は、新規の野地板を貼っていきます。
12mm構造用ラーチ合板です。
新規野地板貼り
屋根方に沿って加工して取り付けていきます。
ルーフィング　PカラーEX+プラチナスタイル
野地板の上からルーフィングを貼ります。
今回のルーフィングは、田島ルーフィングのPカラーEX+プラチナスタイル
Pカラーの最上級品です。
ルーフィング　PカラーEX+プラチナスタイル
ルーフィングは屋根防水の要なので、しっかり丁寧に規定の重なり幅を確認しながら敷いていきます。
役物取り付け
防水紙を敷き終わったら、軒先やケラバに役物を取り付けていきます。
軒先を板金で固定して、屋根材が飛ばされないようにするという重要な役割もあります。
谷板金取り付け
谷板金を取り付けます。
谷箇所は、雨水が集まる重要な場所です。
継ぎ目にはコーキングで防水処理します。
一閃　本体工事
役物の取り付けが終わったら本体を葺いていきます。
一閃は、専用ビスで留めていきます。
一閃　本体工事
谷箇所は、谷板金の芯に沿って本体を葺いていきます。
一閃　本体工事
一枚一枚しっかりとビスで固定します。
”一閃”は、ガルバリウム鋼板に天然石が塗布してあるデザイン性・高耐久・耐風性に優れた屋根材です。
一閃　本体工事
棟まで綺麗に葺き上がりました。
棟施工　シールテープ
本体が葺き終わったら、棟板金の施工に入ります。
まずシールテープと呼ばれる部材を取り付けます。雨などの吹き込みに対しての縁切りの役割があります。
棟施工　棟用スペーサー
その上に棟用スペーサーを取り付けます。同質棟包みを固定する為の役物です。
棟包みをガッチリ固定します。
棟施工　棟包み取り付け
棟用スペーサーに同質の棟包みを専用ビスで取り付けます。
ビスや棟包みの繋ぎ目などにシーリングしストーンチップをまぶして施工完了です！
棟換気箇所も綺麗に納まっていますね。
雨樋交換　既存撤去
既存の雨樋を撤去します。
雨樋交換　吊り具取り付け
軒樋を取り付ける為の吊り具を取り付けます。この時に雨水がしっかり流れるように勾配を調整します。
雨樋交換　PanasonicシビルスケアPC50
使用するのは、PanasonicシビルスケアPC50です。
綺麗に仕上がっています。
瓦棒屋根塗装　施工前
錆の侵食が著しいです。
まだ表面のみで穴などは見られなかったので塗装で表面を保護します。
瓦棒屋根塗装　ケレン
表面をケレンして目荒らしします。
表面の錆も極力落としていきます。
瓦棒屋根塗装　錆止め
下塗りに錆止めを塗っていきます。
瓦棒屋根塗装　中塗り
使用するのは、アステックペイントのマックスシールド1500Si-JYです。
まずは中塗りです。
瓦棒屋根塗装　上塗り
中塗りが乾いたら上塗りです。
破風塗装　ケレン
破風の表面の剥離した塗膜を落とします。
破風塗装　マックスシールド1500Si-JY
中塗りを入れます。
破風塗装　マックスシールド1500Si-JY
上塗りで仕上げます。
霧除け　ケレン
霧除けなどの板金も同様に塗装します。
霧除け　錆止め
ケレン後に錆止めを塗ります。
霧除け　マックスシールド1500Si-JY
錆止め乾燥後に中塗りを塗ります。
霧除け　マックスシールド1500Si-JY
中塗り乾燥後に上塗りです。
下屋根　施工後
全ての工事が終わり最終完了検査も終わりました！
弊社では、中間検査、完了検査と数回の検査を行います。
下屋根　施工後
下屋根も綺麗になりました。
一閃　施工後　
ブラウンはどんなお家でも合う万能色。棟も同質棟のため統一感がより一層高まります。
一閃　施工後　
雨樋色ともマッチしています。
綺麗に仕上がりました。
一閃　施工後　清掃
完工後は、お家の周りをしっかり清掃します。
ナタリールーフでは、工事完了後6ヶ月・1年・1年毎に定期点検に伺わせて頂きます。
これからも長いお付き合いをさせて頂ければと思います。
ありがとうございました！