埼玉県狭山市M様邸「レサス」屋根カバー工事ルーフタイルジャパン一閃｜施工事例｜ナタリールーフ

埼玉県狭山市M様邸「レサス」屋根カバー工事ルーフタイルジャパン一閃

2024.06.08 (Sat)

BEFORE

AFTER

狭山市M様邸　　施工データ

工事内容	屋根カバー工事ルーフタイルジャパン一閃
築年数	築25年
施工日数	12日間
工事金額	120万円
メーカー・商品	田島ルーフィング　ニューライナールーフィングルーフタイルグループジャパン一閃　ブラック

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お客様のご要望

今回は、スレート屋根材の屋根カバー工法をご依頼頂いたお客様のご紹介です。

数年前に塗装したのですが、スレート屋根の割れが酷いので、ナタリールーフさんに診てもらいました。

雨漏りが怖いので、しっかりとしたメンテナンスを希望しました。

担当者より

営業　彦田

担当営業　彦田　貴允

屋根

M様邸の屋根は、化粧スレート屋根でした。

レサス　ウーノ

レサスは、旧松下電工（現KMEW）からピュアベスト（900シリーズ）として1999年～2006年まで製造・販売していたスレート屋根材です。

M様邸のレサスは、レサス・ウーノ（レサスDX）（2001～2006.9）でした。

1990年後半〜2006年頃までに製造・施工された屋根材のほとんどは、アスベストの健康被害を危惧し、2004年に定められた規制をクリアする為に、アスベストを使用せずに製造・販売されたノンアスベスト屋根材は、急遽アスベストを使用しなくなった為、どのメーカーの屋根材も耐久性に乏しく、8年～10年くらいすると不具合が多く報告されはじめ、生産されなくなりました。

有名なものだと、ニチハのパミールや、クボタ（現KMEW）のコロニアルNEOなどがあります。

レサスもそのノンアスベストスレート屋根材のひとつです。

主な症状は、反り・ヒビ割れ・欠落などがあります。

O様邸の屋根も同様の症状が多く診られました。

これらの塗装できない屋根材は、屋根カバー工法か屋根葺き替え工事しかメンテナンス方法はありません。

屋根カバー工法とは既存の屋根材の上から新しい防水紙を貼り、超軽量の屋根材を被せる工法です。

既存の屋根を活かすことで二重の防水となるのに加え、既存屋根の撤去費用も発生しないため葺き替え工事に比べコストも抑えられるのがメリットです。

使用材料

まずはルーフィングです。屋根材の下地に使用する防水紙のことを指します。屋根材に隠れてしまいますが屋根の防水の役割を担っているルーフィング(防水紙)は屋根リフォーム工事にあたって最重要といっても過言ではありません。

※詳しくは下記の参考記事をご覧ください。

使用させていただくルーフィング(防水紙)は

TAJIMAルーフィング　ニューライナールーフィング　です。

ニューライナールーフィング

↓TAJIMAルーフィングニューライナールーフィングオフィシャルサイト

https://www.tajima.jp/juken/index02_02.html

改質アスファルトルーフィングの先駆けとなった、防水性・耐久性共に他の追随を許さない、最高級の品質を誇る下葺材です。改質アスファルト層を不織布と原紙で挟み込むことで、改質アスファルト本来の性能を十二分に発揮します。

表面に防滑特殊塗料を使用しているため、防滑性に優れています。

↓ニューライナールーフィングの解説と施工手順がわかる動画です！

ルーフィングの上に使用させて頂く屋根材は ルーフタイルジャパン 一閃　です。

ルーフタイルジャパン一閃

”天然石粒＋ガルバリウム鋼板”のデザイン性・高耐久・耐風性に優れた世界基準の屋根材です。

天然の石を使用しているので、経年しても表面の色褪せや劣化がほとんどない屋根材です。

メーカー保証は、なんと３０年の長期保証　ナタリー自社保証も１５年付きます。

↓ルーフタイルジャパンオフィシャルサイト

https://www.rooftg.co.jp/features/

↓ 一閃の作業工程がわかる動画です。

それでは施工の様子をご覧ください！

施工前、施工後写真

BEFORE

AFTER

工事写真レポート

仮設足場組み立て
足場の組立作業です。
弊社では、安全と職人の作業効率を考えビケ足場を使用しております。
落下や飛散などないよう、しっかりと養生シートを張ります。
役物撤去
まずは役物を撤去します。
板金・貫板も撤去し、屋根をスレート屋根材のみのフラットな状態にします。
ルーフィング　ニューライナー
ルーフィングを軒先から貼り上げていきます。
使用するルーフィングは、田島ルーフィングのニューライナールーフィングです。
ルーフィング　ニューライナー
ルーフィングは屋根防水の要なので、しっかり丁寧に規定の重なり幅を確認しながら敷いていきます。
綺麗に貼り上がりました。
役物取り付け　軒先水切り
軒先に役物を取り付けていきます。
軒先を板金で固定して、屋根材が飛ばされないようにするという重要な役割もあります。
役物取り付け　ケラバ水切り
妻側（ケラバ）部分にも軒先同様役物を取り付けていきます。
役物を取り付けることによって内部に水が入ってしまうことを防ぎます。
本体工事　ROOFTG　一閃
役物の取り付けが済んだら、本体を葺いていきます。
ルーフタイルグループジャパンの一閃です。
本体工事　ROOFTG　一閃
一枚一枚しっかりとビスで固定します。
”一閃”は、ガルバリウム鋼板に天然石が塗布してあるデザイン性・高耐久・耐風性に優れた屋根材です。
棟まで綺麗に葺き上がりました。
本体工事　ROOFTG　一閃
棟の施工に入ります。
平行棟や隅棟に沿ってシールテープと呼ばれる部材を取り付けます。
雨水を縁切りする役割があります。
棟施工　棟用スペーサー
シールテープの上に棟包みを取り付ける為の棟用スペーサーを取り付けます。
棟施工　棟用スペーサー
棟用スペーサーの上に棟包みを取り付けます。
継ぎ目にはコーキング処理を行います。
棟施工　剣先
隅棟の先端には、剣先を取り付けます。
棟施工　棟換気
同質ケラバも綺麗です。
本体と同じ素材のケラバ包みを取り付けます。
ビスの部分は同質の石でコーティングする為、他の屋根材より美観にもこだわりを感じられます。
棟施工　完成
棟換気にも棟包みを取り付けます。
仕上げ　タッチアップ
ビスや棟包みの繋ぎ目などにシーリングしストーンチップをまぶして施工完了です！
施工の流れ　ルーフィング
施工の流れ　本体工事
施工の流れ　仕上げ
下屋根　役物撤去
大屋根の施工後に下屋根も施工します。
下屋根　ルーフィング
下屋根もルーフィングを貼り、役物を取り付けます。
壁際には捨て水切りを取り付けます。
一閃　下屋根　本体
ルーフィング後に役物を取り付けて本体を葺いていきます。
一閃　下屋根　本体
下屋根も葺き上がりました。
一閃　下屋根　雨押さえ
壁際は同質の雨押さえを取り付けます。
一閃　下屋根　棟包み
下屋根の隅棟も同様に棟包みを取り付けます。
一閃　施工後　下屋根　
下屋根２箇所共、上手く納まりました。
一閃　施工後　下屋根
ブラックは、どんなお家でも合う万能色。棟も同質棟のため統一感がより一層高まります。
一閃　施工後
ナタリールーフでは、工事完了後6ヶ月・1年・1年毎に定期点検に伺わせて頂きます。
これからも長いお付き合いをさせて頂ければと思います。
ありがとうございました！