埼玉県所沢市I様邸 屋根カバー工事ニチハ アルマ 温水器脱着
2024.07.15 (Mon)
所沢市I様邸 施工データ
工事内容 | 屋根カバー工事 ニチハ アスファルトシングル アルマ
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築年数 | 築35年 |
施工日数 | 24日間 |
工事金額 | 140万円 |
メーカー・商品 | 屋根:田島ルーフィング PカラーEX+ 屋根:ニチハ アスファルトシングル アルマ
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お客様のご要望
今回は屋根カバー工事をご依頼頂いたお客様のご紹介です。
こちらのお客様は、以前弊社で工事をご依頼していただいたお客様からのご紹介でした。
屋根材が落ちてきたとのことで調査のご依頼をいただきました。
担当者より
担当営業 彦田 貴允
施工前の様子
ご依頼いただいた屋根の調査を行っていきます。実際に屋根に登り調査を行うとI様邸で使用されていた屋根材はスレート屋根材でした。
屋根
屋根に登ってみると谷付近のスレートが数枚大きく割れてしまっていました。
谷付近の屋根材の割れは雨漏りに直結する可能性が高い危険な箇所です。応急処置ですがその場でしっかりと雨養生を行わせて頂きました。
その他の箇所は、大きく割れている箇所はありませんでしたが経年による劣化は全体的に見受けられました。
今回は、野地板はまだしっかりしていると判断し、屋根カバー工事をご提案。
屋根カバー工法とは既存の屋根材の上から新しい防水紙を貼り、超軽量の屋根材を被せる工法です。
既存の屋根を活かすことで二重の防水となるのに加え、既存屋根の撤去費用も発生しないため葺き替え工事に比べコストも抑えられるのがメリットです。
現状のご自宅の状態やご希望の耐用年数などをしっかりヒアリングした上でI様邸に合った屋根材をご提案させて頂きます。
〈屋根カバー工事〉
まずはルーフィングです。屋根材の下地に使用する防水紙のことを指します。屋根材に隠れてしまいますが屋根の防水の役割を担っているルーフィング(防水紙)は屋根リフォーム工事にあたって最重要といっても過言ではありません。
※詳しくは下記の参考記事をご覧ください。
使用させていただくルーフィング(防水紙)は
TAJIMAルーフィング PカラーEX+ (プラス)です。
ARK規格「改質アスファルトルーフィング下葺き材」ARK-04s適合品
汎用タイプの改質アスファルトルーフィングとして、優れた基本性能とコストパフォーマンスを誇る下葺材。
↓TAJIMAルーフィング オフィシャルサイト
https://www.tajima.jp/juken/index02_02.html
ルーフィングの上に使用させて頂く屋根材は ニチハ のアルマをご提案。
ニチハ アルマは、アスファルトシングルと呼ばれる屋根材です。
北米などで100年以上前から使用されている定番の屋根材となっています。日本では建築基準法の改正によって使用することが認められたため、マンションや戸建て住宅の屋根に使われるようになりました。
アスファルトシングルは、ガラス基材にアスファルトを浸透させ、表面に石粒を吹き付け接着してある屋根材です。
シート状で扱いやすく、複雑な屋根形状でも施工することができます。石粒の色によってさまざまなカラーバリエーションがあり、洋風な家だけでなく日本家屋にもマッチする、意匠性のある屋根材です。
耐用年数は15~20年とされており、弊社の自社保証も10年付けさせて頂いており、数ある屋根材の中でもコストパフォーマンスに優れた屋根材となっております。
↓ニチハ アスファルトシングルアルマオフィシャルサイト
https://www.nichiha.co.jp/products/loof/armor/
⏬アルマの施工の様子がわかる動画です。
それでは施工の様子をご覧ください。
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施工前、施工後写真
工事写真レポート
仮設足場架け
足場の組立作業です。
弊社では、安全と職人の作業効率を考えビケ足場を使用しております。
落下や飛散などないよう、しっかりと養生シートを張ります。高圧洗浄 養生
高圧洗浄する前に汚れや水が付着しないよう、お車にカーシートを被せます。高圧洗浄
まずは、温水器を撤去します。
温水器が載っていた箇所は塗装していなかったので色が違いますね。高圧洗浄
撤去が済みましたら高圧洗浄していきます。屋根カバー工法では、洗浄は必須ではありませんが、屋根を綺麗にしてから施工するようにしています。
高圧洗浄 サッシ
下屋根も綺麗に洗浄します。屋根カバー工事
乾燥期間を設けてから屋根カバー工事の施工を行っていきます。
既存役物撤去
既存の棟板金などの役物を撤去していきます。
下地の貫板が腐食しています。既存役物撤去
貫板も撤去します。
雪止めもサンダーを使い撤去し、屋根をフラットな状態にします。役物取り付け 軒先
ルーフィングを貼っていきます。
使用材料:TAJIMAルーフィング PカラーEX+ルーフィング PカラーEX+プラチナスタイル
既定の重なり幅を確認しながら新しいルーフィングを屋根全体に敷いていきます。ルーフィング PカラーEX+プラチナスタイル
ルーフィングは屋根の防水の要といっても過言ではありません。既定の重なり幅で敷いていくことにより、雨水の侵入を防ぎます。カバー工法の場合、既存のルーフィングと屋根材があるため二重の防水になります。役物取り付け
新規役物を取り付けていきます。
軒先を板金で固定し屋根材が飛ばされないようにする重要な役割を担っている役物(改修用スタータ)を取り付けます。役物取り付け ケラバ
ケラバにも役物を取り付けていきます。
役物取り付け 棟違い
谷箇所には、谷板金を取り付けます。
水が流れてきやすい谷部分のルーフィングへの雨水の侵入を防ぐことができます。
継ぎ目にはコーキングで防水処理します。ニチハ アルマ 本体工事
本体の施工を行っていきます。
軒先から新しい屋根材を葺いていきます。使用材料:ニチハ アスファルトシングル アルマ
軒先には雪止めを千鳥で取り付けていきます。ニチハ アルマ 本体工事
使用したニチハ アスファルトシングル アルマはガラス基材にアスファルトを浸透させ、表面に石粒を吹き付け接着してある屋根材です。シート上で扱いやすく複雑な屋根形状にも施工することができる屋根材です。ニチハ アルマ 本体工事
全体が葺き上がってきました。
棟施工 タフモック(樹脂下地)
屋根材を葺き上げましたら、棟の施工を行っていきます。
棟施工 タフモック(樹脂下地)
棟板金を固定する下地材は木材を使用していることが多いですが湿気や経年で劣化してしまいます。弊社では樹脂製のタフモックを採用。腐食に強く、木材のように痩せたりしないので長期的に棟板金を固定するビスや釘を固定します。棟施工 剣先
隅棟の先端には、剣先を取り付けます。棟施工 棟包み 三又箇所
棟の形状に合わせ棟包みを加工し取り付けます。
継ぎ目にはコーキング処理を行います。棟施工 棟包み 三又箇所
三又箇所は、現地で職人が加工して取り付けます。棟施工 棟包み
綺麗に納まっています。
棟施工 コーキング処理
最後に棟包みの結合部にはコーキングで防水処理します。入母屋 雨押さえ
入母屋の雨押さえ箇所にもコーキングで防水処理します。アルマ 施工後
大屋根の施工が完了しました。下屋根 ルーフィング
大屋根が済みましたら下屋根の施工に入ります。
大屋根と同様の工程を進めていきます。下屋根 本体工事
本体アルマを葺いていきます。下屋根 本体工事 雪止め
雪止めを取り付けます。下屋根 施工後
雨押さえを取り付けて完成です。アルマ 施工後
最後に温水器を元の位置に戻します。アルマ 施工後
全ての工程が完了しました!
意匠性のある屋根材なのでイメージががらりと変わりました!アルマ 施工後
ナタリールーフでは、工事完了後
3ヶ月・6ヶ月・1年・1年毎に定期点検に伺わせて頂きます。
これからも長いお付き合いをさせて頂ければと思います。
ありがとうございました!
私が担当しました!
営業
彦田 貴充TAKAMITSU HIKOTA
- 趣味
- 野球観戦、釣り
- お客様への一言
- 一軒一軒100%の力を注ぎます!!
屋根職人
諏佐 貴利TAKATOSHI SUSA
- 趣味
- 音楽鑑賞、買い物
- お客様への一言
- 全てのお客様に満足していただけるように丁寧な作業を心掛けます!!