狭山市 Y様邸 ルーフタイルジャパン 一閃
2022.03.30 (Wed)
狭山市Y様邸 施工データ
工事内容 | 屋根カバー工法ルーフタイルジャパン一閃 |
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築年数 | 築32年 |
施工日数 | 23日間 |
工事金額 | 140万円 |
メーカー・商品 | ルーフタイルジャパン 一閃 |
破風塗装 |
お客様のご要望
狭山市で屋根カバー工事をされたお客様です。
屋根の劣化・破風の劣化が気になるということでお問合せ頂きました。
屋根に関しては、雨漏れがご心配ということで、よりしっかりとした施工方法をご希望されていました。
外壁は、数年前に塗装工事されていたということでしたので、屋根を重点的に調査させて頂きました。
担当者より
営業担当 樋口 健
調査させて頂いた結果、屋根は経年劣化により全体的に塗膜が劣化し、防水性がなくなっている為、全面に苔が広がっていました。
苔が多く付着しているということは、基材の防水性がきれて無くなっている状態です。
苔が根付いてしまっていると基材の劣化が進んでしまうのでお早めのお手入れをお勧めします。
スレートの割れ・カケも複数箇所ありました。
棟板金は、塗膜の剥離が見受けられ、浮きも確認できました。
板金の塗膜の劣化を放置しておくと板金が酸化しサビが進むと穴が開いて雨漏れの原因になります。
雨漏れのご心配をされていたので、今回は、塗装に比べはるかに耐候年数や防水性が上がる、屋根カバー工法をご提案させて頂きました!
使用させて頂く屋根材は、ルーフタイルジャパンの一閃です。
”天然石粒+ガルバリウム鋼板”のデザイン性・高耐久・耐風性に優れた世界基準の屋根材です。
メーカー保証は、なんと30年の長期保証!ナタリー自社保証も15年付きます。
外壁は、数年前に塗装済みでしたが破風の塗膜が劣化し剥離していたので合わせて塗装させて頂きました。
施工中の様子をご覧ください!
施工前、施工後写真
工事写真レポート
施工前
施工前のスレートの状態です。
前回の塗装の塗膜が剥離してスレートの素地が見えてしまっています。施工前
クラック補修箇所は、コーキングが劣化していました。施工前 棟板金
棟板金は、浮いてしまっていました。
築年数が経つと木下地が腐食したり痩せてしまい固定されていた棟板金が風などで飛んでしまいます。施工前 棟板金
棟板金の継ぎ目です。
コーキングはなくなり、塗膜も剥離し大幅に隙間が開いてしまっています。
この状態ですと雨水が屋根に侵入してしまいます。高圧洗浄
屋根カバーをする際に高圧洗浄は、必須ではありませんが汚れや苔が付着したまま新しい屋根材を乗っけるのは嫌ですよね。
弊社では、屋根カバー工法の場合でも高圧洗浄をさせて頂いております。※屋根材によります。高圧洗浄
頑固な苔も丁寧に落としていきます。高圧洗浄 前
施工前は、屋根全体に苔がついていました。高圧洗浄 後
苔や汚れが落ちてとても綺麗になりました!既存役物撤去
まずは、既存役物撤去作業です。
棟板金を撤去するとヌキ板が出てきました。
経年や雨水により腐食しボロボロになっています。既存役物撤去
棟板金・ヌキ板・雪止めなど撤去し、スレートのみの状態にします。防水紙(ルーフィング)
新規防水紙(ゴムアスファルトルーフィング)を敷いていきます。
防水紙は、屋根の防水の要なので、しっかり丁寧に規定の重なり幅を確認しながら敷いていきます。防水紙(ルーフィング)
全面綺麗に貼りあがりました!
屋根の防水は完璧です!
既存屋根と新規屋根で防水が二重になるのは、屋根カバーの利点です。役物取り付け
軒先やケラバに役物を取り付けていきます。
水切りによって内部に水が入ってしまうことを防ぎます。
軒先を板金で固定して、屋根材が飛ばされないようにするという重要な役割もあります。一閃 本体工事
役物の取り付けが終わったら本体を葺いていきます。
一枚一枚しっかりとビスで固定します。一閃 本体工事
今回使用させて頂いた、ルーフタイルジャパンの”一閃”は、ガルバリウム鋼板に天然石が塗布してあるデザイン性・高耐久・耐風性に優れた屋根材です。棟 シールテープ取り付け
シールテープと呼ばれる部材を取り付けます。
雨などの吹き込みに対しての縁切りの役割があります。棟 棟用スペーサー取り付け
スペーサーを取り付けます。
同質棟包みを固定する為の役物です。
棟包みをガッチリ固定します。棟 棟包み取り付け
最後にスペーサーに同質棟包みを取り付けます。
下屋根 既存役物撤去
下屋根の施工です。
大屋根同様、棟板金・雪止め・雨押さえを撤去します。下屋根 防水紙(ルーフィング)
新規防水紙を貼ります。
壁との取り合い箇所は、雨漏れしやすい箇所なので、重要な箇所です。
しっかり防水処理します。下屋根 本体工事
大屋根同様、下から本体を葺いていきます。下屋根 隅棟
隅棟にシールテープ・棟用スペーサーを取り付けて同質棟包みを取り付けます。下屋根 施工後
アルミベランダが載っていたので本来ですとアルミベランダを一度撤去しなければならない工事でしたが、弊社の職人の経験と技術により撤去せずにしっかりと防水処理でき綺麗に収まりました!下屋根 施工後
雨押さえ板金を取り付け、コーキングでしっかりと防水処理をし完成です。完了検査
全ての工事が終わりました!
弊社では、ルーフィングの際も含め複数回の検査を営業や施工管理が行います。完了検査 軒先
軒先も問題なく仕上がっています。完了検査 軒先
棟・軒先・ケラバ・通りが揃っているかなど、細かくチェックしていきます。完了検査 下屋根
壁との取り合い箇所も完璧です。破風塗装 ケレン
今回は、外壁塗装はありませんが、お客様が気になされていた破風は、塗装させて頂くことになりました。
まずは、ケレンし目荒らしすることで塗料の食いつきをよくします。破風塗装 中塗り
細かい箇所は刷毛を使い丁寧に塗っていきます。破風塗装 上塗り
中塗りが乾燥したら仕上げの上塗りです。
塗装は、下塗り・中塗り・上塗りと3回塗って初めて本来の耐久性を発揮します。
職人の技術や仕事への姿勢に大きく左右される非常に繊細な作業です。破風塗装 施工後
塗装完了です。
とても綺麗に仕上がりました!完成
雨漏れを心配なさっていた屋根も今後30年は、心配なさらずに生活して頂けるかと思います!
意匠性も高まり重厚感溢れる屋根になりました!完成
ナタリールーフでは、工事完了後
3ヶ月・6ヶ月・1年・1年毎に定期点検に伺わせて頂きます。
これからも長いお付き合いをさせて頂ければと思います。
ありがとうございました!