所沢市N様邸 「パミール」石付きガルバリウム屋根 ルーフタイルジャパン一閃
2022.03.10 (Thu)
狭山市N様邸 施工データ
工事内容 | 屋根カバー工法 外壁塗装 |
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築年数 | 築27年 |
施工日数 | 29日間 |
工事金額 | 145万円 |
メーカー・商品 | ルーフタイルジャパン 一閃 ブラウン |
お客様のご要望
パミール屋根を屋根カバー工法されたお客様です。
数年前から、屋根からパラパラと屋根材のカケラのようなものが落ちてくるので調査して欲しいということでお問合せ頂きました。
外壁もそろそろお手入れをお考えとのことでしたので外壁も調査させて頂きました。
担当者より
担当 店長 矢野 佑介
調査の結果、既存スレート屋根は、塗装出来ない屋根材の代表格でもある
1996〜2008にニチハから製造されたニチハ パミールでした。
パミールの特徴としては、ミルフィーユ状の劣化・釘の腐食・先端が白っぽく変色・屋根材のズレ・ひび割れ・カケなどがが見られます。
ノンアスベストの屋根材で塗装しても数年も経たずに屋根材自体が剥離しミルフィーユ状に劣化してきてしまいます。
屋根工事には、ルーフタイルジャパンの一閃を使用した屋根カバー工法をご提案させて頂きました。
”天然石粒+ガルバリウム鋼板”のデザイン性・高耐久・耐風性に優れた世界基準の屋根材です。
メーカー保証は、なんと30年の長期保証 ナタリー自社保証も15年付きます。
雨樋も屋根同様に経年劣化していたので交換工事させて頂きました。
パナソニックのシビルスケアPC50です。
シビルスケアPC50は、アイアン素材だから実現した、二重曲線のシンプルなフォルムが特徴です。
外壁は、ALC材で中度のチョーキング(白亜化現象)と目地のクラックが多数ありました。
この機会に一緒に塗装をさせて頂くことになりました。
使用させて頂いた塗料は、エスケー化研のプレミアムシリコンを塗装させて頂きました。
プレミアムシリコンは、昨今、主流となっているラジカル制御塗料で従来のシリコン塗料と比べ
耐候性やコストパフォーマンスに優れた塗料となっています。
ナタリー自社保証が8年付きます。
施工前、施工後写真
工事写真レポート
パミール施工前
弊社では、屋根カバーの際も屋根も高圧洗浄を行いますが今回の屋根材は、パミールの為、高圧洗浄してしまうと屋根材が剥がれてしまうので外壁やバルコニー防水のみ洗浄します。パミール施工前
パミールの特徴としては、ミルフィーユ状の劣化・釘の腐食・先端が白っぽく変色・屋根材のズレ・ひび割れ・カケなどがが見られます。
ノンアスベストの屋根材で塗装してもと数年も経たずに屋根材自体が剥離してきてしまいます。既存役物撤去
まずは、既存役物撤去作業です。
棟板金・ヌキ板・雪止めなど撤去し、スレートのみの状態にします。既存役物撤去
換気棟がついているお家でしたので、換気口が開いていますね。防水紙 ルーフィング
通常は、防水紙(ルーフィング)を釘で留めていくのですが、弊社では屋根に穴を開けたくないので粘着式のルーフィングを使用しています。
防水紙は屋根の防水の要なので、しっかり丁寧に規定の重なり幅を確認しながら敷いていきます。防水紙 ルーフィング
全面綺麗に貼りあがりました!
屋根の防水は完璧です!
既存屋根と新規屋根で防水が二重になるのは、屋根カバーの利点です。軒先水切り
軒先やケラバに役物を取り付けていきます。
水切りによって内部に水が入ってしまうことを防ぎます。
軒先を板金で固定して、屋根材が飛ばされないようにするという重要な役割もあります。役物取り付け
全ての役物の取り付けが終わりました。一閃 本体工事
役物の取り付けが終わったら本体を葺いていきます。
下から順に一枚一枚ビスで取り付けていきます。一閃 本体工事
屋根材を加工しながら葺いていきます。ケラバ 破風板金
屋根上の破風の痛みが目立ったので、屋根上のみ破風板金を取り付けさせて頂きました。ケラバ 破風板金
破風板金の施工完了です。
破風板金もガルバリウム素材ですのでサビてしまう心配もありません。
ケラバ同質棟包み
同質ケラバ包みを取り付ける為の木下地を取り付けます。ケラバ同質棟包み
ケラバも本体と同じ同質素材ですので意匠性も高まります。一閃 棟取り付け
綺麗に葺き上がりました!
本体が葺き上がったら棟の施工です。一閃 棟取り付け シールテープ
まずは、シールテープと呼ばれる部材を取り付けます。
雨などの吹き込みに対しての縁切りの役割があります。一閃 棟取り付け 棟用スペーサー
同質棟包みを固定する為の役物です。
棟包みをガッチリ固定します。
台風などの強風にもびくともしません。一閃 棟取り付け 棟換気
一閃専用の換気棟を取り付けます。
雨が入らない特殊な構造になっています。
一閃 棟取り付け
棟用スペーサーの取り付けが終わりました。一閃 棟取り付け 完成
棟の施工完了です。
通りも綺麗に仕上がっています。一閃 下屋根 既存役物撤去
大屋根同様、既存役物を撤去します。一閃 下屋根 防水紙(ルーフィング)
下屋根の壁との取り合い箇所は、雨漏れが多い箇所なのでよりしっかりと防水処理を行います。一閃 下屋根 軒先水切り
役物を取り付けていきます。一閃 下屋根 棟用スペーサー
隅棟の施工です。
シールテープを取り付けたのち、棟用スペーサーを取り付けます。一閃 下屋根 同質棟包み
同質棟包みを取り付けていきます。
繋ぎ目は、コーキング処理も行います。一閃 下屋根 雨押さえ
同質の雨押さえを取り付けて施工完了です。雨樋交換
既存雨樋は、経年劣化していたので交換工事させて頂きました。
軒樋・竪樋・軒金具全て撤去します。雨樋交換 吊具取り付け
既存の軒樋を撤去したら軒吊具を取り付けま
す。
今回は、高強度で、耐寒性にも優れた積雪や強風に強いポリカーボネート吊具を使用します。雨樋交換 勾配調整
水の流れを考慮し勾配をしっかり取ります。
雨樋交換 シビルスケアPC50
吊り具が取り付け終わったら軒を取り付けて完成です。
シビルスケアPC50は、アイアン素材だから実現した、二重曲線のシンプルなフォルムが特徴です。雨樋交換 竪樋
竪樋を取り付けます。雨樋交換 バルコニーマス
バルコニーマス、集水器なども新しいものに交換です。一閃 施工後
全ての施工が完了しました!
完了検査を行います。一閃 施工後
綺麗に葺きあがっていますね!
弊社では、完成後の検査だけではなく施工中にも施工管理や営業が頻繁に現場に訪れ確認作業をしています。一閃 施工後
棟違いの箇所も綺麗に収まっています。一閃 下屋根 施工後
下屋根隅棟も問題ありません。一閃 下屋根 施工後
壁との取り合いもしっかり収まっています。雨樋交換 施工後
雨樋も新しくなり綺麗に仕上がっています。外壁塗装 施工後
破風塗装の仕上がりもバッチリです。外壁塗装 ベランダ 施工後
ベランダのトップコートも綺麗に仕上がりました。
トップコートも外壁同様、定期的にメンテナンスしてあげないと防水のFRPが劣化してしまいます。外壁塗装 施工後
外壁も綺麗に生まれ変わりました!
ブラウンの屋根と外壁の優しい色味がとてもあっています!一閃 施工後
ナタリールーフでは、工事完了後
3ヶ月・6ヶ月・1年・1年毎に定期点検に伺わせて頂きます。
これからも長いお付き合いをさせて頂ければと思います。
ありがとうございました!