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塗装できない屋根材”レサス”の正しいリフォーム方法

お悩み

2023.02.18 (Sat) 更新

皆様こんにちは!
入間市・狭山市・飯能市・所沢市に地域密着の屋根リフォーム専門店 ナタリールーフです。

地域の皆様に、屋根リフォームで失敗しないために屋根に関する基礎知識をご紹介させていただきます。

屋根リフォームには、屋根塗装や屋根葺き替え工事、屋根カバー工法などがありますが、
屋根材の中には、塗装できない屋根材が存在します。

~~塗装できない屋根材”レサス“とは!?~~

弊社のブログでも解説させて頂いている、1990年から2007年前後までに製造・販売されていた塗装できないノンアスベスト屋根材で、有名なのは、ニチハの”パミール”やクボタ(現:ケイミュー)の”コロニアルNEO”がありますが、今回は、塗装できない屋根材”レサス”についてお話しさせていただきます。


目次

1.レサスとは

2. レサスの劣化症状

3. レサスは、塗装出来るのか

4.レサスのメンテナンス方法

5.まとめ

↓レサスの施工事例は、こちら

埼玉県狭山市 Y様邸 屋根カバー工法 一閃 外壁塗装 タテイル2


レサスとは

レサス

レサスは、旧松下電工(現KMEW)からピュアベスト(900シリーズ)として1999年2006年まで製造・販売していたスレート屋根材です。

1990年後半〜2006年頃までに製造・施工された屋根材のほとんどは、アスベストの健康被害を危惧し、2004年に定められた規制をクリアする為に、アスベストを使用せずに製造・販売されたノンアスベスト屋根材は、急遽アスベストを使用しなくなった為、どのメーカーの屋根材も耐久性に乏しく8年~10年くらいすると不具合が多く報告されはじめ、生産されなくなりました。

有名なものだと、ニチハのパミールや、クボタ(現KMEW)のコロニアルNEOなどがあります。

レサスもそのノンアスベストスレート屋根材のひとつです。

↓パミールについてのブログは、こちら

塗装できない屋根材”パミール”の施工方法

レサスには、細かく分けると複数の種類が存在します。

ピュアベスト(900シリーズ)

レサス(1999~2006.9)
レサス・ウーノ(レサスDX)(2001~2006.9)
レサス・トレス(2003.3~2004.3)
レサスTX(2002~2003.6)
エコ・ウーノ(レサスECO18)(2002~2006.9)

※KMEW 石綿(アスベスト)に関する見解書より引用

https://www.kmew.co.jp/kenkai/

それぞれ微妙に形状などが違いますが、いずれもアスベスト規制後のノンアスベスト屋根材として製造されており耐久性に問題を抱え、不具合が報告されています。


レサスの劣化症状

レサス

築22年のレサス

ノンアスベストのレサスは、耐久性に乏しく経年とともに10年前後から症状が顕著に現れます。主な症状は、これらです。

反り

レサス

ノンアスベスト全般に見られる症状で、基材が反り上がってきます。

ヒビ割れ

レサス

レサス 塗装の際補修した後も割れてきている

レサス

レサスECO18

レサスに限らず、ノンアスベスト屋根材は、外的要因がないにも関わらず、経年劣化と共に自然とヒビ割れが発生します。

レサスの場合、ノンアスベストと知らずに塗装してしまうケースも多く、塗装したことよって、ヒビ割れが増えてしまっている屋根も多いです。

割れ・欠落

レサス

レサス

レサス

レサスECO18

ヒビ割れが進行していくと、そのまま割れていきます。

割れてしまった基材は、欠落してしまいます。

屋根から落ちたことで、初めて屋根材の劣化に気づくケースが非常に多いです。

いずれの症状も放置しておけば、劣化は日に日に進行してゆき、いずれは、雨漏れに繋がります。

屋根材の下には、二次防水であるルーフィング(防水紙)がありますので、すぐに雨漏りするわけではありません。

ですが、屋根の防水上、非常に良くない状態ですし、なにより落下の危険がありますので、発見された場合は、すぐにメンテナンスをお願いしましょう!


レサスは、塗装出来るのか

屋根調査を業者に依頼すると、屋根に精通していない塗装業者が、「多少のヒビ割れは補修できるので、塗装出来ますよ」などと誤った施工方法を勧めてくることがありますが

”レサス”は、塗装出来ない屋根材と題している通り塗装は、出来ません!

塗装駄目

出来ないというよりは、塗装しても意味がないです。

そもそも、スレート材は、セメントを主原料にしている為、基材そのものに防水性がありません。スレートは、基材の上に防水塗膜がコーティングしてあり、その防水塗膜が劣化してしまうと基材自体の劣化や苔の発生に繋がります。なので塗装によるメンテナンスが必要になるのですが、レサスの場合、基材自体の作りに問題があり、防水塗膜とは関係なく経年によってヒビ割れ・欠けが発生してしまいます。

塗装の塗膜は、3回塗りをしても平均膜厚、0.1mm(100ミクロン)です。身近なものでいえば、郵便切手・一万円札、人の髪の毛の太さに近い厚みになります。

レサスに塗装をしたところで、一時的に見栄えは、良くなるかもしれませんが、塗膜の劣化よりも早く基材が、割れだしてしまいます。

なによりも、塗装する為に職人が”レサス”の上を歩くと割れてしまいます。

どんなに慎重に施工しようとも、耐久性に乏しいレサスは、成人男性の体重で乗っかれば、どんどん割れてしまいます。屋根のメンテナンスどころか、症状を悪化させてしまいますので、絶対に塗装は、しないでください!


レサスのメンテナンス方法

塗装出来ない、レサスですが、メンテナンス方法は、大きく分けて2種類です。

屋根葺き替え工事

屋根葺き替え工事

葺き替えとは、既存スレートを撤去して、新しい屋根材で葺き替えるメンテナンス方法です。下地から補修・点検できるため、費用は嵩みますが屋根の寿命を大きく伸ばすことができます。

レサスは、塗装や補修などができないので、屋根材を新しく交換するのが、最善の策です。

様々な屋根材が各メーカーから販売されていますが、スレートへの葺き替えは、おすすめしません。スレート材は、柔軟性がない屋根材なので、経年により下地に歪みや反りなどがあった場合に不具合が起きやすいです。

↓様々な屋根材について詳しく解説しています。

屋根材の種類

屋根カバー工法

防水紙 TAJIMA タディスセルフカバー

レサス含め、ノンアスベスト屋根材のメンテナンスをされる方のほとんどは、屋根カバー工法です。

屋根カバー工法は既存の屋根材の上に新しく屋根材をかぶせるメンテナンス方法です。工期が短く、廃材が少ない為、葺き替えに比べると工事費用が安く抑えられる特徴があります。

屋根材を被せる前に、新規のルーフィング(防水紙)を貼るので、屋根防水が二重になるメリットもあります。

デメリットとして、既存の屋根材を撤去せずに新しいルーフィング・屋根材を被せるので、屋根の重量が増してしまいますが、軽量の金属屋根材を使用することで、重さによるデメリットは、ある程度軽減されます。

↓屋根カバー工法について詳しく解説しています。

屋根カバー工法を失敗しない為の基礎知識


まとめ

現在、レサス以外にも多数の塗装出来ない(塗装しては、いけない)屋根材が多くの住宅の屋根材としていまだに使われています。

これらの屋根材は、リコール対象になっているものは、少なく、製品保証も10年程なので、自己負担で改修工事を行わなければなりません。

非常に心苦しいですが、早い段階で葺き替えるか、カバー工法でのメンテナンスの必要があります。

ですが、そもそもスレート屋根は、塗装できるのは、2回から3回までが良いとされています。不具合があった時期のスレートではなくても、いずれ葺き替え工事やカバー工法をしなければならなくなるのです。

現在カバー工法で主流となっている、ガルバリウム鋼板の屋根材は、非常に軽く、30年以上の耐久性があります。屋根の全面回収が早いか遅いかの問題ですので、お家の屋根がザルフグラッサであれば早い段階で、メンテナンスしてしまいましょう。

↓レサスの施工事例は、こちら

埼玉県所沢市M様邸 屋根カバー工事 ルーフタイルジャパン一閃 外壁塗装工事 アステックペイント フッ素REVO コーキング打ち替え工事 オート化学工業 オートンイクシード 


本日は塗装できない屋根材“レサス”についてご紹介させていただきました。
お家の屋根材が塗装できない屋根かどうかは経験豊富な屋根工事業者であれば見極めることができます。

契約後に施工に関してトラブルが発生してしまった、屋根材の種類が分からず補修方法を決めかねている、お住いの屋根が塗装できない屋根材なのか不安といった方や、ここ数十年屋根のメンテナンスを行ったことのない方はぜひ一度ナタリールーフ無料屋根点検をご活用ください。

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また、弊社の現場ブログ施工事例では今回お伝えしきれなかった
工事の詳細までご紹介しております!

施工事例はこちら!

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