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埼玉県所沢市M様邸 「レサス」屋根カバー工事 ルーフタイルジャパン一閃 外壁塗装工事 アステックペイント フッ素REVO コーキング打ち替え工事 オート化学工業 オートンイクシード 

2022.12.23 (Fri)

施工前BEFORE
施工後AFTER

所沢市M様邸  施工データ

工事内容

屋根カバー工事

外壁塗装工事

コーキング打ち替え工事

築年数 築16年
施工日数 25日間
工事金額 172万円
メーカー・商品

屋根:ルーフタイルジャパン 一閃

外壁:アステックペイント フッ素REVO1000-IR

コーキング:オート化学工業 オートンイクシード

一部幕板板金工事

この施工事例と類似の条件で見積を依頼する

お客様のご要望

今回はレサス屋根のカバー外壁塗装コーキング打ち替え工事一部幕板板金工事 をご依頼頂いたお客様のご紹介です。

築16年で初めてのメンテナンスをご検討。安心して任せられる業者をお探しで屋根リフォーム専門店ナタリールーフへお問い合わせいただきました。屋根・外壁共にメンテナンスをご希望だった為、まずはご自宅全体をしっかりと調査させていただきます。

担当者より

営業

担当営業 樋口 健

まずは屋根から調査を行っていきます。M様邸で使用されていた屋根材は松下電工(現:KMEWケイミュー)が製造していた” レサス”と呼ばれるカラーベスト屋根材でした。

この屋根材は経年劣化とともに無数のひび割れが発生してしまうため、ニチハ”パミール”などと同様、塗装工事を推奨できない屋根材でした。

レサスはノンアスベストの屋根材として初期に製造・販売されていた屋根材です。2006年9月1日より一部改正となった『労働安全衛生法施行令』 『石綿障害予防規制』に基づき、石綿(アスベスト)含有率(重量比)が1%を超えるものから0.1%を超えるものに改正された直後に発売された屋根材のため

急遽アスべストを使用しなくなり、アスベストを使用している屋根材と同等の強度を保つことが出来ず、どのメーカーの屋根材も耐久性に乏しく不具合が多く報告されました。

あまり知られてはいませんがレサスもその一つです。特徴としては、

・屋根材がズレたり脱落する

・無数のひび割れが発生する

・屋根材の反り

というような劣化症状が築15年前後から顕著に見受けられるようになります。M様邸の屋根も欠け・ひび割れ・反りに加え屋根材が一部剥がれて落ちてしまっている状態でした。

屋根

屋根カバー工事 施工前 レサス

このようなひび割れが何か所も。レサスの特徴です

屋根カバー工事 施工前 レサス

屋根材が反り上がっています

このように自然にひび割れが発生してしまうほど強度を保てない屋根材の場合、一回の工事で少なくとも3回屋根の上を行き来する塗装工事を行うことは逆に劣化を早めてしまう可能性が高く、屋根リフォームで施工が可能なのは屋根葺き替え工事屋根バー工事になります。今回はまだ築年数も浅くルーフィングや野地板まで痛んでしまっている可能性は低いと判断し、屋根カバー工事をご提案。

屋根カバー工法とは既存の屋根材の上から新しい防水紙を貼り、超軽量の屋根材を被せる工法です。

既存の屋根を活かすことで二重の防水となるのに加え、既存屋根の撤去費用も発生しないため葺き替え工事に比べコストも抑えられるのがメリットです。

↓レサスについて詳しく解説

塗装できない屋根材”レサス”とは!?

次に外壁の調査を行います。外壁は軽度ですがチョーキング・塗膜の剥離がみられました。チョーキングとは、外壁を指で触った際に白い粉がつくことをいいます。雨や紫外線により塗料に含まれる合成樹脂が分解され、塗料に含まれる顔料が粉状になって表面に現れる現象です。放置しているとサイディングの劣化、クラックも徐々に広がり、内部に雨水が侵入する恐れがあります。ですので、お家の外壁は10年〜13年の間に塗装工事を推奨しています。

また外壁塗装はお家の美観にだけではなく、紫外線や雨風からお家を保護する防水の役割も果たします。塗料によっては、低汚染性・防カビ・遮熱などの機能で長期的にお家を守ることが可能です。

外壁

外壁塗装工事 施工前

塗膜の剥離によって汚れが付着した外壁

幕板板金工事 施工前

バルコニーの幕板部分 ビスが緩み、数箇所クラックが見受けられます

またM様邸ではコーキング剥離が多数見受けられ、外壁の状態以上に劣化が気になる状態でした。コーキングとは壁と壁の継ぎ目の隙間に充填されているゴムのような箇所を指します。通常は雨水の侵入を防ぐほかに伸縮性があるため地震などで建物が揺れた際にクッションのような役割を担っていますが経年劣化とともに固くなっていきます。固くなってしまうと裂断剥離といった症状が出てきます。サイディングの外壁で最も注意しなければいけない箇所このコーキングです。サイディングは、コンクリートや木チップを圧縮したもので出来ております。ですのでコーキングが劣化し固くなってしまうとサイディングの小口(切り口)が露出してしまい、たとえサイディングの塗膜が生きていても剥離したコーキング目地から雨水が染み込み、板の反りや割れに繋がります。一度反ってしまった板は、完全に元通りにはなりません。ですのでコーキングの劣化には注意する必要があります。

コーキング

コーキング打ち替え工事 施工前

剥離が見受けられるコーキング部分

そのため外壁塗装工事に加えコーキング打ち替え工事も合わせてご提案。

以上の調査結果をご報告し、屋根カバー工事 外壁塗装工事(付帯部・バルコニー塗装含む) コーキング打ち替え工事 また今回のリフォーム工事でご一緒にとバルコニー部分の幕板板金工事 以上4つのリフォームをお任せいただきました。

 

現状のご自宅の状態やご希望の耐用年数などをしっかりヒアリングした上でM様邸に合った屋根材・塗料をご提案。

まずはルーフィングです。屋根材の下地に使用する防水紙のことを指します。屋根材に隠れてしまいますが屋根の防水の役割を担っているルーフィング(防水紙)は屋根リフォーム工事にあたって最重要といっても過言ではありません。

※詳しくは下記の参考記事をご覧ください。

ルーフィングとは?基礎知識を徹底解説!

使用させていただくルーフィング(防水紙)は

TAJIMAルーフィング ニューライナールーフィング です。

ニューライナールーフィング

↓TAJIMAルーフィング ニューライナールーフィングオフィシャルサイト

https://www.tajima.jp/juken/index02_02.html

改質アスファルトルーフィングの先駆けとなった、防水性・耐久性共に他の追随を許さない、最高級の品質を誇る下葺材です。改質アスファルト層を不織布と原紙で挟み込むことで、改質アスファルト本来の性能を十二分に発揮します。 表面に防滑特殊塗料を使用しているため、防滑性に優れています。

ルーフィングの上に使用させて頂く屋根材は ーフタイルジャパン 一閃 です。

ルーフタイルジャパン一閃ルーフタイルジャパン

”天然石粒+ガルバリウム鋼板”のデザイン性・高耐久・耐風性に優れた世界基準の屋根材です。

天然の石を使用しているので、経年しても表面の色褪せや劣化がほとんどない屋根材です。

メーカー保証は、なんと30年の長期保証 ナタリー自社保証も15年付きます。

↓ルーフタイルジャパン オフィシャルサイト

https://www.rooftg.co.jp/features/

↓ 一閃の作業工程がわかる動画です。

 

次に外壁塗料です。M様のご希望に合わせ、アステックペイント フッ素REVO1000-IR(遮熱塗料) を使用。

フッ素REVO1000‐IR

建物を永く守り続けるために生まれた高耐候型ハイクラスフッ素塗料〈フッ素REVO1000-IR〉フッ素成分を一般的なフッ素塗料の約2倍含有。高耐候性・低汚染性・遮熱性の3つの機能を兼ね備えた水性1液外壁用遮熱フッ素系上塗材です。期待耐用年数は16年~20年、自社保証(塗膜剥離)8年ついています。

↓アステックペイント フッ素REVO-1000IRオフィシャルサイト

https://astecpaints.jp/products/product-detail/?paint_id=73

最後にコーキング材です。外壁材にどんなに高耐候な塗料を使用していてもコーキングの耐用年数が外壁塗料の耐用年数より短くなってしまうとそこから劣化を早めてしまいます。

そのため今回はオート化学工業 オートンイクシードを使用。

オート化学工業 オートンイクシード

特殊高耐候ポリマー『LSポリマー』を配合することによってこれまでにない耐候性を実現。伸縮・雨・風・紫外線といった劣化の外的要因に対しても優れた耐候性を発揮し期待耐用年数はなんと30年。高耐候な塗料と合わせて長期に渡りご自宅を守り続けます。

↓オート化学工業 オートンイクシードオフィシャルサイト

https://autochem.co.jp/products/929/

それでは施工の様子をご覧ください。

↓少しでも屋根・外壁・その他ご自宅のことが気になった方は簡単1分で無料見積もり❗️    

無料見積もり

施工前、施工後写真

施工前BEFORE
施工後AFTER

工事写真レポート

  • 足場着工
    足場の組立作業です。
    弊社では、安全と職人の作業効率を考えビケ足場を使用しております。
    落下や飛散などないよう、しっかりと養生シートを張ります。
  • 高圧洗浄 屋根
    屋根から高圧洗浄で汚れを落としていきます。
  • 高圧洗浄 外壁
    外壁の汚れも綺麗に落としていきます。
    高圧洗浄で下地を綺麗にすることで塗料の食いつきも良くなります。
  • 高圧洗浄 バルコニー
    バルコニーも洗浄していきます。
  • 屋根カバー工事
    大屋根のカバー工事から施工を行っていきます。
  • 既存役物撤去
    まずは棟板金や雪止めといった既存の役物を撤去していきます。
  • ルーフィング
    すべての役物撤去を終えたら新しいルーフィングを既存の屋根材の上から既定の重なり幅で敷いていきます。
    使用ルーフィング:TAJIMAルーフィング ニューライナールーフィング
  • 軒先役物取り付け(改修用スターター)
    ルーフィングを敷き終えたら軒先に役物を取り付けていきます。
    軒先を板金で固定して、屋根材が飛ばされないようにするという重要な役割もあります。
  • 妻側役物取り付け(捨て板水切り)
    ケラバ(妻側)部分にも軒先同様役物を取り付けていきます。
    役物を取り付けることによって内部に水が入ってしまうことを防ぎます。
  • 本体工事 ルーフタイルジャパン 一閃
    役物の取り付けを終えたら屋根本体を施工していきます。
    使用屋根材:ルーフタイルジャパン 一閃
  • 本体工事 ルーフタイルジャパン 一閃
    M様邸で使用した"一閃"はガルバリウム鋼板に天然石を塗布してありデザイン性・耐候性・耐風性に優れた屋根材です。
  • 本体工事 ルーフタイルジャパン 一閃
    全体が綺麗に葺き上がりました。
  • ケラバ包み
    屋根のケラバ(妻側)部分にも同質のケラバ包みを取り付けます。
  • ケラバ包み
    ビス部分には屋根材と同質の石でコーティングする為、他の屋根材より美観にもこだわりを感じられます。
  • 棟施工 シールテープ
    全体が葺き上がったら棟を施工していきます。まずシールテープと呼ばれる部材を取り付けます。雨などの吹き込みに対しての縁切りの役割があります。換気口には専用のイコタイルベンツを取り付けていきます。
  • 棟施工 棟用スペーサー
    シールテープの上から棟部分に棟包みを固定するための下地、一閃専用の棟用スペーサーを取り付けます。
  • 棟施工 棟換気 イコタイルベンツ
    換気口には専用の棟換気イコタイルベンツを取り付けていきます。
  • 棟施工 棟包み取り付け
    棟用スペーサーに屋根材と同質の棟包みを取り付けていきます。
  • 大屋根 完工
    綺麗に仕上がりました。
  • 下屋根カバー工事
    下屋根の施工も行っていきます。リフォーム工事に外壁塗装が含まれている場合、壁との取り合いが必要になる下屋根は塗装工事の後に行っていきます。
  • 既存役物撤去
    壁との取り合い部分には大屋根同様役物が取り付けられているため役物を撤去していきます。
  • ルーフィング
    新しいルーフィングを既定の重なり幅を確認しながら敷いていきます。
  • ルーフィング
    壁との取り合い部分はルーフィングを立ち上がらせ、本体を施工した後に板金を付けるため、テープで固定します。
  • 役物取り付け
    下屋根のケラバ(妻側)・軒先部分にも役物を取り付けていきます。
  • 本体工事
    本体を施工していきます。
  • 雨押え
    全体が葺き上がったら壁との取り合い部分を仕上げていきます。雨押え部分にもシールテープを貼っていきます。
  • 雨押え
    同質の板金を取り付けていきます。
  • 雨押え コーキング
    壁との取り合い部分に板金を取り付けたら雨水アドが入らないよう、上部にコーキングを充填します。
  • 下屋根 完工
    コーキングの乾燥期間を設けて下屋根も工事終了です。
    綺麗に仕上がりました。
  • 幕板板金工事
    続いて幕板板金工事を行っていきます。
  • 幕板板金工事 新規板金取り付け
    新しい板金をビスで取り付けていきます。板金の継ぎ目にはコーキングを充填ししっかりと固定します。
  • 幕板板金工事 完工
    幕板板金の取り付けが完了しました。
  • コーキング打ち替え工事 
    続いてコーキング打ち替え工事を行っていきます。
  • 既存コーキング撤去
    まずは既存のコーキングを撤去していきます。
  • 養生
    コーキングの撤去を終えたら外壁にコーキング材が付着しないよう、養生を行います。
  • プライマー塗布
    新しいコーキング材の食いつきを良くするため、下地となるプライマーを塗布していきます。
  • コーキング材 充填
    コーキング材を充填しヘラで均一にならしていきます。
    使用コーキング材:オート化学工業 オートンイクシード
  • 乾燥
    すべての打ち替えが終わったら天候や気温によって約1日~2日、乾燥期間を設けます。
  • コーキング打ち替え工事 完工
    乾燥期間が終わったらコーキング打ち替え工事は終了です。
  • 外壁塗装工事
    塗装工事に入っていきます。
  • 養生
    窓のサッシなどの非塗装部に塗料が付着しないよう、養生を行います。
  • 外壁補修
    コーキング工事の際に外壁に入っていたクラックを補修します。
  • 下塗り(1回目)
    下塗りから行っていきます。使用下塗材:アステックペイント エポパワーシーラー
    外壁塗装は下塗りが非常に重要です。
  • 下塗り(1回目)
    塗り残しが無いようにローラーで丁寧に塗ります。どれだけ高耐候な塗料を使用しても下塗りを疎かにすると本来の耐久性を発揮できません。
  • 中塗り(2回目)
    下塗りがしっかりと乾いたら主材のアステックペイント フッ素REVOを塗っていきます。
  • 中塗り(2回目)
    アクセントカラー部分も塗装していきます。
  • 上塗り(3回目)
    中塗りが乾燥したら仕上げの上塗りです。
    塗装は、下塗り・中塗り・上塗りと3回塗って初めて本来の耐久性を発揮します。
    職人の技術や仕事への姿勢に大きく左右される非常に繊細な作業です。
  • 上塗り(3回目)
    乾燥期間を設け、外壁部分の塗装は終了です。
    この後中間検査を行い塗り残し、ムラがないかチェックします。
  • 付帯部塗装 軒天井
    付帯部の塗装も同時進行で進めていきます。
    軒天井
  • シャッターボックス
    鉄部は下地調整のケレンを行います。
  • シャッターボックス
    塗装していきます。
  • シャッターボックス
    上塗りを行います。
  • 雨樋 破風
    雨樋 破風も塗装していきます。
  • 雨樋 破風
    上塗りを行います。
  • 土台水切り
    土台水切りも塗装していきます。
  • 雨樋
    竪樋も塗装していきます。
  • 幕板
    塗装していきます。
  • バルコニー防水塗装工事
    最後にバルコニー防水塗装工事を行っていきます。
  • プライマー
    トップの食いつきを良くするためにプライマーを塗布していきます。
  • 中塗り
    中塗りを行っていきます。
  • 上塗り 
    上塗りを行います。
  • バルコニー防水塗装工事 完工
    乾燥期間を設け、すべての工事が完了しました。
  • 施工後 屋根・外壁
    玄関上の下屋根・外壁共に綺麗に仕上がっております。
  • 施工後 大屋根
    ブラックの石付の屋根材とあってシックな仕上がりになりました。棟も同質棟のため統一感がより一層高まります。
  • 施工後 バルコニー
    アクセント部分も綺麗に仕上がっています。貼り直した幕板によってバルコニーのアクセントがより際立ちます。
  • 施工後 完了検査
    全ての工事が終わり最終完了検査も終わりました。
    弊社では、中間検査、完了検査と数回の検査を行います。
  • 施工後 全体
    ナタリールーフでは、工事完了後
    3ヶ月・6ヶ月・1年・1年毎に定期点検に伺わせて頂きます。
    これからも長いお付き合いをさせて頂ければと思います。
    ありがとうございました!

私が担当しました!

営業

樋口 健KEN HIGUCHI

趣味
プロ野球観戦
お客様への一言
常にお客様目線に立ち、最善のご提案を致します!
所有資格
・雨漏り診断士
・外壁診断士
・足場組立て等作業主任者
・職長・安全衛生責任者
・フルハーネス特別教育
・ニチハ金属外装施工士
・ROOGA施工技術者
・荷上げ機特別教育修了者
・アステックペイント技術研修会修了
・有機溶剤作業主任者技能講習修了

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