屋根カバー工法は、火災保険を活用できるの!?
2023.06.06 (Tue) 更新
皆様こんにちは!
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屋根リフォーム専門店 ナタリールーフです。
いつもナタリーのブログをご覧頂きありがとうございます!
地域の皆様に、屋根リフォームで失敗しないための屋根に関する基礎知識をご紹介させていただきます。
〜火災保険を活用して屋根カバー工法は可能なのか!?〜
以前から、火災保険で「雨樋や棟板金の修理費用が賄える」ということは、広く認知されてきています。
しかし、昨今ますます人気になっている屋根のメンテナンス方法「屋根カバー工法」で火災保険は、活用できるのでしょうか?
結論
条件を満たせば、火災保険を活用して屋根カバー工法を行える。
条件を全てクリアするのは、比較的難しいかもしれませんが、実際に火災保険を利用して屋根カバー工法を行った事例も多々あります。
屋根カバー工法をお考えの方は、火災保険が活用できるかどうかを本記事を参考にして頂ければ幸いです。
目次
1. 火災保険とは
火災保険とは、損害保険の一種です。
その名の通り、住宅が「火災」の被害に遭った際の損害を補償する損害保険です。
ですが、「火災」以外にも落雷や風災・水災・盗難などによる「建物」や「家財」の損害も補償されます。
「建物」とは建物本体やそれに付帯する屋根・雨樋・門・塀・物置など
「家財」とは建物の中にある家具や衣類などを指します。
保険対象である「建物や家財」に火災・風災・雪災・盗難などによって”損害が生じた場合”に保険金が契約者に払われます。
補償内容は各保険会社の保険内容や契約者の方が選択されるプランにより大きく異なりますが建物や家財を対象とする一般的な火災保険では
火災・落雷・破裂、爆発
風災・雹(ひょう)災・雪災
水災
水漏れ
盗難
破損・汚損等
一般的には、これらが補償対象となっています。
まずは、ご自身が加入されている火災保険がどのような補償内容なのかを確認してみましょう。
火災保険申請の流れ
ご自宅で被災箇所を発見したら、まずはご加入されている保険会社に連絡しましょう。
保険会社に現状を説明して火災保険申請対象になるかどうかを確認します。
ご契約者様は、併せて修理業者に見積もりを依頼しましょう。
保険申請可能であれば、保険会社から申請手続きの書類等が送られてきます。
申請書類と共に、業者から貰った見積もりや被災箇所の写真を保険会社に郵送します。
保険会社は、被災箇所の写真と見積もりを精査し、火災保険の補償対象になるかどうかを判断します。
この際、実際に現地を調べる為に調査員を派遣する保険会社がほとんどです。
これは、火災保険の悪用を防ぐ為です。虚偽の被災を
2.屋根カバー工法とは
「屋根カバーエ法とは、既存の屋根の上に新しい屋根材を乗せ、古い屋根ごとを新しい屋根材でまるまる包み込んでしまう工法です。」
既存の屋根材がスレート屋根やトタン屋根で多く用いられる屋根リフォームです。
既存の屋根材の撤去・産廃費用がかからず、期間も短縮されるという特徴があり、廃材が出ないので環境に優しい工法でもあります。
最大のメリットとしては、新しいルーフィング(防水紙)を貼ってから新規の屋根材を葺いていく工法なので、塗装工事ではメンテナンスできないルーフィングまでもがメンテナンス出来ます。
既存の屋根を含めて屋根の防水性が二重になるのも安心できるポイントです。
屋根カバー工法で多く使用される屋根材は、ガルバリウム鋼板なので非常に軽量かつ耐久性に優れています。屋根が二重になっても住宅にかかる負担が少なく済みます。
塗装などで定期的にメンテナンスを行うという考え方ではなく、一度のメンテナンスで長期的に屋根を保護し、費用(ライフサイクルコスト)を抑えられる優れたメンテナンス方法のひとつと言えます。
3.火災保険で屋根カバー工法するには
火災保険と屋根カバー工法を端的にご説明しましたが、ここからが本題です。
屋根カバー工法を行う際に、火災保険を活用するには、大きく分けて二つの条件があります。
自然災害として認定される
そもそも屋根に関する損害を火災保険を活用して修繕するには、以下の災害によって屋根に損害が生じたと認められなければなりません。
風災
風災とは、台風や突風、竜巻、暴風などに伴う強い風によって、屋根瓦や付帯部するものが吹き飛んだり、飛んできた物で屋根や外壁、窓ガラスに穴が開くような損害。
雪災
雪災とは、豪雪による雪の重みによる損害、、または雪の落下による損害、事故や雪崩(なだれ)を指します。
雹(ひょう)災
雹災とは、雹またはあられにより生じた損害のことをいいます。
積乱雲から降る直径5mm以上の氷の粒を雹といい、直径5mm未満のものはあられといいます。
以上の自然災害によって屋根・屋根に付帯部する箇所(棟板金・雨樋など)に損害が認められると保険金が払われます。
注意しなければいけないのが、地震による損害は、地震保険の補償範囲になります。
被害発生から3年以内
火災保険を申請する場合、保険法により保険金の請求期限は、被害発生から3年以内と定められています。
自然災害によって被害を受けてから3年以内であれば保険の申請ができます。
注意しておきたいのは、時間が経ってしまうと、実際に被災した箇所であっても経年劣化と見做されてします可能性が高くなってしまいます。
ご加入している保険会社によっては、保険法の3年以内とは別の請求期間を定めていることもありますので、ご加入されている保険会社に詳しい補償内容を確認をしましょう。
火災保険は、基本的な考え方として「損害箇所」を同じ材料を使用して元の状態に戻す為の工事費用が払われます。
例えば、台風の影響で棟板金が飛んでしまったとすると、火災保険で賄えるのは「破損した棟板金を修理」する費用です。
積雪の影響で雨樋が歪んでしまった場合は、雨樋の修理費用が保険金として払われます。
設置されていた雨樋が「廃盤」になっている場合は、新しいものに交換する工事でも可能です。
このように、火災保険を活用できるのは「損害箇所」という限定的な箇所が大半になります。
屋根カバー工法は、屋根全体を修繕出来る工法ですので、火災保険を活用して行うには「審査のハードルが高い」といえます。
屋根カバー工法で申請が通る事例
火災保険で、屋根カバー工法が比較的スムーズに活用出来そうな事例としては、幾つかありますが、保険会社によって条件や審査基準は様々です。
これらの事例でも通らないこともあれば、これらよりも損害が軽度でも通ることがあります。
参考程度にお考えください。
雨漏り
屋根からの雨漏り。風災や雪災によって部分的な修理が不可能であること。それが経年劣化による雨漏りではないと断定できる場合。
風災
台風や強風の被害によって広範囲の屋根材が飛散、破損。
差し替えや補修では修復出来ない場合
雹(ひょう)災
降雹による広範囲の屋根材の破損
差し替えや補修では修復出来ない数の場合
4.火災保険の申請が通らなかった場合
火災保険は、申請すれば絶対に通るというものではありません。
先述したように、損害箇所の状態によっては、経年劣化と判定されてしまうことや、不正な申請ではないかなどの「厳しい審査」入ります。
屋根カバー工法の申請ともなると費用も大きいですし、確実性はより低くなると考えましょう。
ですが、申請が通らなかったとしても一度の申請で諦めてしまってはいけません。
以下の方法によって再度申請してみましょう。
見積もりを依頼した業者を変える
火災保険の申請が通らない理由として、多いのがこちらです。
申請書類の不備
被災箇所の写真がしっかりと撮れていない
見積もりの不備
損害箇所が経年劣化と判断されてしまう
これらの場合、申請が通らないケースもあります。
保険会社に、なにがいけなかったのかを確認し、申請手続き書類の不備などではないようであれば、見積もりを依頼する業者を変えることも検討しましょう。
火災保険申請は、見積もり、伏せ図、損害箇所や住宅の写真などの保険会社に提供する資料や、状況説明によって「申請が通るかどうかが大きく左右」されます。
火災保険申請に慣れている工事業者に依頼して再度申請してみましょう。
下りた保険金に自己資金をプラスする
屋根カバー工法の申請の場合、損害箇所に対して「工事内容が過剰」だと判断されることは非常に多いです。仮に保険申請が通ったとしても、見積もり金額の満額までは下りないことも多々あります。
その場合は、不足金額を自己負担して屋根カバー工法を行うことが可能です。
火災保険とは関係なく、屋根のメンテナンスは、いずれは行わなければなりません。
屋根カバー工法にかかる費用の満額が下りなかったとしても、不足分を自己負担してでも屋根カバー工法を行った方が、いずれ行う予定の屋根のメンテナンス費用が抑えるという考え方もできます。
5.まとめ
火災保険の申請や手続きは、大変そう、難しそうと思っている方も多いかと思います。
しかし、申請自体は、思っているほど難しくありません。
1.保険会社に電話
2.修理業者に電話
3.申請書類の記入
4.書類・見積もり・写真を郵送
簡略化してしまえば、ご契約者様のタスクは、これだけです。
大事なのは、火災保険の手続きに慣れている業者や担当者を見つけることです。
気をつけなければならないのは、火災保険の申請手続きを手伝ったということで、「下りた保険金の何割かを請求」してくる業者が横行しています。
悪質なケースだと下りた金額の3割をも請求する業者がいるようです。100万円下りたとしても30万円も業者に支払うことになってしまいます。
火災保険で下りた保険金は、あくまでも「ご契約者様に払われる金額」ですので、申請を手伝ったからといって過剰な代金を渡す必要は全くありません!
申請費用として許容できる代金を支払いましょう。
本記事を参考にして頂き、火災保険で屋根カバー工法を行う申請のお手伝いになれば幸いです。
火災保険の見積もりでお悩みになられている方のお役に立てれば嬉しいです。
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