所沢市H様邸 スレート屋根葺き替え工事 ニチハ 横暖ルーフαSちぢみ Cブラック
2022.12.28 (Wed)
BEFORE
AFTER所沢市H様邸 施工データ
| 工事内容 | 屋根葺き替え工事 ニチハ 横暖ルーフαSちぢみ Cブラック |
|---|---|
| 築年数 | 築30年 |
| 施工日数 | 9日間 |
| 工事金額 | 120万円 |
お客様のご要望
今回は 雨漏りが発生している屋根の葺き替え工事 をご依頼頂いたお客様のご紹介です。
天井に雨染みができてしまった雨漏り。コストを抑えつつ一刻も早く対策をと屋根リフォーム専門店ナタリールーフへお問い合わせいただきました。雨漏りしてしまっている屋根の状態をしっかり調査していきます。
担当者より
担当営業 樋口 健
まずは屋根に登り、現状の屋根の状態を調査していきます。H様邸の既存の屋根材はケイミューが製造しているコロニアルというスレート屋根でした。
↓屋根材の種類について詳しく解説
H様は何社か相見積もりを依頼しており、他社からは“屋根カバー工法”で修繕できます！といわれていたようですが、実際に屋根に登り屋根の上を歩くと明らかに沈み込みがありフカフカしていました。これは漏水によりスレート材の下の野地板が腐食してしまっている症状です。屋根の下に敷いてある野地板に腐食が見受けられ、カバー工事を施工出来ない状態でした。雨染みの箇所からして野地板の腐食している部分から徐々に雨水が浸透し、天井に雨染みが出来ていたようでした。
↓雨漏りについて詳しく解説
雨漏りしていてもカバー工事を施工できる場合もありますが雨漏りの期間が長かったり、野地板の痛みや腐食がひどい場合カバー工事では根本的な解決にはならないだけではなく、そもそもカバー工事を施工することができません。H様にヒアリングを行うと、実際屋根に登ったのは弊社だけでした。もちろんお客様のご要望で屋根に登らず調査を行うこともありますが、基本的に弊社では必ず登れる屋根材かしっかりと見極めてから屋根に登り、屋根の状態を確認しています。屋根専門店として、私自身も屋根職人の経験があるからこそ、屋根に登らず高所カメラで見た屋根だけでは屋根の状態が判断できない為、弊社では現地調査を徹底しております。
※よく訪問販売の業者が屋根に異常があるから上がらせてほしいと尋ねてくることがありますが、どこのどんな業者かわからない人をご自宅の屋根に上がらせるのは、おすすめできません。屋根上が見えないのをいいことに、棟板金を故意に剥がしたり瓦を割ったりと悪質な被害が多く見られます。
屋根が気になるような場合は、弊社のような専門店にお問合せください。
↓スレート屋根のメンテナンス時期について解説
屋根
野地板の痛みがひどい箇所 歩くとフカフカします。
棟板金の釘が抜けてきています。
屋根裏の状態 雨染みが確認できます。
今回は屋根の状態を鑑みて屋根葺き替え工事をご提案。
葺き替え工事とは既存の屋根を撤去してから新しいルーフィングと屋根材を葺いていく屋根リフォーム工事です。（野地板の状態によっては既存の野地板に新たな野地板を増し貼りする場合もあります。）既存の屋根材の撤去費用は掛かりますがイチから新しい屋根を施工するのでカバー工法に比べ家への負担も少なく、すべて一度剥がすため野地板が痛んでないかのチェックもできるのがメリットです。
↓屋根リフォームの種類について詳しく解説
以上のご自宅の状態をご報告、屋根葺き替え工事をご依頼いただきました。
現状のご自宅の状態やご希望の耐用年数などをしっかりヒアリングした上でH様邸に合ったルーフィングと屋根材をご提案。
今回H様邸では野地板の腐食が見受けられた為、既存屋根材の撤去後新しい野地板を増し貼りします。
次にルーフィングです。野地板の上、屋根材の下地に使用する防水紙のことを指します。屋根材に隠れてしまいますが屋根の防水の役割を担っているルーフィング(防水紙)は屋根リフォーム工事にあたって最重要といっても過言ではありません。
↓ルーフィングについて詳しく解説
使用させていただくルーフィング(防水紙)は
TAJIMAルーフィング ニューライナールーフィング です。
↓TAJIMAルーフィング ニューライナールーフィングオフィシャルサイト
https://www.tajima.jp/juken/index02_02.html
改質アスファルトルーフィングの先駆けとなった、防水性・耐久性共に他の追随を許さない、最高級の品質を誇る下葺材です。改質アスファルト層を不織布と原紙で挟み込むことで、改質アスファルト本来の性能を十二分に発揮します。 表面に防滑特殊塗料を使用しているため、防滑性に優れています。
↓ニューナイナールーフィングについて詳しく解説
ルーフィングの上に使用させて頂く屋根材は ニチハ 横暖ルーフαSちぢみ Cブラック です。
ニチハ横暖ルーフシリーズは、超軽量・超高耐候・遮熱GL鋼板の屋根材で遮熱性・遮音性にも優れている非常に優れた屋根材となっております。
メーカー保証も最大２５年の長期保証となっており、ナタリールーフの自社保証も１５年付けさせて頂いております。
↓今回使用の横暖ルーフαSの施工の様子です。（動画は葺き替え工事ではなくカバー工法ですが施工方法は変わりません。）
それでは、施工の様子をご覧ください。
↓少しでも屋根・外壁・その他ご自宅のことが気になった方は簡単1分で無料見積もり❗️
施工前、施工後写真
BEFORE
AFTER工事写真レポート
足場着工
足場の組立作業です。
弊社では、安全と職人の作業効率を考えビケ足場を使用しております。
落下や飛散などないよう、しっかりと養生シートを張ります。
屋根葺き替え工事
屋根葺き替え工事を施工していきます。
既存役物撤去
まずは既存の棟板金を撤去していきます。
既存屋根撤去
屋根材を撤去していきます。ルーフィングが劣化してしまっているのが目に見えてわかります。
既存ルーフィング撤去
ルーフィングもすべて撤去し、撤去は完了です。
野地板増し貼り
新しい野地板を増し貼りしていきます。今回は12㎜のラーチ板を使用。
野地板増し貼り
全面の増し貼りが終わりました。
軒先役物取り付け（セットバックスターター）
軒先に役物を取り付けていきます。水切りよって内部に水が入ってしまうことを防ぐ他に、軒先を板金で固定し、屋根材が飛ばされないようにするという重要な役割もあります。
ルーフィング
新しいルーフィングを敷いていきます。
使用材料：TAJIMAルーフィング ニューライナールーフィング
ルーフィング
ルーフィングは屋根防水の要といっても過言ではありません。隙間が空かないよう、既定の重なり幅で全面敷いていきます。
妻側役物（ケラバ水切り）
妻側（ケラバ）部分にも軒先同様役物を取り付けていきます。役物を取り付けることによって内部に水が入ってしまうことを防ぎます。
役物（捨て板水切り）
隅棟と呼ばれる棟部分には隅棟棟捨て板水切りと呼ばれる役物を取り付けます。
役物（棟 樹脂下地）
棟包みを取り付けるための樹脂下地を取り付けます。通常は木材を使用しますがどうしても経年劣化で痩せてきてしまいます。そのため弊社では樹脂製のタフモックを使用。樹脂製のため長期に渡り釘やビスを固定します。
本体工事 ニチハ 横暖ルーフαSちぢみ Cブラック
本体を葺いていきます。
使用材料：ニチハ 横暖ルーフαSちぢみ Cブラック
本体工事 ニチハ 横暖ルーフαSちぢみ Cブラック
雪止め金具は450ｍｍ間隔で千鳥配置で取り付けていきます。
本体工事 ニチハ 横暖ルーフαSちぢみ Cブラック
全体が葺き上がりました。
棟施工
全体が葺き上がったら棟の施工に入ります。
棟施工 棟包み
樹脂下地に棟包みをビスで取り付けていきます。
棟施工 棟換気
棟換気の部分には専用の換気部材を取り付けてから棟包みを上から取り付けます。
棟施工
棟が交わる部分はその場で職人が棟包みを加工し、納めていきます。
完工
全ての工事が完了しました。この後屋根の清掃を行います。
完了検査
清掃後、完了検査を行います。施工ミスがないかしっかりと検査していきます。
完工 ニチハ 横暖ルーフαSちぢみ Cブラック
全ての工事が完了しました。
完工 ニチハ 横暖ルーフαSちぢみ Cブラック
雨漏りが発生してしまっていた箇所もしっかり葺き替えが完了し、雨漏りの心配も払拭されました。
完工 ニチハ 横暖ルーフαSちぢみ Cブラック
ナタリールーフでは工事完了後3ヶ月・6ヶ月・1年・1年毎に定期点検に伺わせていただきます。これからも長いお付き合いをさせていただければと思います。ナタリールーフにご依頼いただき、ありがとうございました。
私が担当しました！
営業
樋口 健KEN HIGUCHI
- 趣味
- プロ野球観戦
- お客様への一言
- 常にお客様目線に立ち、最善のご提案を致します！
- 所有資格
- ・雨漏り診断士
・外壁診断士
・足場組立て等作業主任者
・職長・安全衛生責任者
・フルハーネス特別教育
・ニチハ金属外装施工士
・ROOGA施工技術者
・荷上げ機特別教育修了者
・アステックペイント技術研修会修了
・有機溶剤作業主任者技能講習修了
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